12
わたしは、寝台に座らされる。
病院においてあるようなレザーの寝台。
それに、手かせ足かせがついている。
そのまま、寝かされる。
あお向けのまま、寝台にまきつくように枷がつけられる。
身体を動かせないようになるわたし。
もう隠せないわたしのあそこに齋藤会長が顔を寄せる。
わたしの楕円形に手入れされたヘヤーを撫でる。
「なんで、こんなもん生やしてるんや」
「アァ…」
そのまま、つかんで引っ張る。
「やめて」
「奴隷のくせにこんなところに毛があるっておかしいやろ」
そのまま、思いっきり。
「痛いっ。やめて」
何本か抜けて齋藤会長の手に絡みついたままの毛。
「ぬかなあかんな。それとも剃るか?」
また、ヘヤーに指を絡める。
「ああっ…はぁ…やめて、お願い」
そのまま、また引っ張る。
「痛いっ。痛い。許して…」
「抜いてほしいんやろ」
「いやっ・・・いやっ・・・」
涙をためた顔を左右に振る。
「そしたら、剃ってほしいんか」
「あぁ…はい。そのほうが」
「ちゃんとお願いせな。わからへんがな」
「剃って…ください」
「なにを?」
「あそこの毛を…そってください」
「わからへんな。それじゃ」
また、毛に指を絡める。
「ぁぁ、美樹のオ○ンコの毛…剃ってください。
マゾにふさわしいツルツルのオ○ンコにしてください」
「ちゃんといえるやないか」
黄色くにごった目がわたしを見る。
蛇ににらまれた蛙のようにわたしはおびえることしかできない。
「きれいにしてやろうな」
毛に絡めた指を解き、その部分を骨ばった皺の指でなでる。
シェービングクリームでなく、白い陶器の容器にシャボンが泡立てられる。
太い筆のようなシェービングブラシでかき混ぜる。
そのまま、わたしのアソコにブラシが当てられる。
お湯で溶いてあるのか、暖かい泡がわたしのヘヤーに塗られていく。
そして、剃刀が当てられる。
いつも無駄毛処理につかっているT字のではなく、プロが使うようなまっすぐの刃の剃刀。
わたしのヘヤーの部分に当てられる。
「じっとしてな、あかんで
よー切れる剃刀やからな」
指で押さえながら、わたしのヘヤーを剃り落としていく。
毛と泡が混じった黒い泡を紙で拭きながら。
何度もわたしのヘヤーの部分を往復する冷たい刃。
ざっとそり落とした後、熱いお絞りでその部分を拭く。
それだけではなく、指で剃り跡を確かめながら、剃刀を当てる。
「つるつるになったわ。
よかったな」
会長の声にその部分を見る。
きれいにそられたあそこはマゾ奴隷となった証のように、毛があったときよりも卑猥さを増している。
「ほら、お礼は」
「ありがとうございました…あぁ…」
石津の声にわたしはお礼の言葉を口にした。
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| 2015-04-21 20:02 | | コメント編集