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新しい生活がはじまる。
わたしはまた若奥様としての生活に戻る。
メイドとしてわたしたちに仕える綾菜さまと早紀さん。
でも、以前の彼とわたしではない。
外向きは、妻としてふるまうわたし。
それで、時々地下室で彼や綾奈さまの調教を受ける。
早紀さんと愛し合う。
それが、わたしの形となる。
あと、裏の仕事の手伝い。
世の中には、いろいろな悪がある。
でも、現在の法律じゃ捕まえられないもの。
時間がかかりすぎるもの。
それを裁くのが、その仕事。
でも、その話は別の話で。
今日は調教の日。
わたしは、あの扉を開ける。
扉の軋む音。
あかずの間…
すべてはこの扉を開けたときから始まった。
了
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