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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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08

 宴もたけなわって感じで、わたしは聞き役に徹する。
 おじさんたちの話って、すごい別世界っていうか、わたしたちの考えと次元が違うって感じ。
 それから、こういう人たちってお金に関する感覚が違う。
 たぶん、ITって良くわかっていないと思う。
 でも、ビジネスに関しての嗅覚はすごい、わたしの言葉に対する意見も鋭いところを突く。

「では、そろそろ次の勉強会に入りましょうか?」
 中山先生の言葉に、みんな頷く。
「こっちが今日の本題やからな」
 次の勉強会って?

 齋藤会長が手をたたくと、隣の部屋のふすまが開かれる。

 となりの部屋、そこは同じ和室なんだけど、少し薄暗く、朱塗りの柱やむき出しになった梁がある。
 土蔵のような感じ。
 こんなところで勉強会って。

「じゃあ、美樹さんもこちらに」
 3人は腰をあげて、隣の部屋に移る。
 わたしも、わからないけどついていく。
 
 部屋の真ん中にはソファーがあり、次々とそこに座る。
 わたしも、促されるままソファーに座る。
 ここのお店はバーも兼ねてるの?
 ここで2次会って感じなの?

「では、今日のメインディッシュといきましょうか」
 3人はわたしを見る。
「しかし、これだけの美人を調教できるなんてね」
「そうやな。この前の女優。なんて言ったかな。
 せっかく取り立ててやったのに、薬におぼれよってな。
 新しい奴隷を探してたんやが、こんな別嬪さんがお相手してくれるとはな」
「今度の奴隷は真性みたいですな。ビデオで見ましたが、なかなか」

 何の話???
 何言ってるの???
 奴隷とか、調教とか。
 まさか。そんな。


 女将さんが、おおきなモニターを操作する。
 そして、画面に映し出される映像。
 鼻にかかった甘い声を出して、足を開いて秘部をいじる女。
 それは、深夜の社長室でおこなわれる私の痴態であった。


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