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　はじめまして、闇縄★悪夢です。 　DTIブログでＳＭ小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。 　ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 

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アカズノ・マ（09）　

2012/03/04  (Sun)  ◆  [SM小説]
09
　ピシッ！！！

　太股に切られるような痛み・・・・
「痛いっ！」
　思わず声を上げる。

　無言で微笑む綾菜・・・・

　また鞭を振り上げる・・・・

　ビシッ！

「ひぃっ。やめて・・・」
　また太股に痛みが走る。

「次はどこを打とうか？」
　綾菜の冷酷な目。
　口元だけ笑ってる。
　
　今度は胸に・・・・

「あぁ・・・やめて・・・おねがい」
　
「だめっ。まだ調教を受ける気持ちになってないでしょ？」

　もう一度、胸。

　ヒュン・・・
　風を切る音・・・・
　それから痛み・・・
　胸が弾かれた方向に震える・・・

「お願い。いうこと聞くから」
　
「聞くから？？？」
　綾菜はまた鞭を振る・・・
　肉の少ないわき腹へ。
　それもさっきより強く。
　
「痛い。痛いよっ。お願い。やめて」
　涙声で訴える。

「まだ、わからないみたいねっ」
　鞭を振り続ける。

「お願いします。やめてください。クスン」
　あのドジっこで天然の綾菜・・・
　まるで別人のよう・・・
　その冷たい目に心から怯えてしまう。
　鞭打ち続けられる恐怖に、
　必死でお願いする。

「ちゃんと言えるじゃん」
　鞭を下に降ろす綾菜・・・・

　コクンって顔を縦に振るわたし・・・

「やさしく調教してやるからね。
　若葉はマゾの素質があるみたいだから」
　妖しく笑う綾菜・・・・

　そして、綾菜の言葉にわたしの身体の奥でジンとする感覚を感じた。

　マゾの素質・・・
　わたしはその言葉を頭の中で繰り返した。


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