16
湯船から出される・・・・
激しく咳き込むわたし・・・
マットの上にうずくまって・・・・
口からお湯を吐き出す・・・・
時々おおきな吐き気がして・・・・
胃の中のすっぱい水を吐き出す・・・・
「げぇ・・・・」
そのわたしを淫靡な笑いをうかべて見下ろす魔莉夜さま・・・
時々その姿をちらっと見上げる・・・・
もう、何されるかなんて全然想像つかない・・・・
「可愛いよ・・・・美咲・・・・」
わたしをあお向けにする・・・・
そのまま傍らに座る・・・・
わたしの縄を解き始める・・・
じっとしているわたし・・・
もう、哀願することもなにもしない・・・・
わたしの運命は魔莉夜さまに握られている・・・・
自分は自分のものではなくて魔莉夜さまのもの・・・・・
もう、何をされても文句はいえない・・・・
そういうことを教え込まれてしまっている・・・・
好きとかいうのも禁じられる存在・・・・
その神のような存在が身体を重ねてくる・・・・
もう、涙がぼろぼろ零れる・・・・
なんでかなんてわかんない・・・・
魔莉夜さまが身体を擦りつける・・・・
4つの胸がこすりあうとその間にクリーミーな泡が生まれる・・・・
魔莉夜さまの身体に塗られたローション状のもの・・・・
それはボディソープだって気がつく・・・・
ぬるぬると擦りあわされる身体・・・・・
だんだんすべりが良くなってくる・・・・
「あぁ・・・魔莉夜さま・・・・」
「うん・・・美咲・・・もうひどいことしないよ・・・かわいがってあげる・・・」
「あぁん・・・うれしい・・・・・」
魔莉夜さまにしがみつく・・・・
滑る身体・・・・・
その柔らかな感触・・・・・
腰をお互いにこすりつけたり・・・・
唇を重ねたりする・・・・・
涼とのエッチでもこれだけ感じなかった・・・・・
笑われても仕方ないくらい感じるわたし・・・・
「あぁ・・・・あぁ・・・・・」
「美咲の身体・・・・気持ちいいよ・・・・」
わたしの身体はブルブル震えっぱなし・・・・・
そしてわたしと魔莉夜さまは身体を離し・・・・
松葉のようにお互いの足を挟みあう・・・・・
そして、アソコどうしを擦りあう・・・・
目の前にある魔莉夜さまの足に舌を這わせる・・・・
指の一本一本を順に口に含む・・・・・
「ホント・・・かわいいね・・・美咲・・・・・」
腰の振り方がだんだん大きくなる・・・・
わたしは小さな背中をそらせて身体を震わせる・・・・
その背徳的な快楽に酔ったような顔でわたしは絶頂を迎えた・・・・・
2人は姉妹のように身体を洗い合う・・・・
椅子に座って・・・・
お互いの身体をいたわりあうように・・・・
友達とお風呂に行ったときのようにはしゃいだりしない・・・・
軽口もたたかない・・・・
黙ったままだけど通じっているみたいな・・・・
髪の毛をお互いにあらったり・・・・
そんなひとつひとつに幸せを感じる・・・・・
お風呂をでたら、大きなバスタオルで身体を包んで髪の毛を拭く・・・・
魔莉夜さまがわたしの髪を乾かしてくれる・・・・
まるで美容師みたいに・・・・・
そして、わたしも・・・
なれない手つきで魔莉夜さまの髪の毛を乾かす・・・・
しかたないなぁって顔の魔莉夜さまに微笑む・・・・
わたしは後ろから魔莉夜さまを抱きしめる・・・
何度も唇を重ね・・・・
何度も抱きしめあう・・・・
その時間も終わり・・・・
魔莉夜さまはボンテージに身をつつむ・・・・
それを手伝うわたし・・・・
その後・・・・
わたし・・・・
太い皮の首輪が取り出される・・・・
それを首に巻かれ・・・・
リードをつながれる・・・・
何もいわれないのに4つんばいになるわたし・・・・
「ご褒美をあげるね。」
わたしはリードを引かれるまま魔莉夜さまに付き従った・・・・
犬のように4つんばいで・・・・・
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