23
好奇の視線にさらされるわたし・・・・
若く見られるといっても高校生には見られたことはない・・・
髪の色もチョコレートブラウンだし、メイクも彼女たちと違う。
「なに?あれっ」
あからさまに指を指して笑う子たちもいる・・・・
男の子たちはわたしの胸や太腿に欲情的な視線を送る・・・・
「おねえさん。変態なの?」
不良っぽい男の子が絡んでくる・・・・
「ねぇ。俺らと遊ばない?」
軽口をたたいてわたしについて来る・・・・
なれなれしくおしりをなでる手・・・・
「あぁ・・・だめっ・・・」
赤くなって俯くしかない・・・・
すぐに前ではしゃいでいた愛香が戻ってくる・・・・
「こいつ、わたしたちの奴隷なの」
男たちに言う・・・・
だめっ・・・・
小学生みたいな子なのに・・・・
でも前を歩くあゆみたちは戻ってこない・・・・
何もないようにしゃべりながら歩いているだけ・・・・
「すみません。愛香さんの連れとは知らずに・・・」
謝る男たち・・・・
「うん、いいよっ。こいつがエロいカッコしてるのが悪いんだし・・・」
ニコッと笑う愛香・・・・・
どうして???
こんな子に・・・・
「ほら、栞も謝りなよ・・・」
「あぁ・・・ごめんなさい・・・」
男たちに謝るわたし・・・・
そして、また愛香は走って彼女たちのところに戻る・・・・
そして、わたしはまた好奇の視線に晒されながら街を歩き続けた・・・・
裏道に入る・・・・
ちょっとホッとするわたし・・・・
見られてるだけで身体が火照ってる感じ・・・・
少し汗ばんでいる・・・・
裏道に入ると、彼女たちが近づいてくる・・・・
人のいないのを確認して、京子がわたしのブルマをずり下げる・・・・
「あぅ・・・いや・・・・」
「足開いて・・・」
足を肩幅くらいに開く・・・・
「汚してないか確認するよっ」
アソコに顔を近づけて、指で亀裂に沿ってなでる・・・
「ベトベトじゃん」
あきれたようにわたしを見上げる京子。
「ごめんなさい」
「見られてよろこんでんじゃないよ。この変態。」
クリットをつねりあげる。
「あぁっ・・・・」
「もう、はけないジャン。マゾのお汁で汚れて」
「あぅ・・・」
「なんとか言いなさいよ」
「ごめんなさい」
「引きちぎってやろうか」
「やめて、ごめんなさい」
見た目がSぽくない分だけ余計に恐怖を感じる。
それに本当に引きちぎりそうな力。
「痛い・・・あぁ・・・ごめんなさい」
涙交じりの声になる。
「まぁ、いいかっ。でも、あとで覚えておいてね」
「はい・・・・」
素直に返事をする。
そして、またブルマを上げて、彼女たちの後に続いた。
カラオケの店。
でも、表どおりにあるようなキラキラした店構えじゃない。
いかにもうらびれた建物。
そして、申し訳程度の看板。
その店に彼女たちと入っていく。
いかにも顔見知りみたいに、店員の若い子に挨拶して奥の部屋に向かう。
たぶん、ここは彼女たちの溜まり場なんだ。
いちばん奥のつきあたりの部屋。薄暗い中に赤いソファーがテーブルを囲んでいる。
奥にはステージ。
それだけじゃない違和感。
そう、ステージの反対側の壁には?形の木組みがあって、そこから鎖と手錠がぶら下がっている。
その横にさまざまな鞭、棚には薬品とか注射器とかバイブ・・・・
まるで、昨日のSMホテルのようにいろいろなものがそろっている。
彼女たちは、かばんを放り投げて、思い思いの席につく。
でも絵里菜はわたしの横に立ったまま・・・・
「じゃあ、わたしミルクティー」
「コーラ」
「カフェオレ」
座った子たちが注文を言うと、すぐにドアの横の電話で注文を取り次ぐ。
「あの、ミルクティーとコーラとカフェオレ。あと、いつものウーロン茶2つ」
一番不良っぽいって思ってた子なのに・・・・
なんかこの子たちのメイドみたいに・・・・
でもいつものウーロン茶って?
そしてまたわたしの横に並ぶ絵里菜・・・・
「じゃあ、愛し合ってもらおうかな。マゾ奴隷どおし。」
意地悪そうにわたしたちを見る京子。
「うん、嬉しいでしょ?絵里菜。おねえさまと愛しあえるのよ」
あゆみもあおる。
「はい、うれしいです」
わたしを見上げる絵里菜。
大きな瞳が潤んでいる。
「じゃあ、脱いで。」
冷たく言い切る愛香・・・・
絵里菜はステージに上り、カーディガンのボタンをはずし始めた。
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