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パチパチ・・・みんなが拍手をする。裕美が歌い終わって席に戻ってくる。最近の歌姫の歌・・・すごく上手い・・・それもダンスつき・・・裕美にこんな一面があったなんて知らなかった。有名な歌だけど裏声と地声の使い分けがすごく難しそうな歌・・・でもさりげなく歌い上げる。会社ではみんなで歌ってるのしか聞いたことがなかった。こんな場面なのに聞き入ってしまった。男達2人もそうみたい、あっけにとられた顔で裕美を見ている。点数ボードがまわり始める・・・90点でとまって・・・また上がり始める・・・最終的には97点で止まる。
「うん・・・わたしはクリアーだね。」
当然のように言う。80点以下だと罰ゲームって取り決めだった。そしてクリアーすると王様・・・中から一人選んで命令できる。変則的な王様ゲームだ。それも番号なんて決められてない。
「じゃあ・・・わたしが王様だねっ・・・えっと・・・佳奈子・・・裸になってこれつけて・・・・」
テーブルの上に置かれる首輪・・・それと鎖・・・・。
「えっ・・・・・」
「フフ・・・こりゃいいや・・・」
「牝犬になってもらうってことだね。王様の命令だぜ!早くしろ!」
のろのろと立ち上がって、服を脱ぎ始める。Tシャツを脱ぐと・・・胸が零れる・・・みんなに背中を向けたまま・・・スカートに手をかける・・・・ホックを外してファスナーを降ろし腰から取ると・・それだけで全裸になってしまう。ホテルとかじゃなくカラオケボックスのような日常の空間で全裸になることが羞恥心を増大させる。
「ほらこっち向けよ!」
「見てもらいなさい!佳奈子のいやらしい裸!」
わたしは震えながら振り向く、そのまま彼らの方を向いて首輪を手に取る・・・・。髪の毛を書き上げて、首輪を首に当てる。両手を使ってるから身体を隠すこともできない・・・必死で脚を閉じるだけ・・・・。
「おもったより胸・・大きいじゃん・・・」
「見てみろよ・・・乳首立ってるぜ・・・フフ・・・・」
「見られてうれしいのよ・・・そうでしょ?マゾの佳奈子・・・」
「あぁ・・・・」
急いで首輪をつけ終わって、胸とあそこを手で隠す。その首輪に瞬が立ち上がって鎖をつける。
「フフ・・・牝犬の出来上がりってわけだ・・・ほら、隠すんじゃない・・・」
手を後ろに回す。立ったまま、全員の視線を身体に浴びる。恥ずかしい・・・・わたしだけ全裸・・・本当に奴隷になったような気がする。その身体を嘗め回すように視線が這い回る。瞬が自分のベルトを抜く。
「牝犬は立たないだろ!」
乱暴な口調。裕美に対する苛立ちをわたしにぶつけてるのかも。わたしはその場に4つんばいになってみんなを見上げる。
「ほら、ケツをこっちに向けろ!」
瞬は言いながら、2つにたたんだベルトでわたしの背中を撫でる。言うことを聞かないと叩くぞっていう意思表示だ。それを感じて反対を向く。後ろから見られるのも、恥ずかしい。
「ケツをあげろ!」
軽くベルトがおしりの上で跳ねる。痛いとかいうわけじゃないけど、皮に金属がたくさんついたベルト・・・こんなので叩かれたらって恐怖を感じる。顔を両手を重ねた上に伏せて、お尻を上げる・・・。
「いいケツしてんじゃん。腰もくびれてスタイル最高じゃん。」
「それにクク・・・尻尾まで生やしやがって・・・」
おしりからローターの紐が垂れている。わたしの身体に対する評価を口にする男たち。顔を真っ赤にすることしか出来ない。
「こうすれば、もっと面白いよ。」
裕美がローターのスイッチを入れる。ブーンって音をたててローターが腸の中で暴れだす。
「あっ・・・・あっ・・・・あぁぁ・・・・」
堪えようとしても声が出てしまう。おしりを振ってしまう。みんなの笑い声・・・でもアソコはとろとろとしたものを溢れさせる。
「オマンコ・・・ドロドロじゃん。」
「こいつアナルマゾ?」
「きたねえな・・・」
いきなりベルトがわたしのお尻に当たる・・・ピシッ・・・乾いた音・・・ジーンって痛み・・・以前受けた鞭とは全然違う・・もっと奥までしみこむような痛みだ。
「うっ・・・あぁ・・・・」
あまりの痛みにおしりを下げてしまう。
「下げるな・・・マゾ!」
またベルトを振るう。やめて・・・痛い・・・。
「あっ・・ひっ・・・許して・・・・お願い・・・」
「キャ・・・キャッ・・・・」
裕美はわらってるだけ・・・。そして哀願しても振り下ろされるベルト。ひっしでお尻を上げる。
「なぁ・・嬉しいんだろ・・・こんなにしてもらって・・・マゾ女が・・・」
「あっ・・・嬉しいです・・・あぁん・・・叩いてもらって嬉しいです・・・」
涙声で言う。そんな自分の態度とか言葉が相手をもっとサディスティックにするなんて知らずに・・・。
「そうだろ・・・お礼もいえないのか!」
「ぅぅ・・・ごめんなさい・・・ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
うなされたように言葉を口にする。そのわたしのお尻に瞬の哄笑とともに何発ものベルトの洗礼が降り注いだ。
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