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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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14
 車の後部座席にわたしたちは座っていた。スカートをまくって、直におしりを皮のシートにつけて座っていた。車の中だとはいえ、裸で外にいるという羞恥がわたしを責める。先輩もだまって下を見ていた。それに、どこに行かされるかわからない。静かに揺れる車内、男たちの談笑。その言葉はわたしたちに何をやらせるかでもちきりだった。ちょっとして、車は明るいところに入っていく。見慣れた看板、コンビニだった。その駐車場で車は停止した。
「ほら、行って来るんだ。」
 ドアが開けられる。そして、車からひきずり出される。お外でこんな格好で、風が直接あそこを撫でる。
「あぁっ・・・はずかしいよ・・・・」
 先輩は無言だが、わたしは恥ずかしさに反応してしまう。おもわず身をくねらせてしまう。
「じゃあ、水とお茶とジュースを2本づつだ。あと、ワインを1本。牛乳2本。それと、なんかエッチな本を買って来い!一番エッチなやつだぞ!」
 先輩に1万円を渡しながら、矢沢がいう。その後、私達の耳に何か取り付けられる。
「これは、受信機だ。ここで見ながら、命令を出すから従うんだ。」
 矢沢が言う。このドライブでの主役は前田から矢沢に代わっていた。矢沢は露出させることに快感を覚えるということだった。車の中でも露出調教の話を自慢していた。全裸で外を歩かせたとか電車の中で全裸にさせたとか、本当かどうかわからないが、信じられない話ばかりだった。でも、この男達ならやりそうだった。
「それから・・・リモコン式のローターだ。感度がよくってな。ここからでも操作できる。」
 私達にピンクの卵がたのものが渡される。
「あっ・・・これを・・・どうするの・・・」
 不安そうに矢沢を見る。
「オマンコにいれるんだよ!麻美っ!手本を見せてやれ!」
「はい・・・」
 誰もいない駐車場だけど、先輩はスカートをすこし捲くる。わたしに見えるように、腰をつきだしてローターをあそこにあてがうと、中に沈めていく。先輩の濡れた秘部は簡単にそれを飲み込むと、口を閉じた。タンポンみたいにコードだけがあそこから出ている。それがすごく卑猥に感じた。
「ほら、おまえも飲み込むんだ。」
 わたしも目を閉じて、あそこに当てる。わたしは腰を引いて、みんなに見られないようにする。わたしのあそこもこんなに恥ずかしいのにヌルヌルとよだれをたらしていた。まるで、ローターを欲しがるように、つるんと簡単に飲み込んだ。
「じゃあ。ちゃんと買って来るんだぞ。」
 わたしのおしりを軽く叩く。わたしは震える脚でお店の方へ歩き出した。寒いけど、ローターを落とさないように内股気味に歩く。郊外のコンビニだけど、車がたくさんとまっている。それは、中に人がいる証拠だった。
 ドアを開けると、まず本のコーナーを覗く。高校生らしい女の子の2人組が一緒にファッション誌を見ている。それから漫画を読んでいる秋葉系のデブ。それから、エッチな本のコーナーにはギラギラしたおやじ。やだぁ。あんなところでエッチな本を買うの。でも、まだ私達には気づいていないようだ。
 わたしと先輩は寄り添うように歩く。先輩がわたしをかばうように前を歩いてくれる。アリガト、麻美先輩。わたしは先輩の後ろに隠れる形になる。伏目がちに振り返ると、店員の女の子二人がひそひそと話しをしていた。絶対、私達のこと。羞恥で顔が真っ赤になる。
「有里、さっさと済ませようよ。かご取って。」
 私は先輩に隠れるように籠をとる。腰より低い位置にあったので一瞬おしりが丸出しになる。あぁっ、恥ずかしいよ。籠をてにかけるとスカートの裾を直す。
 先輩はテキパキと言われた物を籠に入れていく。水、ジュース、牛乳、お茶。仕事と一緒で迷いがない。わたしなんか何買うのか覚えていないのに・・・。
「有里、重くない?」
 先輩がワインを籠に入れると、籠はいっぱいになる。わたしはもう両手で籠を持っている。でも、大丈夫って微笑む。わりと力あるんだよ。
(本も忘れるなよ・・・)
 耳元から突然矢澤の声。受信器からの声だ。
「いこう。」
 先輩は本のコーナーへ歩き出す。先輩も羞恥で脚が震えてるのわかる。わたしを動揺させないように冷静を装っているのだ。そこには、さっきの人たちがまだ立ち読みしているのだった。とくにおやじ、どっかに行って欲しい。
 私達はおやじの後ろに立って、本の表紙を眺める。どれがエッチなのかわかんない。全部エッチに見える。
「有里、右の下の隅だよ。」
 そこには目立たないようにSMの本が置かれていた。でも、そこはおやじがじゃまで取れないところだ。ひそひそ話す私達におやじが気づく。ちょっとビクッとした顔だ。エッチな本を見ているのが後ろめたいんだろう。でも、私達を一瞥すると、すこし微笑む。そして、本を見るふりをしてチラチラとわたしたちを見る。漫画コーナーのオタクも私達に気づいた様子だ。同じように雑誌を見ながら私達を見る。その向こうの女子高生は遠慮するでもなくこっちを見てヒソヒソ話をしている。あぁ、どうしよう。
「有里、大丈夫。」
 パニック気味の私をなだめるように、先輩が耳元で言う。
「あの・・・すみません・・・本取らせてください。」
 先輩が小さな声で、おやじに言う。すごい勇気ある。そのときブーンって身体の中のものが震えだした。くぐもった音、携帯のマナーモードみたいな。外に聞こえてるの?あぁん。だめ。声が出ちゃうよ。
 おやじは卑猥な目で先輩をみながら横にずれる。もう、本なんて見ていない。
「ありがとうございます・・・」
 あっ、先輩。そんなとこの本とったら見えちゃうよ。でも、先輩は躊躇なく、その本を取る。一瞬だけおしりが丸出しになる。その瞬間を本のコーナーのみんなが見逃さなかった。おやじの目に卑猥な微笑みが浮かぶ。
「ふぅん、下着はいてないんだね・・・」
 おやじが先輩とすれちがいざまに言う。そして、先輩のおしりに手が伸びる。やだっ、このおやじ、なに調子にのってるの。でも、にらむことしかできない。こんな格好で痴漢なんて叫べないよ。
(そこでとまって、本の題名を読むんだ。麻美。)
 耳元の声。
「あの、SM通信です・・・」
(特集はなんだ。)
「アナル調教・・・おしりで感じたわたし・・・です。」
 その間もおやじは先輩のおしりを撫でている。それもスカートの下に手を入れて、生で触ってるのだ。
(よし、有里も本を取るんだ。)
 先輩は震えながら、おやじの愛撫に耐えていた。もう。おやじは大胆にも先輩の前のほうに指を忍ばせていた。その上、どこか行かないかとか先輩をさそってるのだ。
 わたしも、瞬間で本を取る。本のタイトルは・・・・
(有里・・・題名は?)
「牝豚・・・調教クラブ・・・・です」
 恥ずかしすぎ。オタクがこっちに寄ってきている。むこうへ行け!!
(特集は?)
「スカトロ調教・・・わたしに浣腸してください・・・です。」
 オタクがクスッと微笑む。女子高生達の軽蔑した眼差し。あぁ、もう早く行かせて。
(じゃあ、もどってこい。)
 待ちかねた言葉が受信器から帰ってくる。わたしは目をあげて、先輩を見る。
「ごめんなさい、ご主人さま・・・待ってるの・・・」
 先輩はおやじにそういうとレジの方に歩き出した。わたしも籠を持ってその後をついていく。高校生がすれちがいざまに私達にとどめをさす。
「変態っ。ほんと最低だね。」
「言っちゃだめだよ。久美。クスッ。」
 本当なら殴ってやりたい。でも、こんな格好でそんなことできない。私は彼女たちをにらみながら、先輩についていった。

 女性店員は静かにレジを打つ。そして袋に買ったものを詰め込んでいく。普段コンビニに来たときの微笑みなんてない。精算がおわるとおつりを渡しながら店員は言った。
「困ります・・・もうやめてくださいね・・・あの・・趣味は自由ですけど・・・他のお客様もおられるし・・・」
「ごめんなさい・・・」
 私達は顔を真っ赤にして、謝ることしかできなかった。

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