14
注射器の先端がおしりに突き刺される・・・
細い管なのに、すごい挿入感・・・
「ちゃんと飲むんだよ」
そう言ってシリンダーが押し込まれていく。
ゆっくりとお腹にしみこんでくる薬液。
冷たさ・・・よりも別のものを感じる。
そう、背筋がゾクッとして、鳥肌がたつような感じ。
「あぁっ・・・・」
小さく声を出す。
どんどん入り込んでくる・・・・
お腹が重くなっていく感じ・・・・
「だめっ・・・だめっ・・」
でも、注射器を押す手は緩まない。
ゆっくりと、ゆっくりと、押し込む。
「うれしいんでしょ?」
「違う・・・あぁっ・・・」
お腹が膨らんでくる感じ。
必死でおしりを締める。
注射器のノズルを食い締める。
「ほら、離さないって感じだよ」
注射器を軽く引き抜こうとして笑う。
「すきなんでしょ。
浣腸・・フフ・・・
これで人気ナンバーワンの清純派女子アナだたんだから、
超ウケるって感じ」
わたしをなじりながら哄笑する綾菜。
でも、そんな言葉に身体の芯がしびれるような感じがする。
おかしいよ・・・・
最後まで押し込まれるシリンダー・・・
そして抜かれる・・・
お腹が痛い。
薬液がお腹の中で暴れる。
ギュル・・・
微かな音・・・・
早紀さんに渡された注射器は、新たな薬液を補充して綾菜の手に・・・
そして、またおしりにノズルが突き刺さる。
「どれくらいはいるかな?」
「だめっ・・・もう無理だよ・・・」
「うるせえな」
「あぁ・・・・」
またしみこんでくる液・・・・
さっきよりもお腹が膨らんでくる・・・・
お腹が痛い・・・
さしこむような痛みがわたしを襲う・・・・
最後まで押し込まれるシリンダー・・・
抜かれたあと、また補充される液・・・・
「もう、無理・・・」
「まだ400ccだよ。1000ccは飲んでもらわないとね」
「許して、お願い」
許しを乞うしかない・・・・
でも、わたしの哀願もむなしく、新たに液を補充した浣腸器がおしりにつきたてられた。