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「カーペットが台無しだよ」
抱き合い続けるわたしたちに美奈先輩が声をかける・・・
「ああ・・・ちゃんと弁償してもらわないとな。商売にならないぜ」
店長も追い討ちをかける・・・
わたしが下を見ると、はみ出した茶色いものが散乱している・・・
こんな高いところから、あの中になんて無理・・・・
でも、先輩の方は大体納まってる・・・
「はしたないケツの穴しやがって!」
「ちゃんと躾けないとね。こっちの奴隷くらいに」
「アナルセックスやりまくったら、すこしマシになるんじゃねえの」
下品な言葉に顔を赤らめる・・・・
「そろそろ、オーナーが来る時間だ」
店長が時計を見る・・・
「そうね。綺麗にしとかないと売り物にならないわ。恵美、木籐」
「わかった」
恵美さんは美奈先輩にVサインをする・・・
「シャワー室に行くよ」
わたしたちに椅子から降りるように促す・・・・
おしりも拭かないまま・・・・
わたしたちはそれに従う・・・・
木籐が後ろからついてくる・・・
わたしのおしりをつかむように揉みながら・・・
また、あとでこいつに抱かれるんだろう・・・
店長にも・・・・
陰鬱な気持ち・・・・
シャワー室に入ると、恵美さんたちに監視されながらのシャワー・・・
「もっと、よく洗うのよ、中まで、オナニーはダメだけどねっ」
「ケツもよく洗えよ。汚いクソがついてんだからよ。」
シャワーソープをつけて洗う・・・・
先輩も一緒・・・・
髪の毛もシャンプーして・・・・
崩れたメイクも落とす・・・
「へぇ、ノーメイクでも、二人ともいけんじゃん」
わたしは10代だけど・・・
真由子先輩は20後半くらい・・・
でも、スッピンでも綺麗・・・・
シャワーで泡を流すと、バスタオルが渡される・・・
それで身体を拭いて・・・
身体に巻く・・・
いつもみたいに・・・
「隠すんじゃねぇよ!」
でも、今は囚われの身・・・
そんな普通の行為も許させない・・・
わたしはタオルをはがして、身体を露出する・・・
「オーナーが見に来るんだから、ちゃんとメイクしてね」
私たちは髪を乾かし始める・・・
いつも使ってる2つ並んでるドレッサー・・・
髪の裏からいつもどおり、肩までのヘヤーをブラッシング・・・・
先輩も同じくらいの長さの髪をうちまきにしていく・・・
つぎはメイク・・・・
ピンで前髪をとめて・・・・
ファンデーションは薄め・・・
薄いピンクのシャドー・・・
目元はちょっと念入りに・・・
アイライン、マスカラ・・・
最後にルージュにリキッドグロスを重ねる・・・・
ヘヤーを整えて完成・・・・
先輩もナチュラルなメイクで完成・・・・
わたしたちを確認する木籐と恵美さん・・・
「もっと、ケバいほうがよくねっ。なんかSMビデオのマゾとかケバイじゃん。」
木籐がわたしたちを見比べる・・・
「自然でいいよ」
恵美さんは、わたしの髪をてぐしで整える・・・
「じゃあ、行こうか」
わたしたちはまたホールへ・・・
美奈先輩と店長がわたしたちを見る・・・
そう、その目はもはや人間を見る目ではなかった。
家畜の品質を確認する目・・・
オークションの前・・・・
そう、オーナーが来るんだ・・・・
わたしと真由子先輩が立つ前で、4人の悪魔たちは思い思いにグラスを傾けた。
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