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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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31
「瞬なら大丈夫・・・・あいつやばいくらいに強いから・・・・」
「うん・・・・」
 そんな会話をしてる間にドアが開く。瞬の姿。ちょっと怪我をしているけど、全然平気そう。私達を見ると、親指を上に向ける。本人はかっこよく決めてるつもりかもしれないけど・・・悪人にしか思えない。
「やつら、もぐりだぜ。俺らのこと知らないなんてな。」
「じゃあ続けようぜ・・・」
 修二は何もなかったように、歌本を見ている。まだ、ここにいるの?やつら仕返しとか来ないの?でも、ドキドキしてるのは私だけ・・・裕美も落ち着いて恭二に寄り添って歌の話をしている。
「でも、点数・・壊れちゃったし・・・あぁぁ・・・80点とって裕美にキスしてもらおうと思ったのに・・・」
「あっ・・・じゃあ点はわたしがつけるよ・・・上手かったらキス・・・・」
 裕美が微笑みながら言う。
「じゃあ、歌おうかな・・・」
 リモコンを操作する修二・・・そしてマイクを持つ。
「裕美・・・マイク持ってくれる?」
 裕美にべったりの恭二が甘えるように言う。
「えっ・・・じゃあ・・・佳奈子に持たせるよ。」
 裕美がわたしのリードを引く。それが何を意味するのか理解する。
「ほら、てーぶるの上に寝て・・・さっきみたいに両膝を抱えるの・・・早く・・・」
 わたしは言われたとおりにする・・・・。アソコにマイクが突き刺される。
「あぅ・・・・・」
 情けない声をだしてしまう。でも、それだけじゃない・・・・お尻にも・・・・もう一本のマイク・・・・。
「落とすんじゃないよ!」
 裕美の声に怯えながら、腹筋に力を入れてあそこを締め付ける。引っかかりのないマイクはすこし油断したら抜け落ちそうな感じがする。
「バラードだから、ライト落として蝋燭つけようよ・・・」
 さっきの蝋燭に火をつけて、部屋の電気を消す。裕美の瞳の中で揺らめく炎。そして瞬も恭二も火をつける。その蝋燭をわたしの身体の上に持ってくる。イントロがおわり恭二がマイクに向かって歌いだす・・・。根元まで埋まって、丸い部分だけになっているマイク・・・そこに向かって歌われる。恥ずかしさと息による刺激。トロトロとしたものが、湧き出してくる。落とさないようにアソコを締め付けようとするとかえって異物感を感じてしまう。その太ももやお腹や胸の上にかざされた赤い蝋燭からポタポタと蝋が身体に落ちてくる。
「あっ・・・ひっ・・・熱い・・・・」
 火傷しそうな熱さのものが身体に降り注ぐ。瞬は胸の先・・・恭二はお腹・・・裕美はアソコの丘の部分に蝋を落とす。あまりの熱さに時々からだを動かしてしまう。だんだんお尻のものが抜け落ちてくる。もう半分くらい抜けている。そしてそこまで抜けたものは1ミリずつ外に出ようとする。
「あっ・・・あっ・・・抜けちゃう・・・・」
 気持ちよさそうに歌っている恭二・・・・下手じゃないけど・・・上手いってほどでもない歌・・・でも自分では上手いって思っているみたい。わたしの声を聞いて睨む。でも、抜けちゃったら、どんなことされるの。一度口をつぐむ・・・でも思いなおして・・・裕美を見る・・・・。
「あぁ・・抜けちゃう・・・刺しておしりの・・・・」
「うるせえ!刺してやるよ!」
 歌いながら恭二がいらだった声でいう。そして後ろに入ったものものをぐりぐりと乱暴に動かしながら、ねじ込む。
「あっ・・あっ・・・あっ・・・・」
 反対にアソコのものが抜けそうになる。それに向かって恭二は歌い続ける。裕美の蝋燭はだんだんクリットに近づいてくる。やめて・・・・媚びるような目で裕美を見るしか出来ない。下から赤い蝋燭に照らされた顔は悪魔のように見える。そして、裕美は蝋燭に蝋をためると・・・一気にわたしのクリットにめがけて蝋燭を傾けた。
「ぎゃぁぁ・・・熱い・・・熱い・・・・」
 堪えきれずに揺らす体・・・2本のマイクはその衝撃でニュルンって感じで外に飛び出し、はねる音をスピーカーに伝えながら。床に転がった。

「ごめんなさい・・・・クスン・・・・」
 恭二の前に正座するわたし。見上げると恭二が完全に切れた顔で見下ろしている。
「ゆるいオマンコしやがって・・・・」
 わたしのアソコのあたりを靴先でぐりぐりとする。
「あぁっ・・・ごめんなさい・・・・」
「ごめんなさいじゃないだろ!」
 髪の毛を鷲づかみにして見下ろす。
「ぅぅ・・・ぅ・・・えっ・・・クスン・・・・」
 後は泣くことしかできない。
「お前が淫乱なせいで裕美のキスがおあずけになったじゃねえか!」
「クスン・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・」
「恭二、あとはホテルでお仕置きしようぜ!ここじゃ、お前の好きなアナル調教はできないだろ・・ククッ・・・」
「それもそうだな・・・・本当の調教を教えてやるぜ!このマゾにな!」
 アソコを蹴り上げるようにして、ぐりぐりしていた足を離す。あとはホテルなの?否定しない裕美・・・・。たぶん、そこではわたしだけじゃなく裕美も・・・。恭二はかなり裕美に執着してるし・・・・。
「あぁ・・・だめ・・・裕美・・・・」
「ん・・・・なんで?」
「こいつら・・・裕美まで・・・・」
 わたしのお腹にいきなり恭二の蹴りがはいる。蹴られたところを押さえてうずくまるわたし・・・。
「こいつ・・・・マゾの癖に偉そうな口利きやがって・・・・」
 たぶん、さっきの彼らの計画をばらしたことに怒ってるんだ。
「そんなわけないじゃん・・・恭二がそんなことするわけないじゃん・・・頭おかしいんじゃない?この奴隷・・・」
「だよね・・・裕美・・・・」
「いくよ!佳奈子。」
 わたしの言うことなんか全然信用されない・・・・。そして、今の発言がわたしを責める大きな材料になることも明らかだった。裕美がわたしの方に服を投げる。立ち上がってそれを慌てて身に着けて、部屋を出て行く彼らに従った。その先にひどい調教が待ち受けているのは明らかだった。
 
30
「あの・・・トイレ行きたいの・・・・」
 さっきから尿意を催していた。本当はピアスの時もらしそうだったくらい・・・。
「そこらへんでしろよ!見ててやるから。」
「足を上げてな。犬みたいに・・・。」
 こんなときはしゃぎそうな裕美は黙っている。さっきから泣きじゃくるわたしの傍に座ってわたしの髪を撫でている。わたしは裕美の胸に顔を埋めている。
「いかせてあげようよ・・・」
 彼らを見上げる裕美。
「まぁ・・部屋を汚されても困るからな・・・いいか・・・」
「ありがとうございます・・・」
 心の中からお礼を言う。また見られて笑われるとか思ってたから、すごく嬉しい。裕美が鎖を持って立ち上がる。
「じゃあ・・・行くよ・・・佳奈子・・・・」
「えっ・・・・服・・・・」
「犬は服なんか着ないでしょ?」
「あっ・・・・」
「ハハハ・・・牝犬のお散歩か・・・俺らもついていってやるぜ。」
 男達も笑いながら立ち上がる。また瞬の手にはさっきのベルトが握られている。裕美が鎖を引っ張る。それに導かれるまま歩き出す。4つんばいのまま。後ろからついてくる男達・・・・。
「オマンコ丸見えだぜ・・・」
「もっとケツを振ってあるけ!」
 瞬がベルトで叩く。
「あぁ・・・はい・・・・」
 いやらしくおしりを振るようにする。そして、扉が開けられる。すこし躊躇するわたし・・・鎖は強く引かれる。まわりを見回しながら廊下に出る。お願い・・・だれもいませんように・・・。でも、奥から一人の男・・・・。わたしは目を閉じる。でも、リードの引かれるままに歩く。
「ほら・・・もっとケツをあげろ!」
 靴でアソコを軽く蹴られる。おしりをあげる。
「あぁ・・・・・」
 足音とすれ違う。立ち止まる足音・・・。
「すげぇ・・・・AVの撮影?」
「うぅん・・・こいつマゾなの・・・見られて喜ぶ変態・・・ねっ・・・佳奈子・・・」
「へぇ・・・・」
「わたし・・・好きでこんなことしています・・・」
 顔を上げないままに言う。その顔を裕美が足で上げさせる。
「すげぇ・・美人じゃん・・・・俺・・・みんな呼んでくる・・・」
 足早に向こうに行く足音。そして・・・またリードが引かれるままに廊下の奥に向かって歩き出す。

「こっちよ・・・・」
「えっ・・・」
 裕美は男子トイレに入っていく。タイル張りの汚れた床・・・それを4つんばいで歩く。もう後ろから見ている男の数が増えている。さっきの男が呼んできたんだ。口々にわたしの身体を評価する。
 裕美はわたしを男子といれの和式便器のほうに導く。掃除をしていないのかかなり汚れている。ウンチが端にこびりついているのがわかる。
「ほら、ここでするのよ・・・4つんばいのまま・・・みんなに見てもらってね・・・・」
 便器をまたいで4つんばいになる。汚い部分をさけて・・・足を開いた形になる。
「こぼしたら・・・舐めてもらうよ・・・・」
「あぁ・・・・・」
 ちょっとおしりを落として・・・あそこを便器に近づける。
「汚いおしっこ見てもらうのよ・・・なんか言えないの・・・・」
「あっ・・・・おしっこするの見てください・・・・」
 男達の嘲笑・・・・。そしてわたしのアソコからチョロチョロと小水が漏れ出す。だんだん強くなるながれ・・・直線的に便器に叩きつけられる。しぶきが太ももにかかる。
「本当にしやがった・・・」
「すげえ・・・こんな美人が・・・」
 流れがだんだん緩くなって止まる・・・それからポトポとした水滴が落ちる。
「あぁ・・・あの・・・終わりました・・・・」
 もう顔をあげられない。人間として見られたくない姿・・それをこんなにたくさんの人の前で晒したのだ。目からまた涙が出てくる。
「恭二・・・拭いてあげなよ・・・」
 でも、瞬がわたしの後ろにまわる。自分の奴隷っていう主張?
「ほら、拭いてやるからケツをあげろ!」
 わたしはおしりをあげる。
「もっとだ・・ふけねぇだろ!」
 顔を下げておしりをあげる。汚い床に顔がつきそうなくらい。ようやく瞬はトイレットペーパーをちぎってわたしのあそこにあてる。
「ヌルヌルだから拭ききれないぜ。」
 そんなことを言いながら・・・あそこを拭う。
「たまんないぜ!」
 見ていた一人の男がズボンから一物を取り出してしごきはじめる。こいつら無茶苦茶だ。
「まて、雄介・・・こっちは4人だぜ!あいつらボコっていただいちまおうぜ。」
「ハハハ・・・・そりゃいいや。こっちの犬の姉ちゃんも、4人の方が嬉しいだろ。」
 完全に無法地帯。別の世界に来たような感じ。でも、瞬は落ち着いて立ち上がる。裕美にわたしを引っ張らせて、彼らの前に立ちふさがる。
「行こうぜ。裕美・・・」
 恭二がいう。ぜんぜん瞬の心配なんてしていない。わたしは瞬を振り返る。後ろで喧嘩が始まる。男達の罵声、叫び、うめき、殴る音、蹴る音・・・・倒れる音・・・そんなのが次々に聞こえてくる。そして、裕美にひっぱられるままに廊下を歩き部屋にもどった。
 
29
「佳奈子・・・大丈夫?」
 目の前に裕美の顔。ゆっくりと身体を起こす。夢・・・だったの・・・。でも部屋の様子はさっきのまま・・・そして瞬と恭二・・・。
「起きた?奴隷は?」
「うん・・・大丈夫だって・・・」
 まだ悪夢は続いている。
「あぁ・・・」
「じゃあお仕置きタイム!」
「えっ・・・」
「だって瞬・・53点・・・さっきのお前より下・・・」
 おどけたように恭二が言う。
「うるせえ!機械壊れてんだろ!」
 こぶしで採点する機械を殴る。無茶苦茶な奴。機械のパネルが割れる。
「でも、お仕置きはお仕置きだろ。この奴隷のフェラが下手だったからだろ。」
「あぁ・・・・」
「じゃあ瞬のかわりに・・佳奈子・・・・」
 パチパチ・・・恭二と裕美が拍手をする。
「じゃあ・・・今度・・・わたし・・・」
 裕美が手を上げる。
「はい・・・裕美くん・・・」
「えっと・・・奴隷のくせに・・・ピアスとかしてないのおかしいと思います・・・」
 ブイサインをする裕美。
「いいところに気がつきましたね。でもどうやってするんですか?」
「わたし・・・偶然・・ニードルとか持ってます・・・」
 テーブルの上にニードルとピアスを置く。丸いワッカになった金のピアス。絶対最初からわたしにする予定だったんだ。
「準備がいいですね。先生・・そんな裕美くんが好きだよ~ん。」
 ひどいコントは続く。
「じゃあ・・・決まりってことでいいの・・・嬉しい・・・」
 飛び跳ねる裕美。なんかすごいテンションが上がっている。
「奴隷が暴れないように押さえつけてくれる?」
 座って準備をする裕美・・・消毒液とかをテーブルの上に用意する。瞬がわたしをソファーに押さえつける・・・お絞りが口の中に詰め込まれる。
「うぅん・・・うぅ・・・・」
 恭二は脚を持つ。
「いいぜ!」
「うん・・・佳奈子・・・ちょっとチクってするけど一瞬だからね・・・わたしこういうの得意だから一発で決めるね。」
 右の胸の先を引っ張る。そして・・・キャー・・・・痛い・・・・・目から火花が出るくらいの痛み。恐る恐る・・胸の先に目をやる。ニードルが乳首を貫いている。
「ぅぅ・・・ぅん・・・・」
 涙に濡れた目で裕美を見る。でも裕美は真剣に作業している。ニードルを抜いて、ピアスを通す。またジクッとした痛み。胸の先に血が滲んでいる。消毒をすると次の作業に移る。反対の胸・・・貫かれるのがわかる・・・痛い・・・・涙が溢れてくる。そして同じようにピアスがはめられ・・・消毒液が傷口に沁みる。でも、もう終わりだ。ちょっとほっとする。
「次はクリット・・・・ちょっと痛いよ・・・・」
 股間に裕美が近づく・・・それを大きく目を開いて追いかける。そして、クリットをつままれるのを感じる。必死で暴れる。男達がそんなわたしを制する。お絞りを舌で押し出す。
「きゃぁ・・・やめて・・・お願い・・・やだよぉ・・・やだぁ・・・・」
 お絞りが口から零れて、声を出す。でも、無駄な抵抗・・・。裕美はクリットをねじり上げる。
「しらないよ・・失敗しても・・・・何個も穴開いちゃうよ・・・いいの?」
「あぁ・・・やめて・・・・お願い・・・」
 震える声・・・でもニードルは近づいてくる。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ・・・・」
 飛び上がるような痛みがわたしを貫く。そしてぐりぐりと回されるニードル・・・。悪魔のような裕美の顔に陶酔の色・・・この子・・・こんなことして興奮してる・・・。うれしそうにニードルを抜いてピアスを差し込む。また皮膚を貫く痛み・・・そして消毒をする・・・あそこの中にすこし沁み込む液・・・そのスッとした感覚・・・・・それから傷口にも沁みるような痛み。
「ひっ・・・ひっ・・・・・」
「奴隷らしくなったよ・・・佳奈子・・・・嬉しい?」
「嬉しいです・・・だから・・・もう許して・・・・」
 男達の手が離される。わたしはその場に崩れ落ち、子供のように肩を震わせて泣き始めた。
 
28
「完成・・・やっぱ剃刀とちがって残っちゃうね。」
「まばらになって・・パイパンよりも恥ずかしいな。いやらしい奴隷にぴったりだ。」
「でも・・・さっき恭二が毛に火をつけたときには驚いたぜ・・・」
「めんどうだったから・・一気に焼いただけ・・・」
「俺の奴隷なんだからな!あんま無茶するなよ。あとで使えなくなるじゃん。」
 別にわたしの身体の心配をしたのではない。さっき火がついたとき手で掃ってくれたのは、そのせい?ちょっとでも優しい気持ちあるのかなって思ったけど・・・。自分のアソコを見ると本当に全部ないほうがましなくらい恥ずかしい姿・・・黒い毛がまばらにのこって・・・火傷で赤くなった部分もある・・・それから蝋がアソコの中まで流れ込んでいる。
「でも、奴隷らしくなったじゃん。お礼は?」
「あぁ・・・ありがとうございます・・・・」
 お礼をいう。こんなことをされて・・・・。そして彼らは笑う・・・悪魔のように・・・・。わたしは涙をこぼすことしかできない。
「じゃあ、次は瞬・・・・」
「あっ・・・俺・・・・」
「また、つながりながら歌う?奴隷が待ってるぜ。」
「いや・・・フェラをさせようかな。さっきのセックスで出しちゃったし・・・」
 えっ・・・あんな大きいの・・・・。瞬がゴムを取る・・・さっきほど元気じゃないもの・・・白濁した粘液に包まれて光っている。
「ほら、奴隷・・・こっちへ来るんだ。」
恭二が瞬の足元に私を連れて行く。本当に犬になったような気がする。無力な自分・・・。
「ほら、綺麗にするんだ。お前のせいで汚れたんだぜ。お前が淫乱だからだ。わかるな!」
「はい・・・クスン・・・わたしのせいで汚れたもの・・・綺麗にさせてください・・・」
「フフフ・・・ちゃんと咥えるんだぜ・・・」
 わたしは根元に手を添える。それから、先に舌を近づける。生臭い匂い・・・舌をつけるとピリッとした苦い感じ・・・。
「瞬・・・曲入るぜ・・・」
「おぅ・・・80点なかったらお前のせいだからな。」
 瞬はわたしを見下ろしてマイクをもつ、そしてイントロがおわり、瞬のがなりたてるような歌が始まった。わたしはアイスクリームを舐めるように根元から先へと舌を這わせ続ける。口のなかに吐きそうに生臭い粘液を感じながら・・・・。

 こいつ下手・・・すごい音痴・・・・。ヒップホップ系の歌・・・ドラえもんのジャイアンの歌ってこんな感じって思うほど・・・。でも、ホントはそんな余裕はない。肉棒は元気になって、もうわたしの口の中に無理やり突っ込まれていた。
「ぐぅぅ・・・ぐぅ・・・・」
 瞬の大きな手がわたしの前髪をつかんで前後に動かす。その度に喉を突かれる。早く終わって・・・。でもこの歌って長い・・・・。瞬は乗っているのか、リズムに合わせて・・・わたしの顔を動かす。わたしの唇が男根を咥えたままスライドする。顎が外れそう・・・口の端から零れるよだれが止まらない。朦朧とした頭の中に裕美の声だけがはっきり聞こえてくる。
「いやらしいね。そんなに男のもの好きなの?」
「おしりまで振って・・・牝犬っていうより牝豚だねっ・・・」
「あそこトロトロじゃん。見て見て。垂れてるよ・・クスッ・・・」
「ケツの穴までヒクヒクさせて・・・欲しいの・・・おしりに・・・」
 意識が飛びそうな頭の中・・・そして唇にドクドクとした脈動と喉の奥に熱い粘液が発射されるのを感じて・・・闇の中に落ちていった。
 
27
「何点かな?」
 得点がスロットのように廻り始める。まず10の桁に5が止まる。それから一の桁・・・4・・ゆっくりと5になって止まる。55点。
 わたしは瞬の膝に座っている。やさしくいたわるように瞬が後ろから抱きしめている。点数・・・死刑宣告の瞬間だ。
「はい、罰ゲームきまりっ・・・」
 おどけたように恭二が言う。
「オマンコは90点なんだけどな。」
 満足したように、瞬が言う。もう、男根は抜かれていたが、まだ胸を揉んでいる手・・・わたしは感じきった体をゆっくりとくねらせている。あそこにはまだ異物感が残っている。
「何にする?罰ゲーム・・・」
「はい・・・」
 恭二が手を上げる。
「恭二くん。」
 先生が生徒を指すように裕美が恭二を指差す。恭二もその乗りで立ち上がる。
「僕は・・・奴隷にオマンコの毛はいらないと思います。」
 子供が答えるようにふざけて言う恭二。
「そうねっ。奴隷のくせに毛を生やしてるなんて生意気ですね。でも、剃刀とかありません。困りましたね。」
 あくまで、大うけしながら先生役に徹する裕美。それと生徒役の恭二。
「抜いたらいいんじゃないでしょうか?」
「でも、この奴隷・・・モジャモジャです・・クスッ・・・全部抜くのは大変です。」
 そんなに濃くない。心の中で言う。でも、口にできない。瞬の片手がわたしのアンダーヘヤーを触り始める。
「ウーン・・・じゃあ燃やしちゃおうか?」
 えっ・・・裕美・・・何を言い出すの?
「あっ・・・それはいい考えだと思います・・・」
「あぁ・・・だめっ・・・・」
「奴隷も喜んでるみたいだし・・そうしようか?」
 裕美がかばんの中から、赤い蝋燭を取り出す。
「あっ・・・丁度3本あります・・・一人一本ですねっ・・クスッ・・・・」
 裕美が蝋燭を恭二と瞬に配る。
「じゃあ・・・佳奈子・・・テーブルの上に寝て・・・仰向けにねっ・・・」
 そんな・・・恨むように裕美を見ながら、瞬の膝の上から降りてテーブルの上に・・・ガラスのテーブルの冷たい感触をおしりに感じる。そのまま、天井を見るように身体を後ろに倒していく。
「膝の裏を持って・・・脚を開くの・・・」
 裕美がポーズの指定をする。そのとおりにポーズをとる。まだ、締まりきらずにぽっかりと口をあけたあそこをみんなの目の前に晒す。新しい羞恥がわたしを支配する。
「じゃあ・・・先生がお手本を見せますね。」
 瞬のライターで蝋燭に火をつける。ダウンライトの部屋は、そのオレンジ色の灯りで幻想的な空間になる。
「まず・・・奴隷にお願いさせます・・・無理やりやってしまうとなんか虐めてるみたいで気分が悪いからです。」
 あぁ・・・そんな・・・・。
「でも、普通奴隷は本当はしてほしいのに・・・して欲しいっていいません・・・だからこうするの・・・」
 クリットを片手で剥いて・・蝋燭を近づける。
「焼いちゃうぞ!」
「ひっ・・・ひぃ・・・・」
 敏感なクリットに炎の温度を感じる。
「あっ・・・あそこの毛・・・処理してください・・・お願いします。」
「ねっ・・・こうすると本当の欲望を口にするの・・・マゾだからね・・・じゃあ焼いて見ましょう・・・」
 私の毛のあたりに蝋燭の炎をもっていく、わたしは恐怖の目でその炎を追いかける。蝋燭が止まるとチリチリという小さな音・・それから毛の焦げる嫌なにおいが鼻をくすぐる。
「ひぃ・・・ひぃ・・・熱い・・・あぁ・・ひっ・・・・」
 毛の燃える熱さ・・それから時々蝋が落ちる。でも、動いたら本当に燃やされちゃう。じっと耐えているしかない。
「じゃあ、みんなもやってみましょう。フフ・・・」
 裕美の言葉を合図にして、3本の蝋燭が集まる・・・そして思い思いにアソコの毛を焼き始める。蝋燭の柔らかい光にわたしの下腹部が照らされる・・・そして落ちる蝋・・・・その度に小さく声を上げてしまう。わたしは涙を流しながら、アソコの毛が焼かれるのを待ち続けた。
 
26
「いれてやるぜ!」
 わたしの身体が瞬に手繰り寄せられる。腰を持つ手・・・。また、さっきのように後ろ向きにさせられる。
「ケツをふってお願いするんだろ・・・」
「あぁ・・・わたしの淫乱なアソコに太いの入れてください。」
 おしりを左右に振る。もう娼婦のようになろうって決めていた。どうせ犯されるんだ。今は油断させるの。自分を説得する。
「フフ・・・いやらしいケツだ・・・ゾクゾクするぜ・・・」
 円を描くように動かしているおしりを撫で回す大きな手。
「あん・・・入れて・・・お願い・・・」
 出来る限り色っぽい声を出す。
「フフ・・・そんなに欲しいか・・・淫乱なマゾが・・・」
 嬉しそうに言うと、また腰をつかんで自分の前に引き寄せる。ちょうど凶暴なものがわたしのあそこに当たるくらいの位置でわたしの腰を押し下げる。その先端がわたしの亀裂にあたる。
「あっ・・・」
 ビリッとしたものが背筋を走る。そのまま太い先端に私の液を擦り付けるように動かす。クリットにまで固いものが当たる。じらすように何度も何度も擦り付ける。わたしのお尻の動きを楽しむように・・・。
「あぁん・・・早く入れて・・・・」
 じらされる焦燥感に自分からおねだりをする。どこまで演技なのか自分でもわからなくなる。心の奥底で貫いて欲しいと感じている。本能的な欲求。
「入れてやる!」
 瞬のものがわたしの亀裂の1点を捉える。丁度開ききった唇の辺り。そのまま腰を引っ張る。押し広げるように塊が入り込んでくる。
「あぁぁぁぁん!」
 演技ではない本当の喘ぎ。塊はわたしの体重で奥へと入ってくる。息が詰まりそうな充足感・・・身体の空間全てが埋められるような・・・。男の人を受け入れるのは初めてじゃないけど、処女のような痛みさえ感じる。口をパクパクさせて耐えるしかない。でもその間も奥へ奥へと突き進んでくる。
「あっ・・・あっ・・・壊れちゃう・・・壊れちゃう・・・・」
 もう、演技どころではない。ただでさえ大きいのにゴムについたイボがわたしの身体の中を撫でる。
「気持ちいいだろ!嬉しいんだろ!」
 もう、瞬の手は腰に添えられているだけ、わたしの腰がくねってうれしそうに塊を飲み込んでいく。奥に当たるような感覚で動きがとまる。もう肩で息をするだけ・・・。汗が全身に浮かんでくる。
「ほら、マイク・・・」
 裕美がそんなわたしにマイクを渡す。えっ・・・絶対無理・・・。でも、マイクを受け取ってしまう。
「佳奈子の好きな歌いれといたよ・・・」
 数年前に流行ったバラード・・・そのイントロが流れる。
「80点以下はお仕置きだからな!」
 恭二が裕美の横で言う。もう、裕美の肩を抱いている。イントロが終わって画面に歌詞が出る・・・そして白い歌詞の文字が一文字づつグリーンになっていく。すこし遅れて歌いだす。でも長くは歌えない。瞬がわたしの腰を持って・・・上下に動かし始める。
「あぁぁん・・・だめぇ・・・あぁん・・・動かさないで・・・うぅ・・・・」
 マイクに向かって甘く喘いでしまう。それにエコーがかかってスピーカーからながれる。まるでAVのような声・・・それからはぁはぁという荒い息遣いまでマイクは拾う。
「おもしろ~い。あんま笑わせないでよ。ほら80点以上だよっ・・お仕置きされたいの?」
 裕美が畳み掛けるように言う。完全にSモード。また歌おうとするけど声にならない。瞬が激しくわたしを突き上げる。その手は胸に移っている・・・激しく揉みしだきながらわたしの身体を上下させる。わたしの歌はまるでテレビで見たジェットコースターに乗りながら歌う芸人のようになっている。
「おっかしい・・お腹痛いよ!」
 お腹を抱えて大うけする裕美・・・・そして・・その横で裕美に追従する恭二・・・瞬はわたしの身体を激しく突き上げる。わたしの腰もいやらしく動きはじめる。イボイボが膣壁を撫でる。ハッ・・ハッ・・・っていう瞬の息遣いが早くなっていく・・・。あそこからの快感・・・・わたしは頭の中に白い空間が訪れるのを感じながら・・・上下に跳ね続けた。
 
25
「つぎ・・・佳奈子だよ・・・」
 わたしの前にマイクが転がる。おしりがまだジンジンする・・・。震える指でマイクを握る。でもこんな状況で歌えるわけない。
「なんにする?80点ないと罰ゲームだから。」
「俺が決めてやろうか?」
「いいです・・・わたし・・・」
 簡単そうな歌を心の中で考える。うん、ちょっと古くても歌詞を覚えてるくらいのほうがいい。
「俺が手伝ってやるよ。つながりながら歌うなんてどうだ。」
 瞬が欲情した目でわたしを見る。
「それ、いいじゃん。嬉しいでしょ・・佳奈子・・・」
 大うけする裕美。
「う・・・うれしいです・・・」
 もう心が折れてしまってる。逆らおうなんて気がしない。瞬がズボンと下着を一緒に脱ぎ捨て、ソファーに座る。
「ほら、跨るんだ・・・マゾ女!」
 瞬の傍に立つと大きな手がわたしの腰をつかんで後ろ向きにさせる。そのまま、腰を引っ張られ下に降ろしていく。下を見ると、大きく凶暴なものが屹立している。それはわたしが今までに見たことの無いくらいの太く大きなもの・・・。
「あぁ・・・・」
「大きいだろ・・・・」
 嬉しそうに言う瞬・・・片手でその根元を支える。もうアソコに触れそうなくらい・・・こんなの入るの?そう思うくらいの大きさ。
「こいつの黒人並みだからな・・・」
「あっ・・・待って・・・ゴムつけてよ!」
「えっ・・・」
 急に裕美が言う。
「なんだと!」
 声を荒げる瞬。
「牝犬ってすぐ、誰の子供かわかんないの孕むから、飼い主として困るんだよね。」
「こらぁ!なめてんのかこのアマ!」
 大きな声を上げる瞬。でも裕美は座ったまま、コーラを飲んでいる。
「瞬。いいじゃん、つけてやったら・・・」
 恭二が止めに入る。そして耳元でなんか言う。
「でも、恭二。こいつさっきから、おれらのこと!」
 裕美は負けずに瞬を睨む。この子、気が強すぎ。
「いいから、いいから、牝犬ちゃん待ってるよ。太いの入れて欲しいって。」
 恭二が言ってわたしを瞬の前に押し出す。気まずい空間・・・。わたしはその空気をとりなそうとしてしまう。腰を出来るだけいやらしくくねらせてみる。瞬の反応を見ながら。そう、もうわかったよね。こいつらの危険さ・・・裕美・・・逃げようよ。心の中で裕美に呼びかけながら。
「まあ・・・いいか・・・」
 瞬もまたわたしの身体を見る。
「佳奈子・・・これつけてあげなよ。」
 裕美がわたしに小さな丸いビニールに包まれたものを渡す。それがゴム製品だってわかる。それを瞬に渡そうとする。
「あの・・・つけてください・・・それからわたしのあそこに入れてください・・・」
 瞬の反応を見ながら言う。
「奴隷がつけるんだろ、普通。」
 不機嫌そうに言う。
「あぁ・・・つけます・・・」
「つけさせていただきますだろ!」
 わたしの髪の毛をわしづかみにして引っ張りながら言う。そんな乱暴な行為をしながら、股間のものが元気を取り戻していく。こいつって本当にサディストなんだ。わたしはビニールの袋をちぎって中のものを取り出す。そのまま、瞬の前に膝まづく。うやうやしく瞬の先端にゴムを被せる。
「口でやるんだぜ。」
 ピンクのゴムは今までみたものよりもごつい感じがする。それから、瞬のものの大きさを目の当たりにする。子供の手首くらいの太さ・・・それに長い・・・いままで見た男性器とはまったく異質の凶暴さ。それにすごくごつごつしている。こんなのを入れられたら壊れちゃう・・・そんな恐怖さえ感じる。
「あぁ・・・つけさせていただきます・・・・」
 先端に口をつける・・・そして、唇を前に押し出していく。顎がはずれそうなくらい口を開いて・・・・・。えっ・・・唇の裏に違和感・・・なんかつぶつぶしたものを感じる。裕美を見ると、いたずらっぽく笑っている。もしかして・・・・。限界まで押し込んで口を離す。まだ半分しか入っていない・・・かなりがんばって咥えたのに・・・・。でも、そのかぶっているものに目を奪われる。
「イボつきか・・・こりゃいい・・フフ・・・佳奈子が狂っても知らないぜ!」
 満足そうに瞬が言う。もう機嫌は直ったみたい。
 でも、初めて見る・・・ゴムの表面にたくさんのイボがついている。こんなので突かれたら・・・・。怯えるわたしの髪を瞬の大きな手がつかむ。
「まだ、半分だぜ!てつだってやる。」
 わたしの唇を自分のものに当たるようにする。そのまま、髪を引っ張る。口を塞ぐ大きな塊・・・・。
「ぐぅぅ・・・・・・」
 大きな目を開けて上目遣いで瞬を見ることしか出来ない。そして、その塊はどんどん奥まで入り込んでくる。
「げぇ・・・ぐぅ・・・・」
 苦しい・・・喉まで入り込んでくる。そして、喉の奥に当たって・・・手が離される。わたしは仰け反るように、口を離す。
「ごほっ・・・げほっ・・・・」
 せきこむわたしを、嬉しそうに瞬は見下ろす。そして、わたしは咳き込みながら主人の折檻を恐れる奴隷のように切なげに瞬を見上げるのだった。
 
24
 パチパチ・・・みんなが拍手をする。裕美が歌い終わって席に戻ってくる。最近の歌姫の歌・・・すごく上手い・・・それもダンスつき・・・裕美にこんな一面があったなんて知らなかった。有名な歌だけど裏声と地声の使い分けがすごく難しそうな歌・・・でもさりげなく歌い上げる。会社ではみんなで歌ってるのしか聞いたことがなかった。こんな場面なのに聞き入ってしまった。男達2人もそうみたい、あっけにとられた顔で裕美を見ている。点数ボードがまわり始める・・・90点でとまって・・・また上がり始める・・・最終的には97点で止まる。
「うん・・・わたしはクリアーだね。」
 当然のように言う。80点以下だと罰ゲームって取り決めだった。そしてクリアーすると王様・・・中から一人選んで命令できる。変則的な王様ゲームだ。それも番号なんて決められてない。
「じゃあ・・・わたしが王様だねっ・・・えっと・・・佳奈子・・・裸になってこれつけて・・・・」
 テーブルの上に置かれる首輪・・・それと鎖・・・・。
「えっ・・・・・」
「フフ・・・こりゃいいや・・・」
「牝犬になってもらうってことだね。王様の命令だぜ!早くしろ!」
 のろのろと立ち上がって、服を脱ぎ始める。Tシャツを脱ぐと・・・胸が零れる・・・みんなに背中を向けたまま・・・スカートに手をかける・・・・ホックを外してファスナーを降ろし腰から取ると・・それだけで全裸になってしまう。ホテルとかじゃなくカラオケボックスのような日常の空間で全裸になることが羞恥心を増大させる。
「ほらこっち向けよ!」
「見てもらいなさい!佳奈子のいやらしい裸!」
 わたしは震えながら振り向く、そのまま彼らの方を向いて首輪を手に取る・・・・。髪の毛を書き上げて、首輪を首に当てる。両手を使ってるから身体を隠すこともできない・・・必死で脚を閉じるだけ・・・・。
「おもったより胸・・大きいじゃん・・・」
「見てみろよ・・・乳首立ってるぜ・・・フフ・・・・」
「見られてうれしいのよ・・・そうでしょ?マゾの佳奈子・・・」
「あぁ・・・・」
 急いで首輪をつけ終わって、胸とあそこを手で隠す。その首輪に瞬が立ち上がって鎖をつける。
「フフ・・・牝犬の出来上がりってわけだ・・・ほら、隠すんじゃない・・・」
 手を後ろに回す。立ったまま、全員の視線を身体に浴びる。恥ずかしい・・・・わたしだけ全裸・・・本当に奴隷になったような気がする。その身体を嘗め回すように視線が這い回る。瞬が自分のベルトを抜く。
「牝犬は立たないだろ!」
 乱暴な口調。裕美に対する苛立ちをわたしにぶつけてるのかも。わたしはその場に4つんばいになってみんなを見上げる。
「ほら、ケツをこっちに向けろ!」
 瞬は言いながら、2つにたたんだベルトでわたしの背中を撫でる。言うことを聞かないと叩くぞっていう意思表示だ。それを感じて反対を向く。後ろから見られるのも、恥ずかしい。
「ケツをあげろ!」
 軽くベルトがおしりの上で跳ねる。痛いとかいうわけじゃないけど、皮に金属がたくさんついたベルト・・・こんなので叩かれたらって恐怖を感じる。顔を両手を重ねた上に伏せて、お尻を上げる・・・。
「いいケツしてんじゃん。腰もくびれてスタイル最高じゃん。」
「それにクク・・・尻尾まで生やしやがって・・・」
 おしりからローターの紐が垂れている。わたしの身体に対する評価を口にする男たち。顔を真っ赤にすることしか出来ない。
「こうすれば、もっと面白いよ。」
 裕美がローターのスイッチを入れる。ブーンって音をたててローターが腸の中で暴れだす。
「あっ・・・・あっ・・・・あぁぁ・・・・」
 堪えようとしても声が出てしまう。おしりを振ってしまう。みんなの笑い声・・・でもアソコはとろとろとしたものを溢れさせる。
「オマンコ・・・ドロドロじゃん。」
「こいつアナルマゾ?」
「きたねえな・・・」
 いきなりベルトがわたしのお尻に当たる・・・ピシッ・・・乾いた音・・・ジーンって痛み・・・以前受けた鞭とは全然違う・・もっと奥までしみこむような痛みだ。
「うっ・・・あぁ・・・・」
 あまりの痛みにおしりを下げてしまう。
「下げるな・・・マゾ!」
 またベルトを振るう。やめて・・・痛い・・・。
「あっ・・ひっ・・・許して・・・・お願い・・・」
「キャ・・・キャッ・・・・」
 裕美はわらってるだけ・・・。そして哀願しても振り下ろされるベルト。ひっしでお尻を上げる。
「なぁ・・嬉しいんだろ・・・こんなにしてもらって・・・マゾ女が・・・」
「あっ・・・嬉しいです・・・あぁん・・・叩いてもらって嬉しいです・・・」
 涙声で言う。そんな自分の態度とか言葉が相手をもっとサディスティックにするなんて知らずに・・・。
「そうだろ・・・お礼もいえないのか!」
「ぅぅ・・・ごめんなさい・・・ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
 うなされたように言葉を口にする。そのわたしのお尻に瞬の哄笑とともに何発ものベルトの洗礼が降り注いだ。
 
23
「今日はついてるな。」
 裕美がいなくなった席で男達の会話が始まる。
「うん、モデル級とアイドル並みの女だもんな。いつもの奴隷と質が違うぜ。」
「だけど、恭二・・・あの女ちょっとタカビすぎないか?」
「いいじゃん・・・」
「おれはちょっとむかついてんだけど。恭二はああいうの好きだもんな。」
「ああ・・・クールな感じがな。あとで、その仮面を崩すのが最高!」
「フフ・・・そうだよな・・・冷たくされればされるほど燃えるからな。責めもきつくなる。」
「いつものとこでいいだろ・・・この後・・・」
「ああ・・・そのあとでホテルだな・・・あの女がどんな顔で悶えるか考えただけでぞくぞくするぜ。」
 その間も指はわたしの身体をいじり続ける。もう、亀裂に入り込んだ太い二本の指がクチュクチュと出し入れされる。遠くに裕美の姿が見える。なんとかいっしょに逃げないと・・・・。
「言うんじゃないぞ。今のこと・・・・」
 でも、瞬はわたしにドスの聞いた声で脅しを入れるのを忘れなかった。裕美が笑顔で戻ってきて、また恭二の横に座り、2人は恋人どうしのようにしゃべり初めた。


「このあとカラオケ行かない・・・いいとこあるんだ・・・」
 恭二が口を開く。
「いいねっ。」
 さくらのように瞬があいづちを入れる。さっきの打ち合わせどおり。
「どうしようかなぁ・・・」
 あくまでかわいい仕草で裕美は考える。
「なんでもありのボックスなんだ。監視カメラとかないし・・・。何をしても大丈夫なんだ。この前もそこでレイプしたしね。そこで佳奈子にいろいろして遊ぼうよ。俺らももう限界だしな・・・」
「そうそう・・・もう爆発寸前・・・こんな色っぽいの見せられたら・・・」
「それもいいかなっ・・・佳奈子も交尾されたいみたいだし・・・ホテルとかは嫌だし・・・・」
「でしょ・・・決まり・・・・」
 やばいよ・・・裕美・・・・目で合図する。でも、裕美はそのわたしに気づかない。4人は席を立つと、入り口の方へ向かう。その間もお客やボーイたちの目がわたしたちに集まるのを感じた。美女と野獣・・・そんなアンバランスな感じに写るんだろう。その視線を感じながら、わたしは瞬に寄り添って歩き続けた。裕美をどうやって助けるか考えながら・・・・。

 だいぶ歩いたと思う。その間・・・気まぐれにわたしの身体をまさぐる指・・・身体の熱さは沈められないでいる・・・。もう、あそこはずっとジュースを垂らしている。そして、人影の少ない道・・・その倉庫のような建物の並んだ中に赤と青のチューブネオン・・・壁には無数の落書き・・・・。その中にわたしたちは入っていく。フロントには、疲れたようなおばさんが一人・・・やりきれないものを見るように陰鬱な目をわたしたちに向ける。恭二がおばさんから、鍵とマイクを受け取る。そして、慣れた足取りで店の奥に入っていく・・・。その後に続くしかない。時々、すれ違う若者たち・・・一様に不良っぽい格好をしている。まるで、物語の悪のアジト・・・そんな雰囲気が漂う。饐えたような匂い・・・タバコの煙がしみついたような壁・・・・そこらじゅうに幼稚な落書き。その中の一つの部屋にわたしたちは入る。
「へぇ・・・すごいじゃん・・・・」
 しきりに感心する裕美。この子・・・わかんないの・・・もしかしてお嬢様だからこいつらみたいな奴初めてなの。でも、瞬も恭二もわたしと裕美が話せないようにする。
「ちょっと汚いけど・・・佳奈子で遊ぶには最高だろ・・・」
「だよねっ・・・・」
 裕美は無邪気にソファーに座ってはねるようにする。狭くはない部屋だ。でも、カラオケとライトとソファーとテーブルだけの殺風景な部屋。いつも行くボックスみたいにいろいろな趣向はこらしてない。分厚いカラオケの本は端がよれたようになってテーブルの上に無造作においてある。それから、マイクとカラオケのリモコン。
「でも、曲は最新だぜ。」
「うん・・・・」
 裕美が本を手に取り、前の方をペラペラとめくる。新譜のページを見ている。
「なんか買ってくるね。ここセルフだから。」
「わたし・・・コーラ・・・・カロリー0のやつ・・・」
「俺・・・ビール・・・・」
 瞬が裕美のけだるそうな仕草にカチンと来てるのがわかる。それを恭二が目で制する。
「佳奈子は?」
「あっ・・・ウーロン茶でお願いします・・・・」
 そう、アルコールなんて飲んでられない。わたしのオーダーを聞くと、瞬は苛立ちを隠すように部屋を飛び出した。わたしは嫌な予感がますます強くなるのを感じながら、無邪気にはしゃぐ裕美を見つめた。
 
22
「かんぱ~い。」
 今っぽい居酒屋のすこし奥まった席。わたしたちはテーブル席に座っていた。裕美の隣には恭二、わたしの隣には瞬が座っていた。男たちはしきりに裕美の機嫌をとろうと中身のない会話をする。
「でも、最初佳奈子を見たとき、モデルかなって思ったよ・・・」
「うんうん、すごい美人だもんな。」
「それが、ちょっと様子おかしいなって・・・」
 それで、スカートの中覗くの・・・。最低・・・。そう思う・・・でも笑みは絶やさない・・・。これがわたしの悪いとこだって気づいてる。
「まさか、マゾだなんてな・・・」
「うんうん・・・」
「いいでしょ・・・この奴隷・・・」
 裕美が口を開く。
「でも、裕美もSには見えないな。」
「そうかなぁ・・・・」
「かわいいっぽいから・・・」
「こいつみたいにどSですって顔してれば別だけど・・・」
 恭二が瞬を指差す。
「うるせえ!お前だって鬼畜だろ!この前、彼女呼び出して・・・」
「あっ・・・あれは元カノ・・・・」
「こいつ、俺らを呼び出してレイプさせるんだぜ。」
「あいつが悪いんだよ。キャバで働かせようとしたら嫌がるから・・・ちゃんと話までつけといたのに。おまえらだって楽しんだだろ。」
「ああ・・・何してもいいってお前が言うからな。」
「完全に鬼畜じゃん。4人で3日も監禁してさ・・・ケツの穴まで何度も犯して・・・最後は排泄物まで食べさせてたじゃん。」
 恐ろしいことを自慢話として話す。こいつら、ほんとにやばいよ。でも、裕美は笑いながらその話を聞いている。同類なの。裕美。それから、こいつらの話にわたしの身体も反応する。酷いことされる自分を想像して、身体が痺れる。その身体を瞬の手が這い回る。最初は遠慮がちに太ももを撫でてただけなのに、だんだん裕美とわたしの反応を見ながら・・・大胆になっていく。今は胸をタプタプと揉んでいる。
「あぁっ・・・・・」
「でも、胸大きいよな・・・Fとかそういうのかな・・・」
「あぁっ・・・Dです・・・・」
「シャツから乳首が浮き上がってるよ。感じてるんだろ・・・・」
 耳元でささやく声。時々、耳を舐める舌。ぞくっとしたものが背筋を走る。
「あぁん・・・・・」
 小さく声を上げてしまう。向かいの席では恭二と裕美が盛り上がり始める。恭二がいろいろな話をして、裕美の笑い・・・なんかいい感じになっている。だめだよ・・・こいつら・・・わたしも若い時遊んでたけど・・・ゲーム感覚で女をものにする男達・・・そいつらと同類・・・いえ・・こいつらはそれ以上に・・・・女の子を傷つけることに楽しみさえ覚えている。でも、指はもっと核心的な部分に滑り込んでくる。わたしの身体を値踏みするように・・・今夜の獲物を確かめるように・・・スカートの中に滑り込んでくる。
「あぁっ・・・だめっ・・・・」
「もう、ぬるぬるじゃん・・・あとで太いものぶち込んでやるからな。」
 胸とアソコを撫でる手。獲物に満足したのか・・・やさしく愛撫し始める。
「こっちはどうかな・・・ほら腰を浮かせろ・・・・」
 すこし腰を浮かせる・・・・おしりの割れ目に滑り込む指。その指がローターの紐に触れる。
「だめっ・・・だめっ・・・・」
「これはなにかなっ・・・・」
 うれしそうな声。それから紐を引っ張る。小刻みに揺らすようにして・・・・。
「あぁ・・・・あぁん・・・・・」
「ケツも好きなんだな。変態女!」
「あぁ・・・あっ・・・・・」
 出る直前まで引っ張られて、離される。にゅるんとまた飲み込む。まるで身体の芯がいじられてるような刺激。
「何とかいえよ!」
 もう片方の手がクリットを抓る。引きちぎるように捻る。
「や・・・やめて・・・わたしはお尻でも感じます・・・・・」
「ははっ・・・こりゃいいや・・・・かわいがってやるぜ。」
「あぁ・・・あっ・・・・・」
 わたしは短い喘ぎをもらしながら、その愛撫に身を任せるしかなかった。目を上げるとトイレのため立ち上がる裕美の軽蔑するような視線がわたしの胸に突き刺さるように感じた。
 
21
「あっ・・・バック落としちゃった・・・拾ってくれる?」
「あぁ・・・・」
 雑踏の中で裕美が言う。わざと落としたのだ。しゃがんだらわたしがどんな格好になるのか知ってて・・・。
「はやく拾ってよ!」
「はい・・・・」
 周りを見回しながら、後ろからの人が少なくなるのを待つ。それでなくてもさっきから視線がわたしに集まるのを感じていた。すれ違う男の人達がチラチラとわたしの太ももを見ていく。
「はやくぅ・・・・」
 一瞬でしゃがんで立ち上がる。おしりが丸出しになったのがわかる。それを見ていた人がいることも、後ろから追い越した男がニヤニヤと笑っている。
「ありがと・・・・佳奈子・・・でも、こんなとこでお尻丸出しなんて・・・くすっ・・・・」
「うっううぅぅぅ・・・・」
「早く行きましょ。」
 お姉さん口でわたしに言うと、また歩き出す。階段、エスカレーター・・・わざとって思うくらいそういうところを通る・・・。その度に後ろをバックで隠す。さっきから男の人がついてきてるような感じがする・・・携帯を取り出して・・・もしかして撮ってるの・・・。後ろを睨むと、あわててメールを打っているような振りをする。
「裕美・・撮られてるの・・・」
「ふぅん・・・・」
 興味のない返事・・・・。
「いいじゃん・・・べつに・・・・撮ってるだけなんだから・・・サービスしてあげたら・・・」
 わたしの背中に手をあてて、上半身を前に倒す。スカートがあがり、おしりが半分丸見え・・・あぁ・・・だめっ・・・。
「ほら、だれが隠していいっていったの?」
「あぁ・・・・そんな・・・・」
 手を離す・・・おしりが半分見えてる・・・・その中央からローターの紐が垂れてるのまで見えてるはず・・・。数段下をわざと遅れて歩いている男達が口々になんか喋っている。絶対・・・わたしが下着をつけていないことが話題になっている。
「フフ・・・おしり丸出しだね・・・いやらしい・・・みんな見てるよ・・・佳奈子のケツ・・・・」
「あぅ・・・・」
 耳元で羞恥をあおるようにささやく。もう気が遠くなりそう。なのに・・アソコは痺れてしまう。ようやくエスカレーターがおわる。普段は一瞬の距離なのにすごく長く感じた。もう、改札口はすぐそこ・・・。この場から逃れたくて、歩くのを早くする。でも、裕美はそのままのスピード・・・早く歩いて・・・心の中で言う。その私達のすぐ後ろに駆け足の靴音・・・それも2人。
「ねぇ・・・・・彼女たち・・・」
 若い男が2人・・・私たちに話しかけてくる。
「みたよ・・・ケツ丸出しじゃん・・・」
 馴れ馴れしく話しかけてくる。わたしは無言で裕美の方を見る。
「うん・・・こいつ露出狂だから・・・ねぇ・・佳奈子・・・・」
「・・・・・」
 チラッと男達を見る。若い男・・・金髪に顎鬚・・・それから耳に3つのピアス・・・その銀色の輝きが目に残る。その隣に茶髪の長髪・・・。無視するように歩速を早める。裕美・・・相手にしちゃだめ・・・。
「佳奈子っていうんだ?・・このケツ丸出し女・・・」
 金髪が馴れ馴れしく腰の辺りに手を回す。それを振り払うように腰を振る。
「ねぇ・・俺らと飲みに行かない?俺・・瞬・・・それからこっちは恭二・・・。」
 金髪が言い、長髪の恭二って男は裕美の横に回る。なんかすごくナンパ慣れしている。行くわけないじゃん・・・こんな危なげな男達と・・・・。
「うん・・・」
 裕美が彼らに微笑む。なに考えてるの・・・この子・・・・。わたしがこいつらの餌食になるのわかってるのに・・・。考えてることを読むように裕美を見る。
「じゃあ、決まり!」
「よろしくね!」
 男達が歓喜の声を上げる。
「わたし・・・裕美・・・・こっちは佳奈子・・・ほら、ご挨拶は?」
 裕美がわたしの方を見る。あっ・・・ご挨拶って・・・。
「佳奈子です・・・・」
 小さな声で言う。
「いやらしいマゾ女っていうのが抜けてるよ!ちゃんと挨拶もできないの!」
「あっ・・・いやらしいマゾ女の佳奈子です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いされてやるぜ。」
 瞬と言う男はおおっぴらにお尻に手を回す。そして尻肉をスカート越しにつかむようにして揉み始める。もう、振り払うことは出来ない。そのまま、ダブルデートのように歩き始める。恭二という男は裕美の気をひこうとしている。横に並んでしきりに話しかけている。瞬に比べると、線の細いホストっぽい感じ・・・イケメンといえるかも、でも知性みたいなものが感じられない。男達を観察するわたし・・・でもそんな冷静さはすぐに失われる。瞬の手がスカートの中に滑り込んでくる。思わずスカートを押さえる。
「フフ・・・かわいがってやるぜ。マゾの佳奈子ちゃん・・・」
 耳元でささやく低い声。その勝ち誇った響きにこれから自分がどうなるのか想像してしまう。なんでこんな男達に・・・そう考えただけで涙が滲んでくる・・・。でも、そのかわいそうな未来を想像することで身体の痺れが強くなることも事実だった。わたしは無言で身体を瞬に任せたまま夜の街を歩き続けた。

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