12
「そろそろ奉仕してもらおうか。」
「そうだね。そろそろ我慢できなくなってきたし。」
ミノルと澤木が言う。
わたしの身体から手が離れる。
もうすこしで逝きそうだったわたし。
その場にしゃがみこみ、物欲しそうに彼らを見上げてしまう。
カチャカチャとベルトをはずす澤木さん。ズボンと下着を下ろすと、屹立したグロテスクなものが現れる。
「ほら、どうするんだ。好きなんだろ。これが。」
「うぅ・・・・」
目の前の椅子に座る澤木さん。
ここまで、はっきりとこんなのを見るのは初めてだ。
「咥えさせてください・・・だろっ」
ミノルがわたしの前髪を掴む。そのまま澤木さんの足元に。
「咥えさせてください・・・」
ミノルの言葉を繰り返す。
「何をだ!」
ジンさんが先の割れた鞭でおしりを打つ。
「ぅぅ・・・おちんちん・・・です」
「じゃあ、おねだりしろっ」
また鞭が飛ぶ。
「あぅっ・・・栞は・・おちんちんが・・・好きです。栞におちんちん・・咥えさせてください・・・」
ミノルの笑い声・・・
「いいぜ。ちゃんと咥えるんだぜ。」
澤木さんも笑いながら言う。
わたしは、その言葉に前に進み、両手で恭しくそれを包み込む・・・・
フェラって知ってるけど、実際は初めてだった・・・
両手に鼓動を感じるくらい固く屹立したもの・・・・
その先に舌を這わせる・・・・
根元の方に舌先を動かしていく・・・・
そして、今度は根元から先へ・・・
アイスを舐めるときみたいに・・・・
ゴツゴツとした起伏を舌に感じながら・・・・
「うぅ・・・」
ときどき上目遣いに澤木さんの顔を見上げる・・・
わたしを見下ろす威圧感のある冷たい目・・・・
さっきまではどう見てもふつうの小太り男性だった・・・
普段はNGなタイプだ・・・声も甲高くって耳に障る・・・
でも、今は見つめられただけで、身体が震えるほどの服従心が芽生えている・・・
「咥えろ!」
前髪をわしづかみにされる・・・・
わたしは先に唇をかぶせる・・・・
引っ張られるままに飲み込んでいく・・・
半分くらい・・・・
だめ、もう・・・・
目を閉じる・・・・
でも、力強く引き寄せられる・・・・
「ぐぅ・・・・」
口を大きく開けているのに・・・
いっぱいになる・・・・
のどに届きそうなくらいまで・・・・
そのまま・・・今度は離される・・・・
「ぅ・・・ぐ・・・・・」
吐きそうになる・・・・
でも、そんなこと澤木さんには関係ないかのように前後に手を動かす・・・・
「舌を使うんだよ・・・おい、鞭を入れろ。」
お尻で鞭がはじける・・・・
「うぅ・・・おぉ・・・・」
目尻から自然と涙がこぼれる・・・・
必死で舌を動かす・・・・
苦しむ姿が面白いのか彼らは笑いながらわたしを責める・・・・
何度もお尻を叩く鞭・・・・
摩耶さんの高い笑い声・・・・
背中を踏みつけるミノル・・・・
澤木さんは手の動きを早くする・・・・
息をするのも困難なくらい・・・・
澤木さんの息遣いも速くなる・・・・
「ハハハ・・・出すぜ・・・こぼすなよ・・・」
のどの奥で怒張がはじける・・・・
張り付くような熱い粘液を感じる・・・・
生臭い苦いような香りが口の中に充満する・・・・・
残りを出し切るようにゆっくりと顔を前後に動かされる・・・・
「うぅ・・・げぇ・・・」
口の端からこぼれるよだれと精液・・・・
「こぼすな!」
強い口調にわたしは目を閉じて飲み込む・・・・
のどをコクンって鳴らして・・・・
元気のなくなったものが口からひき抜かれる・・・・
「けほっ・・・」
咳き込むわたし・・・・
でも、次にジーンズを下ろしたミノルがわたしの前に立つ・・・・
弱弱しく見上げるわたし・・・・
白い歯で笑ってわたしの前髪を掴む・・・・
休む暇もなく・・・・
まるで性具になったわたし・・・・・
唇に固いものが押し当てられる・・・・
わたしは唇を開いてそれを受け入れていくしかなかった・・・
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