21
「あん・・・あん・・・」
店長が腰を動かすたびにあえぐ・・・
激しいストローク・・・
木籐みたいに大きくないけど、女体を知り尽くしているのか・・・
わたしの感じる部分を責める・・・
「ん・・・・」
先輩が上半身を起こす・・・
気がついたんだ・・・
すぐにわたしの方を目を大きく開いて見る・・・
驚きの表情・・・
すぐに美奈先輩に視線を移す・・・
「約束が違うわ!」
さっきの奴隷の表情ではなく、いつもの美奈先輩の表情・・・
身体を動かそうとするけど、縄で縛られてるので動けない・・・
「真由子が気絶するから、悪いの。そうでしょう」
「でも、約束は」
「それに、沙耶が自分から望んだのよ。ほら。」
先輩の目の前にさっきの契約書を開く・・・
「沙耶。だめっ」
先輩は事態を飲み込む。
「それに、奴隷との約束は守らなくていいの。奴隷契約書に書いてあるでしょ」
その部分を指さす。
「そんな・・・ひどい・・・」
「何?その反抗的な目。まだ、調教が足りないみたいね」
無力な先輩の首筋を指で撫でる・・・
髪の毛を指に巻きつけるように絡める・・・
「わたしはどうなってもいいの。沙耶だけは・・・」
「ふぅん。でもダメ」
先輩の懇願も美奈先輩にとっては楽しみなのかも・・・
「お仕置きは一緒に受けてもらうわ」
意味ありげな笑いを浮かべて、恵美さんに何か耳打ちする・・・
なんなの???
たぶん、ひどいことだと思う・・・
でも、その間も店長のストロークは続いて・・・
意識が飛びそうな快感に身体が支配される・・・
「あぅ・・・ん。はぁ・・・」
わたしは先輩の苦境に関わらず甘い声を出す・・・
「ほら、飲ませてやるぜ」
わたしの中に入ってたものが抜かれる・・・
そして、わたしの口の前に・・・
わたしはさっきの木籐にしたように醜悪なものの先を口に咥える・・・
店長が根元を何回かしごくとどろっとしたものが溢れる・・・
わたしはそれを喉の奥に流し込む・・・
生臭くて苦いもの・・・・
「おいしいだろ」
わたしは目を閉じて一滴もこぼさないように・・・
舌を這わせ粘液を舐め取る・・・
チューチューと音を立てて・・・
もう、マゾ奴隷としての行為・・・
わたしは上目遣いに満足気に微笑む店長を見上げた・・・
その間も向こうでは準備がすすむ・・・
わたしは舌を使いながら横目で見る・・・
洗面器・・・薬のボトル・・・・注射器・・・
恵美さんと木籐がいろいろ持ってくる・・・
ゴムのボールのついた管とか・・・
それが何をするものかってわたしでもわかる・・・
浣腸・・・・
お仕置きって・・・
女として・・・人間として・・・絶対に見られたくない姿・・・
それを見て楽しもうとするんだ・・・
考えただけで顔が熱くなる・・・
「用意ができたぜ」
木籐が言う・・・
わたしは先輩の横に連れて行かれる・・・
先輩とわたしは4つんばいの姿勢で棒みたいなものに足を固定される・・・
ちょうどニ匹の犬みたいにおしりを並べて・・・・
「やめて、せめて沙耶だけでも・・・」
まだ、懇願する真由子先輩・・・
「うるさいねっ!」
そのおしりを先の割れた皮の鞭が打つ・・・
美奈先輩のなれた手つき・・・
SMの女王様・・・
その役がぴったりはまっている・・・
その冷たい目つき・・・・
スレンダーな白い肌・・・・
凍りつくような美貌・・・・
少しかすれた声・・・・
「フフ・・・大丈夫。沙耶ならすぐに気に入るよ。やみつきになるかも。クスッ」
こんどはやさしい声・・・
その鞭でわたしのおしりを撫でる・・・・
「あっ・・・」
わたしと真由子先輩は懇願するような目でその悪魔の微笑みを見上げた。
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