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昨日のことが夢のように思える・・・・
でも、身体に残った縄のあと・・・・
鞭で叩かれた跡・・・
まぎれもなく現実・・・・
でも、いつもどおり朝起きて、
いつもどおり準備をする・・・・
それと、昨日渡されたお薬・・・・
強力な避妊薬らしい・・・
それを服用する・・・・
あと、プレイの前には膣に挿入するのもある・・・・
昨日教えられたんだけど、
避妊は奴隷の務め・・・
決してご主人さまに迷惑をかけないこと・・・・
どうなっちゃうんだろう・・・・
そう思う・・・・
でも、不思議とあきらめに似た気持ち・・・・
仕方ないかって・・・・
服を着て、髪を整えると・・・
姿見に映ってるのは、いつもの栞・・・・・
うん、なるようになるよ・・・
自分に言い聞かせる・・・・
そして、いつものように家を出て、駅への道を急いだ。
ホームについて、まわりを見回す。
昨日の人たちを目で探す。
でも、まわりはいつもと同じ人ばっかり・・・・
でも、油断できない・・・・
そうだ・・・・
女性専用車両・・・・
あそこにいけば・・・
わたしは2両目の乗り場へ急ぐ・・・・
女性だけの車両・・・
ここなら・・・・
まわりは女性ばかり、
うん、大丈夫・・・
こんなことで、逃げられるなんて思っていないけど、
とりあえずこういう行動にでてしまう・・・
まだMに染まりきれないわたしがいる・・・
ホームで待っている間・・・
わたしの周りには、高校生・・・・
それも、イマドキって感じ、
みんなメイクもきちんと決めてるし・・・
ティーンズ雑誌のモデルみたいにおしゃれしている・・・
朝から、テンション上がりまくりって感じではしゃいでいる・・・
うるさいって思うより、
わたしにもこんなときってあったなって、
懐かしく思う・・・・
これも、昨日のことがあったからかなっ????
携帯を見せ合ってはしゃぐ彼女たち・・・
「うっそー」
「信じられないよ。これっ」
そんな言葉が聞こえる・・・・
チラッと携帯の画面を盗み見する・・・・
「えっ・・・・」
そこには裸の女・・・・
背景に見覚えのある部屋・・・・
「エッチすぎっ」
「うんうん、マジ、ドM」
うそでしょ・・・
この子たち・・・・
唖然とするわたし・・・
「栞さんでしょ?」
わたしの背後でアニメの主人公のような声・・・
振り向くわたし・・・
一瞬、だれもいない背後・・・
でもすぐに見下ろす・・・・
そこには中学生くらいの身長の彼女たちと同じ制服・・・
あどけなく笑って・・・
わたしの目の前に携帯の画面を突きつける・・・
そこには
昨日のわたし・・・
縛られて、バイブの刺さっている秘部・・・・
感じきった表情・・・・・
「すごいねっ。これ」
目を細めて笑う彼女・・・・
そして、高校生たちはわたしを取り囲む・・・・
わたしは、その群れの中にはいったまま・・・
到着した電車内になだれ込んだ・・・・
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