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だめ・・・・
何考えてるの・・・・
わたし・・・・
でも・・・・
もうすこし・・・・
べつに殺されるわけじゃないし・・・・
やばくなったら・・・・
逃げればいいし・・・・
「フフ・・・・いいよ・・・舐めなくても・・・・」
魔莉夜さまがやさしく言う・・・
わたしの髪の毛を撫でながら・・・・
うん、大丈夫・・・・
もうすこし・・・・
お話がどうなるか気になるし・・・・
たぶん涼が助けにくる・・・・
「あぁ・・・ありがとうございます・・・・」
わたしも魔莉夜さまを見上げる・・・・
それだけで、身体が震える・・・・
怖いんじゃない・・・・
官能的な震え・・・・・
もう、調教されてしまってるの・・・・
「かわいいよ。美咲・・・・」
「あぁ・・・・」
そういわれると、涙が滲む・・・・・
「洗ってあげる。ついておいで。」
わたしに背をむける魔莉夜さま・・・・
ほとんどおしりまでせなかを露出したボンテージ・・・・
それを身ながらあとに続く・・・・・
その完全なスタイルにあこがれさえ感じる・・・・
そして、目の前に明るい光が現れる・・・・
ファンタジーの世界にしては、あまりに現実的なバスルーム・・・・
少し広い目の大理石のお風呂・・・・・
洗い場にはマットが敷いてある部分・・・・・
壁際にはいろいろな道具・・・・
先にバスルームに入れられる・・・・
そして、少しして魔莉夜さまの気配をうしろに感じる・・・・
振り返るわたし・・・・・
そこには、全裸の魔莉夜さまが微笑んでいた・・・・
お風呂用にアップした髪の毛・・・・
まるで、ビーナスのようなプロポーション・・・・
そして、極限まで白い肌・・・・
不思議といやらしいって感じじゃなくて・・・・
みとれてしまうほど美しい・・・・
前にまわる魔莉夜さま・・・・
その完全な身体を隠そうともせずに・・・・
自然に振舞います・・・・
なんかこっちの顔が赤くなってしまう・・・・・
「ほら、そこに座って・・・・」
まだ、後ろ手に縛られたままの身体でひざまづきます・・・・
「シャワーをかけてあげる・・・・」
シャワーのしぶきが脚にかかる・・・・・
その温度を確かめて・・・・・
強いシャワーをわたしに当てる・・・・・
「あぁ・・・・・」
身体についた汚物を弾き飛ばすような強さ・・・・
それでわたしの身体をきれいにしていく・・・・
背中・・・おしり・・・・
「ほら・・・・前だよ・・・・」
前に回るシャワー・・・・・
わたしは脚をひらいてそれを受け入れる・・・・・
強いシャワーがわたしの胸を左右に弾く・・・・・
「あぁっ・・・・・」
そしてシャワーは降りていく・・・・
お腹に・・・・・
そしてその下・・・・・
わたしの感じ切った部分・・・・・
「もっと脚を開くの・・・・」
その言葉に脚をもっと開く・・・・・
シャワーはわたしの秘部を打つ・・・・
「あっ・・・あぁ・・・・」
その刺激に声を出してしまう。
シャワーはわたしの淫液を洗い流す・・・・
「今度はおしり・・・・」
わたしは言葉どおりおしりを突き出す・・・・
その中心を集中的に暖かいシャワーが洗い流し始めた・・・
湯船に誘われる・・・・・
まだ、縄は解かれない・・・・・
後ろでに縛られたまま・・・・
魔莉夜さまといっしょに・・・
お湯に身体を沈めていく・・・・
3,4人は入れるような大理石のお風呂・・・・
おしりが底につくと、胸くらいの深さになる・・・・
お湯の温度もちょうどいいくらい・・・・
何か入浴剤がはいってるのかバラの匂いがする・・・・
魔莉夜さまはそのままわたしを抱きしめる・・・・
「かわいいよ。美咲・・・・」
「あっ・・・・ありがとうございます・・・・」
じっと身体を添えて目を閉じる・・・・
魔莉夜さまの柔らかい体を感じる・・・・
背中にあたる大きな胸・・・・
「あぁっ・・・・・」
「好き・・・・美咲・・・・」
魔莉夜さまがわたしの顔を後ろに向け唇を重ねる・・・・
今度はわたしから舌を絡める・・・・
そのわたしの変化に魔莉夜さまの目がやさしく微笑む・・・・
わたしも好き・・・・・
魔莉夜さまの世界に入ってしまう・・・・
まさか自分がレスビアンだなんて思ってもみなかった・・・・
嬉しそうに舌を絡めるわたしを魔莉夜さまはギュッと抱きしめる・・・・
魔莉夜さまの好きが伝わるような気がする・・・・
「かわいい・・・美咲・・・・・」
「好き・・・・魔莉夜さま・・・・・」
「もっと虐めたくなっちゃう・・・・」
「えっ・・・・・」
わたしの髪の毛を掴む手・・・・・
そしてそのままお風呂に沈める・・・・
あぁ・・・・そんな・・・・・
必死で息を止める・・・・
でも、そんなことされるなんて思ってもみなかった・・・・
すぐに息が切れる・・・・
苦しい・・・・
縛られた体を必死で捻る・・・・・
でも、押さえつけられた顔は上に上げられない・・・・
苦しい・・・苦しいよ・・・・・
口から空気がボコボコってでる・・・・
限界・・・・・
そのとたん顔を上げられる・・・・・
必死で息を吸う・・・・
でもそのとたん・・・・・
また沈められる・・・・
お湯を飲んでしまう・・・・
器官に入るお湯・・・・・
しんじゃう・・・・
殺されちゃう・・・・・
そのとたんまた顔は上げられる・・・・・
死なないように・・・・・
でも、またすぐにつけられる・・・・・
わたしはその責めに耐える・・・・・
もう、抵抗することもなくなすがままに・・・・
リセットする気もない・・・・
わたしはその苦しい責めに身を、任せ続けた・・・・