12
「おしおきねっ」
「あぁ・・・ごめんなさい・・・」
自分が男たちをけしかけたのに・・・
お仕置きなんて・・・
理不尽な状況・・・
でも、さからえないのはわかっている・・・
先輩の身体を鞭が撫でる・・・
ゆっくりと身体の輪郭にそって・・・
「だめよ。最初が肝心なんだから」
おしりを鞭の先が撫でる・・・
「あっ・・・」
身体を固くする先輩・・・・
そして、いきなり鞭を振るう・・・・
ピシッ・・・
わたしの浴びた鞭よりも鋭い音・・・・
私みたいに赤くなるだけじゃなくて・・・・
赤いミミズバレが浮かび上がる・・・・
ピシッ・・・ピシッ・・・・
美奈先輩は無言で鞭をふるい始める・・・・
真由子先輩はおしりを左右に振って避けようとする・・・・
「あぁっ・・・許してください・・・あっ・・・」
お尻に縦横に赤い線が浮かび上がる・・・・
きめ細かい肌が傷だらけになる。
「美奈ちゃん。ほどほどにしてといてよ」
「ん・・・」
店長が助け舟を出す・・・
やっぱ、ひどすぎると思ってるの?
「あとで、オーナーが奴隷を見に来るんだからさ」
えっ・・・
「わかってるよ」
「それに、このまえの朋ちゃんみたいになったら稼げないし」
「ああ・・・朋子ね。あいつもっと根性あるかと思ったんだけどね」
そういえば、ちょっと前にやめた朋子先輩・・・
美人系でドレスっぽい服を着て・・・
なんか冷たい感じするけど、ツンデレっていうのか・・・
案外人気があった先輩・・・
お店のナンバー3で美奈先輩にもう少しまで迫ってた・・・
ライバル心丸出しで・・・・
美奈先輩にも、あれこれ突っかかってたけど・・・・
突然来なくなった・・・・
店長は引き抜かれたって残念そうに言ってたけど・・・
もしかして、美奈先輩に・・・・
「まあ、俺らも飽きるほどやったんだけどさ」
「もう、殺してとか言ってたよね」
木籐と恵美先輩がクスクス笑う・・・
おかしくってしかたないって感じで・・・
「3日で壊れちゃうなんて思わなかったわ」
残念そうに美奈先輩が言う・・・・
質の悪い玩具を残念がるように・・・・
「でも、いいじゃん。変態オヤジに店長が売ったんでしょ。」
「しかし、たったの300万だぜ。あれくらいの玉なら1000万はもらわないと。」
鬼畜たちの会話・・・・
こんなに悪意だけの人たちがいるなんて信じられない・・・
でも・・・・
真由子先輩もわたしもそいつらの手のうちにある・・・
こいつらに命運を握られてるんだ・・・
この場では圧倒的な暴力に屈するしかない・・・
「でも、真由子はもっと根性あるよね。」
美奈先輩が真由子先輩を見下ろす。
「あぁ・・・わたし・・・」
「まだ、泣いてもいないもん。こんな子初めて」
そういえば、先輩はわたしもみたいに泣いたり暴れたりしてない。
「だけど、強情な子を奴隷にするのがわたしの楽しみなの。どこまで、耐えてくれるのかな。クスッ」
美奈先輩の目に光を感じる。
それは悪魔が宿ったような光。
それを凝視する不安そうな先輩の目。
わたしは、その光景にこれから続く生き地獄を感じるしかなかった。
奪われた妻
(乱暴に犯されて、あんなに感じているなんて)
男のたくましい背中にしがみついて喘ぐ31歳。
古風で貞淑な若妻を狂わせる凌辱者の悪魔性技。
必死に嗚咽を堪え、罪深き肉体を泣いて詫びる妻。
痴態を見せつけられる夫の瞳には暗い悦びが……
紗希、詩織、志津香……引き裂かれる七つの絆!
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