25
ちょっと早くきすぎたみたい・・・・
バーチャルのバイトの日・・・
バイトの時間より1時間も早く研究所のあるビルにつく・・・・
それほど、魔莉夜さまと逢うのが待ち遠しかった・・・・
控え室で待てばいいよ・・・
今日発売の雑誌もゲットしてあるし・・・・
わたしはエレベーターに乗る・・・・
どきどきする・・・
なぜか・・・・
今日はどんなことされるんだろうって想像して・・・・
ドアに「中川バーチャル研究所」の文字・・・
でも、なんか変な感じがしてドアを開けるのをためらう・・・・
なんでかわかんないけど・・・・
いやな予感とでもいう感じ・・・
すこしドアを押してみる・・・・
「あっ・・・あっ・・・・」
なんか小さなあえぎが聞こえる・・・・
もしかして、ビデオでも見てるの・・・
とりあえず足音を立てないように研究所に滑り込む・・・・
いつもの控え室・・・・
でも、音はもっと奥から聞こえてくる・・・・
すこし開いた所長室のドア・・・・
その奥をのぞける位置まで移動する・・・・
あっ・・・・・
そこには中川さんの膝の上にのった全裸の真美・・・・
こっちを向きに大きく足を広げて・・・・
それだけじゃない・・・
胸はSMみたいに縄でくびりだされている・・・・
大きな胸が上下に波打つ・・・・
それだけじゃない・・・・
あそこからは黒いバイブのおしりが見えている・・・・
じゃあ、繋がっているのは・・・・
「あぁん・・・・いっちゃう・・・あぁ・・・気持ちいい・・・」
「まだだ!」
後ろから短い鞭で真美の胸を叩く・・・・
「ほら、早く俺をいかせないと、美咲が来るぞ。真美のマゾなすがた見てもらおうか。ん。」
普段の中川さんとは口調が違う・・・・
ドスの聞いた声・・・・・
自分から身体をくねらせる真美・・・・
あのクールな真美から想像できないような痴態・・・・
自分から快楽を求めるように身体を動かす・・・・
「あん・・・わたしのおしりにください・・・・真美はおしりで感じる変態のマゾです・・・」
「いやらしいマゾだ・・・」
また真美の身体を短い鞭が打つ・・・・
「いいっ、あぁぁっ、ああぁあっ。ご主人さま・・・」
真美のあまりにもいやらしい痴態に、わたしは釘付けになる・・・・
他人のセックスなんて見るのは初めて・・・・
それも、こんなにいやらしい・・・・
なんか身体の奥にドクドクしたものを感じる・・・・
それが下半身を熱くする・・・・
自分が真美みたいにされるとこ想像してしまう・・・・
だめ・・・・
あんなこと・・・・
太ももを閉じて自然にもじもじとすり合わせてしまう・・・・
片手は自分の胸をつかんでしまう・・・
そしてゆっくりと揉みはじめる・・・・
「あぁ・・・・・」
声を殺してあえぐ・・・・
息苦しいくらいの官能・・・・
その後ろに人影が近づくのもわかんないくらい・・・・
「フフ・・・何みてるの?」
「えっ・・・・」
振り返るわたし・・・・
うしろに女の人・・・・
それも・・・・
魔莉夜さま・・・・
わたしは言葉も出せない・・・・
これって現実だよね・・・・
「うらやましいんだ。真美が。クスッ・・・」
バーチャルの中の魔莉夜さまと同じ声・・・・
同じ姿・・・
「魔莉夜・・・・さま・・・・」
呆然として、その名前を口に出す・・・・
「えっ・・・・わたしは小枝子・・・」
ニコッと微笑む・・・・
「そんなとこで立ってないで中にはいったら?あなたもMなんでしょ。さっきから、おしりをもじもじさせちゃって。クスッ・・・」
わたしを押すようにして中にはいる・・・
密着する身体・・・・
魔莉夜さまと同じ匂い・・・・
真美とも目があう・・・・
恥ずかしそうに目を伏せる真美・・・・
でも、身体を上下に動かすのはやめない・・・・
わたしはその止まったような時間の中で立ち尽くすことしかできなかった。
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