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「フフ・・・ずいぶん楽しんできたみたいだな。」
わたしの身体をじっと見る闇さま。
隣の真由美さんは微笑んでいるだけ・・・・
「あぁ・・・・はい・・・・」
「後ろを向け!」
わたしはおしりを闇さまに向ける・・・・
闇さまはおしりのミミズばれに指を這わせる・・・・
裕美さんにつけられた調教の跡・・・・
さっきの厳しい調教を思い出してしまう・・・・
「どうせ、ケツを振って喜んだんだろ。」
「はい・・・・わたし・・・・・」
口ごもる・・・・
痛くて辛かった・・・・
でも、ずっとあそこから淫液を垂らしていたのも事実・・・・
「ケツを広げるんだ。」
「あぁん・・・・」
おしりを突き出して・・・
両手で尻肉を掴んで、さっき浣腸をされた蕾をお見せする・・・・
それだけで、もうアソコが痺れてしまう・・・・
「広がってるぜ。何をされたんだ?」
「あの・・・お浣腸・・・されて・・・・」
さっきの調教を闇様に報告する・・・・
「排泄して・・・」
「気持ちよかったのか?」
「はい・・・・静香は恥ずかしいマゾです。」
「アナルが好きなんだな。」
「はい・・・・・」
闇さまの指がそこを揉み解す・・・・
「あん・・・・・」
小さく喘いで、おしりをモジモジと振ってしまう・・・・
「今日はここも使わせてもらうぜ。」
「あぁ・・・・そんな・・・・・」
わかんない・・・こんなところで・・・・
でも、さっきまで感じていたのは事実・・・・
浣腸液の入ってくる感覚に・・・・
差し込まれるストッパーに・・・・
こんな排泄器官がわたしの性感帯だなんて・・・・
本当に自分がマゾだって実感する・・・・
闇さまに調教される喜びに身体が震える・・・・
でも、創のこと・・・・
わたしは創の奴隷・・・・
私生活も・・・・
マゾ娼婦として創に飼われるんだ・・・・
それしかない・・・・
闇さまにもそのことを言わなくてはならない・・・・
一夜だけのマゾ娼婦として扱われなくてはならないこと・・・・
闇さまが立ち上がる・・・・
そう、お部屋に・・・・・
娼婦として扱われよう・・・・
お金を払えばなんでもする最低の娼婦になりきろう・・・・
そう思うと、目からまた涙が零れ落ちた・・・・
闇さまの後についてお部屋に入る・・・・
振り返る彼・・・・
わたしは涙の溜まった目で見上げる・・・・
闇さまが白い歯で微笑む・・・・
「フフ・・・かわいい奴隷だ。待ち遠しかった。」
大きな身体がわたしを抱きしめる・・・・
創と違ってワイルドに・・・・
わたしを押しつぶしそうな力で・・・・
「あぁ・・・闇さま・・・・」
闇さまの気持ちが伝わってくる・・・・
わたしは腕を伸ばして、闇さまから離れる・・・・
そう、その気持ちは受け止められない・・・・
「わたし・・・・・」
「なんだ?」
「闇さまの奴隷になれない・・・・」
「どうしてだ。」
わたしは創のことを話し始める・・・・
じっとそれを聞く闇さま・・・・
全てを話したら、わたしは顔を上げる・・・
沈黙が2人の間を流れる・・・
闇さまの表情に笑みが浮かぶ・・・
「関係ねぇな・・・・」
「えっ・・・・」
「ハハ・・・奴隷が何を心配しているんだ・・・」
「あっ・・・・・」
「お前にご主人様を決める権利なんてないんだ。奴隷なんだからな。」
「ああ・・・・」
悲しいよ・・・・
昨日の闇さまから愛みたいなもの、感じていたわたし・・・・
それなのに・・・・
下唇を噛んで涙の溜まった目で見上げる・・・・
そう、この人にとってわたしは玩具に過ぎないんだ・・・・
そう思うと・・・・
「それに・・・・」
わたしはつぎの言葉を待つ・・・・
「まだ、わからないのか?」
闇さまの目が急にやさしくなる・・・・
そして、自分の首筋に指を這わせる・・・・
そのまま・・・・
きゃぁ・・・・
わたしは手で顔を覆う・・・・
闇さまは皮膚に指を突っ込む・・・・
そのまま自分の皮を剥がしていく・・・・
でも、その下から、新しい肌・・・・
えっ・・・・
精巧に出来た肉の仮面・・・・
それをゆっくりと剥がしていく・・・
その下から現れる創の顔・・・・
「ばかぁぁぁぁ!」
わたしは創の胸に飛び込み・・・
その厚い胸を叩き続けた・・・・
ベットの上で4つんばいのわたし・・・・
胸は縊り出す様に縄で縛られている・・・・
「あぁ・・・・・創・・・・・」
「かわいいよ。彩香・・・・」
創はわたしのお尻の中心に固いものをあてがう・・・・
そう、初めて後ろを犯されるんだ・・・・
でも、わたしは一種の安心感を感じる・・・・
今のわたしは創の性奴隷・・・・
それ以上でも、それ以下でもない・・・・
創にすべてを委ねている・・・・
「あぁ・・・好き・・・・・」
創は腰を押し付ける・・・・・
解されたお尻にそれは沈み込んでくる・・・・
「あっ・・・・あぅ・・・・・・」
口を大きく開けて息を吐く・・・・
少し抵抗はあるけど、それは中に入り込む・・・・
いやらしくて、初めての感覚・・・・
痛みは少しだけ・・・・
身体が押し広げられる感覚・・・・
でも、それだけじゃない・・・・
そんなとことから生じる快感・・・・・
あそことは全然違う・・・・
創の大きな手が腰をつかむ・・・・
そのまま、前後にわたしの身体を動かす・・・・
「あぁぁん・・・あぁ・・・・」
わたしの手はシーツをつかみ腕を伸ばす・・・
反った背中・・・・
出入りする凶暴なものに身を任せる・・・・
「嬉しいだろ・・・・」
「あぁ・・・あぁ・・・嬉しい・・・・」
入れるときよりも抜くときに信じられないような快感が押し寄せる・・・
「かわいい奴隷だ・・・」
「創・・・わたし・・・・わたし・・・・」
鼻にかかった甘える声・・・・
「いいんだよ、欲望に素直になって・・・もっといやらしくなって・・・・」
「おしりでいっちゃう・・・いっちゃうよ・・・・」
自分から腰を動かす・・・・
以前のわたしでは考えられないくらいの痴態を創の目の前で晒す・・・・
そして、頭の中が白くなって、アソコからとろっとしたものが太股を伝うのを感じた・・・・
創におもいっきり抱かれたあと・・・
真由美さんの待つバーへ戻る・・・・
裸の上に白いバスローブだけのわたし・・・・
創の腕に甘えるようにつかまっている。
「最近、仕事で特殊メイクもしててさ。」
可笑しくてしかたないように創が言う。
「そう、わたしの仕事も手伝ってもらってるの。ヘヤーメイクだけじゃなくてね。」
真由美さんと創に挟まれた席・・・
わたしはきつねに化かされたような顔で交互に彼らを見る。
「でも、ネットで出会ったのは偶然。途中で彩香だって気がついた。いろいろ話してくれたからね。」
わたしは全然わかんなかった・・・・
「どうだったかしら?今夜のストーリー・・・」
真由美さんが、妖しく微笑む・・・・
そう、真由美さんは脚本家で演出家だって聞いたことある・・・・
わたしは、その返事の代わりに創を見つめ、その大きな胸にもたれた・・・・
創の大きな手が、わたしの肩を抱くのを感じた・・・・
その創の手は以前より、力強く頼もしかった・・・
わたしは幸せそうに創を見て微笑んだ。
了
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