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「じゃあ、お風呂ためてきて」
絵里菜があゆみの言葉に廊下の方に消える。
京子と愛香は夕ごはんのメニューを見ている。
ピザとかの出前のメニュー・・・・
その中から選んで京子が電話をする。
でも、この子たちどうなってるの?
親とかこういうの知らないの?
いらない心配をしてしまう。
わたしの高校の時と全然違う世界・・・・
でも、この子たちにとってはそれが日常なんだ・・・・
こういうのってうらやましいのか、かわいそうなのかわかんない・・・・
愛香といっしょにお風呂に入る・・・・
愛香は隠そうともしないで、服を脱ぐ。
まだ、蕾といってもいい身体・・・・
そういうところは子供なんだって思う。
でも、その心はわたしには想像できないくらいのS性を秘めている。
それが、いっそうの恐怖をわたしに与える。
そして・・・・その怖さにさえ感じてしまうわたしのM性・・・・
バスルームに入る。
「じゃあ、栞はお風呂の椅子になってね」
無邪気言う愛香。
わたしは、シャワーの前に4つんばいになる。
「ちょっと高いよ・・・」
お尻を叩かれ、腕と脚をたたむ。
「とりあえずシャワーの温度確かめてねっ」
わたしの背中にシャワーをかける。
最初は冷たい水・・・・
それからいきなり熱いお湯が・・・・
「熱いっ・・・」
身体が逃げてしまう。
「椅子は逃げないよっ!
あそこに熱湯シャワー当ててあげようか?」
愛香はわたしの背中に足を乗せて逃げないように踏みつける。
おしりにシャワーを当てながら。
「熱いです・・・・あぁ・・・・」
そのまま、だんだん温度を下げていく・・・・・
「ち・・・ちょうどいいです・・・・」
シャワーがぬるくなったところでわたしは愛香に告げる。
「ふぅん・・・」
わたしの背中に彼女は座る。
そして、ボディシャンプーをスポンジにつけて身体を洗い始める。
ときどきわざとグリグリとおしりを押し付け体重をかける。
それと、わざとわたしの顔に当たるようにシャワーを浴びる・・・
でも、わたしは耐えるしかない・・・・
彼女が髪を洗い終えるまで・・・・
わたしはじっとその姿勢で・・・・
固いタイルに直に当たっている膝が痛い・・・・
彼女は髪の毛をタオルでまとめながら、わたしに身体を洗うように言う。
彼女が見つめる中で、身体の隅々まで洗う。
あそこも・・・・おしりの穴まで・・・・
T字かみそりでアンダーヘヤーも剃って・・・・
わたしも髪を洗ってタオルでまとめる。
それから、愛香といっしょにバスタブに・・・・
バラの香りの入浴剤・・・・・
その中で愛香が抱きついてくる・・・・
胸を合わせるように抱き合う・・・・
背中に指を這わせ合う・・・・
そして、そのままわたしたちは何度も唇を重ねあった。
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