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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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18

 倉庫のような建物だった。その鉄の扉には、2人の体格のいい男が立っている。平井がその一人に話しかけると、もう一人が平井をボディチェックする。平井は両手をあげてそれが終るのを待っている。一人が私に近づく。そして、私も手を上げる。男は私のコートをはだける。私はその下に一糸も纏っていない。それでも念入りに秘部をチェックする。そして後ろの穴までチェックした。男が扉をあけ私達をその中に招きいれた。
 その中では現実とは思えないような風景があった。薄暗い空間。中央に置かれた台。そこにスポットライトが当たっている。そしてその周りで談笑している男達。日本語だけでなくいろいろな言葉が混じっている。先に来た女達はもう全裸に剥かれ、俯いたままこれからの自分を憂いている。太い首輪をつけ、その首輪にはなにか札のようなものがついていた。私はその前時代的な雰囲気に圧倒されその場に立ち尽くす。歴史の授業で聞いた奴隷売買。そのとき空想した風景そのままであった。
 私は平井に背中を押され媒介人と思われる男の前に私を連れて行く。男は鋭い視線で私を見る。人間を見るというより、美術品を値踏みするような厳しい視線だった。そこで私のコートが剥ぎ取られる。そして男は私の口を開けさせると、ペンライトで照らしながら覗き込む。それから、医者のように胸を揉みしこりがないか確かめる。その後、ペンライトは私の秘部を照らし出す。そこを片手で開くと、目を近づけて覗き込む。それから、彼は後ろに回りこんだ。私の腰を押すと、私はお尻を突き出した形になる。その双尻を開くと後ろの蕾を観察する。それだけではなくビニール手袋をした指をそこに差し込んだ。グリグリと動かし感触を確かめると指を抜いた。平井に何か言うと。私のお腹にスタンプを押した。合格といったところだろうか。それから、おとこは忙しくファイルを繰り始める。遠藤知佳と書いたページに止まると先ほど見た札に名前や年齢などを書き込み始める。その間に他の男が私の首に黒くて太い首輪をはめた。札は最後に500万と書かれると首輪に通された金属の輪に付けられた。その札は私の値札だということだけ理解できた。
 私は怯えた目で周りを見回す。その私の口にボールギャグが嵌められた。家畜に言葉はいらないということだろうか。しかし、こんな状態でも私のアソコは潤み出す。これ以上ないような恐怖。可能な限りの最悪の妄想が私の頭に浮かぶ。その可愛そうな自分を考えると鼻の奥がジーンとなるような感覚に襲われる。そして、アソコは炙られたバターが溶けだすように淫蜜を溢れ出すのであった。一滴の蜜がピンと伸びた脚の内側を伝うように流れ落ちた。
 次々と人が入ってくる、女達は媒介人によって私と同じ格好にされる。年齢もスタイルもバラバラという感じだ。だいたい30代くらいの人が多く見える。それから、10代にしか見えないような子もいる。無表情に耐える人、極限的な羞恥に泣き出す人。市場に熱気がみなぎる。
 大きな銅鑼が打ち鳴らされる。ステージ上に2人の男が上がった。
「みなさん、お待たせしました。これから本日のオークションを始めます。」
 一人は日本語で、もう一人は英語で言う。女達はステージの下に番号順に並ばされていた。私は11番後ろから二番目だった。前にはさっきの10代に見える子が俯いてクスンクスンと鼻を鳴らしていた。私の後ろは同じくらいの年の子であった。泣いてはいないが顔が青ざめている。たぶん私も似たようなものなのだろう。
 司会者が私達に壇上に上るように促す。まえから一人ずつ壇上に上がっていく。そして、私達は壇上で男達の視線に晒される。
「1番、佐藤博美35歳。バスト85、ウエスト60、ヒップ86。出産経験なし。最低落札価格300万」
 一番目の女性にスポットライトが当たる。それから、首に鎖が繋がれ司会者がステージの中央に引っ張っていく。片手に鞭を持ち。嫌がる女性の脚を叩く。それをスポットライトが追いかける。そして中央の突き出た半円形のところに行くとその場に静止した。女はあまりの羞恥のため肩を震わせている。そんな女性の気持ちなどわからないかのように司会者は鞭でこじ開けるように脚を開かせる。手は頭の上に置かせ、腰を鞭で押す。女性は腰を突き出した形になる。たぶん前から秘部が丸見えだろう。
「ほら、自分で開いてお見せするんだ!」
 女性は観念したように股間に手をもっていく。後ろからではわからないが。片手をそこに持っていった形になる。たぶん指でアソコを開いているんだろう。女性は正面からめを反らし斜め下を見るように俯く。しかし、顔も値段のうちとばかりに、司会者が髪の毛を掴み正面を向かせる。女性の身体は羞恥の汗に濡れてテカテカと光っている。まるでオイルを塗ったように産毛が金色に光っていた。
 次に後ろを向かせるとその場に座らされる。頭を押さえつけながら、お尻を上げるように鞭で持ち上げる。
「後ろもお見せしろ!」
 女性は、震える手で双尻を掴むと指を食い込ませる。そして、その手を左右にひっぱった。男達がそれを食い入るように見る。そして、それぞれに手にもった回覧板みたいな板に何かを書き込んでいく。司会者は、客が口々に言うポーズを女性にさせると一礼し、鎖を持って元の位置に戻ってきた。最初気丈そうにみえた女性の顔は羞恥の涙にまみれグショグショになっているのだった。
「2番、畠山沙紀 40歳。バスト90、ウエスト65、ヒップ90。出産2回。最低落札価格200万。」
 次の女性が呼ばれ、引っ張られていくのであった。同じように好奇の視線の中すべてを晒しだす。こちらに戻ってくるときには、涙に濡れ肩を震わせる。その切なさ、悲しさが伝染するように伝わってくる。私達の脚も震えだす。隣りの一番若い子がその衝撃的な現実に耐え切れずその場にしゃがみ込んで嗚咽を上げはじめた。イヤイヤと顔をふる。明るい色のサラサラの髪の毛が左右に揺れる。しかし、私達奴隷にはそんな人間らしい羞恥さえも許されない。背後から男が近寄り、支えるようにして立たせる。鞭を軽く当てる。少女の怯えた表情。少女は子供のように目を擦りながら立ち続けた。
 だんだんプログラムがすすむ。あと3人。私ももうすぐ晒される。そう思うと胸が恥ずかしいほどの鼓動を打つ。考えただけで秘部がジワジワと熱くなる。どうしよう。はっきりと見ていないが私のアソコだけ淫蜜でヌラヌラ光っているようにも見える。それに、陰毛が綺麗に剃られてるのは二三人だけだった。いやがおうでも羞恥心が増す。あんなところで脚を開いてみんなに見られるんだ。そう思うと体の中に秘められたバターがヌルヌルと蕩ける。それは意識すればするほど止めようもなく流れ出すのであった。

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