11
「あぁぁ…はずかしい…」
震える白い身体を彼らは楽しむ。
羞恥におしっこがしたいときみたいに下半身がジンジンする。
でも、それだけでは許してくれない。
石津がわたしに近寄る。
「見てくださいだろっ。きたねえ花びらが見えるように身体をそらすんだ」
鞭をわたしの胸の上に当てる。
それにしたがって体をそらす。
高校のとき新体操をやっていたわたしの身体は柔軟に反る。
「ほらっ。もっとだ」
もう倒れそうなくらい鞭でわたしの胸を押す。
「見えますか。中山先生」
「ああ、いやらしいオ●ンコだ。もうビシャビシャじゃないか。
ちょっと開いてくれないか」
「わかりました」
石津はわたしのアソコに指を添えて、開く。
「あっ…んんんっ……」
とろっとしたものが、あふれて石津の指に絡みつく。
「いやらしいマゾのくせに、ピンク色じゃないか。
いつから使ってないんだ」
「あぁ、1年くらいやってないです」
そう、彼と別れてからエッチはしていない。
「それで、変態なオナニーをしているわけか。
これからは心配しなくていいぞ。
わたしたちがちゃんと使ってやるからな」
「後ろの穴はどうだね」
こんどは鞭で後ろを向かせ、おしりをつきださされる。
おしりも開かれて、自分でさえみたことのない穴を3人の目が凝視する。
「あぁん、はずかしいです」
「こっちは使っているのかね」
「あぁ、オナニーだけです。
使ったことはありません」
「でも、ちょっと黒ずんでいるな。
毎日やってるんだろ」
「時々・・です。
一ヶ月に一度くらいです」
「SMをやるのも」
「初めてです…」
いままで、誰にも話したことのないわたしの性癖が明らかにされていく。
「いいな。これからは我々の共有の性奴隷や。
呼び出したらいつでも駆けつけるんや。
なあに。悪いようにはせえへんで。
わたしたちの気分を害しないかぎりな。
ビジネスも身体もいい関係が築けそうやな」
齋藤がピシャピシャとおしりを軽く叩きながら話しかける。
この人たちの奴隷になるの。
なきそうになる。これからのことを想像して。
好きな時に呼び出されて、いろいろなことをされる自分を想像してしまう。
それも、彼氏ではなく、脂ぎったおじさんたちに。
「身体は確認させてもらったし、そろそろ調教をはじめますか」
石津の言葉に男たちは立ち上がり、わたしの身体を見下ろした。
その目は女を見る目ではなく。
家畜を見る目のような冷たささえ感じた。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
■この記事のトラックバックURL
⇒ http://anjyou.blog.2nt.com/tb.php/412-29f4a76a
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
■この記事へのトラックバック
| BLOG TOP |