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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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11
「お願いされてやるぜ。朝のオマンコもよかったしな」
 若い男が首輪を取る・・・
 首を覆うような太い首輪・・・・
 愛玩犬用じゃない・・・
 明らかにSMの道具・・・・
 銀の金具が光っている・・・・
 わたしは髪の毛を書き上げて顔を上げる・・・・
 首輪がつけやすいように・・・・
「素直じゃん」
 さからっても仕方ない・・・・
 奴隷を演じるしかない・・・
 わたしが小説に描いているようなマゾ奴隷のように・・・・
 太い皮が巻かれる・・・・
 そのまま締められる、圧迫感をもって・・・・
 もっと緩いと思ってた・・・・
 そのまま2本のベルトが締められる・・・
 簡単に解けないようになっている・・・
 正面の鏡にわたしの姿が映る・・・・
 ネットのSM画像のような姿・・・・
「にあってるじゃん。かわいいよ」
 鎖の根元の部分を掴んで、わたしを引き寄せる摩耶さん・・・
 至近距離でわたしの顔を見る・・・・
 わたしも、目をそらすことができない・・・
 それにしても美人・・・
 そして、吸い込まれそうな黒い瞳・・・・
 その瞳がもっと近づく・・・・
 唇がわたしの唇に触れる・・・・
 わたしは目を閉じる・・・
 摩耶さんの舌が唇の間から滑り込んでくる・・・・
「うぅ・・・」
 小さく呻きながら、わたしも舌を絡める・・・・
 同性とこんなのしたことない・・・・
 それにこんな甘美なキス初めて・・・・
 元彼とのキスもこんなに身体がしびれるような感覚はなかった・・・・
 それから、首筋から身体に這っていく指・・・・
 まるで、わたしの感じるところをしっているかのように・・・・
 わき腹・・・お腹・・・・下腹部へと進んでいく・・・
 身体がすごい熱くなっていく・・・・
「あぁ・・・・」
「かわいいよ。独り占めしたいくらい」
 唇を離して、微笑む摩耶さん・・・・
 ゾクッとするような微笑・・・
 それだけで、服従してしまう、まるで女王蜂・・・
「だめだよ。俺らも楽しみにしてたんだから・・・栞の調教って抽選なんだぜ」
 ミノルが不満そうに言う・・・
「そうだったわね。じゃあ、次の抽選にも参加するわ」
「でも、100人待ちだっていうよ。こんなかわいい子久しぶりだからね」
 100人待ち・・・・
 そんな・・・・
「30日だから、もう回ってこないですよ」
 冷静にジンって人が言う・・・
 わたし、こんな風に毎日、違う人たちに・・・
「最初でラッキーだな。1ヶ月後はボロボロだぜ。あらゆる変態行為されてさ」
「でも、そんな栞もみてみたいわ」
 もう一度ぎゅっとだきしめられる・・・
 わたし・・・どうなっちゃうの?
 それを引き離すジンさん・・・・
 縄を手にしている・・・・
 とりあえずわたしの胸の上にあてられる麻縄・・・・
 チクチクとした感触・・・・
 後ろを一度回って下へ・・・・
 胸がギュッと搾り出される・・・・
「あぅ・・・・・」
「こういうのされたかったんだろ。小説読んだぜ。フフ」
 そう、わたしの小説の主人公は縄で縛られる・・・・
 ネットで見たSM画像・・・・
 実際に綿ロープでしかしたことがない・・・・
 それに自分で縛るのとは全然ちがう・・・・
 壊れそうなくらいきつい縛り・・・・
 息苦しいくらい・・・自然に息が荒くなる・・・・
 でも、胸の上下を何往復もする縄・・・・・
 腰にも別のロープが巻きつけられる・・・・
「感じてるぜ。嬉しいんだろう?」
 男の言葉に首を左右に振る・・・・
「じゃあ、こうしてやろう」
 股間を通る縄・・・・
 後ろからギュッとひっぱられる・・・・
 ちょうど作られた瘤があそこに食い込む・・・・
 爪先立ちになるけど、避けられない・・・・
「あぁ・・・あん・・・・・」
 私が腰を振るのを楽しむようにジンさんが縄を上に引く。
「嬉しいだろ?」
「あぁん・・・だめっ・・・」
 恥ずかしいくらいに硬くなった胸の先を摩耶さんが舐める・・・・
「ひっ・・・・あぁん・・・・だめっ・・・だめなの・・・」
 甘い声でもだえるしかない。
「こいつ真性だぜ。」
 ミノルがもう一方の胸にむしゃぶりつく。強く胸をつかんで先に舌を這わせる。
 澤木の手がわたしのお尻に爪を立てる。そのまま後ろに座り込みわたしのお尻を左右に開く。
「あ・・ぁあん・・・はぁぁん・・・」
 悩ましげに身体をくねらせて悶えるしかない。
 その動きを縄がとらえ、新たなマゾの快感を呼び起こす。
「こんなに感じてちゃ。もたないぜ。」
 胸の先に歯を立てながら笑うミノル。
 自分でもどうなってしまうのかわからない。
 その底なしの恐怖と快感に身を委ねるしかない。
 わたしは、甘い声をあげながら、彼らに翻弄され続けるしかなかった。


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