18
「いやらしい子・・・・」
魔莉夜さまが鞭をあてる・・・・
2回づつ放出を受け止めた身体・・・・
「ごめんなさい・・・・」
しかたないのに謝ってしまう・・・・
「お仕置きだよ・・・・」
おしりに何度も鞭がはじける・・・・・
「あっ・・・あぁ・・・ありがとうございます・・・」
もう自然に奴隷としての作法を教え込まれている・・・・
理不尽なことされて謝ったり、お礼を言ったりしてしまう・・・・
「さっきあれだけいったのに・・・まだ発情してるの・・・・クスッ・・・」
「あぁっ・・・はい・・・美咲は恥ずかしい奴隷です・・・・」
「フフッ・・・わかってるじゃん・・・・」
わたしは魔莉夜さまの鞭をおしりで受け続けた・・・・
ほーっとした頭・・・・
また、魔莉夜がわたしを抱きしめる・・・・
そして、唇を重ねたりする・・・・
胸を揉む指に感じる・・・・
その幸せな時間をやぶる音にハッとする・・・・
殴打する音と人のうめき・・・・
「野郎!」
黒鬼が大きな声を出す・・・・
魔莉夜さまの表情が険しくなって両手に鞭を握り締め立ち上がる・・・・
その前に涼が笑いを浮かべてたっている・・・・
全裸だけど・・・・
手にいつもの黒い指だけでたグローブ・・・・・
さっきまでなかったもの・・・・
目もふだんの涼に戻っている・・・
「ハハ・・・ここまで連れて来てもらえるなんてな・・・ちょっと操られるふりをしただけでな・・・・」
涼の武器はその拳・・・・・
その横には慎之介・・・・・
長い日本刀を肩に担いでいる・・・・・
「きかねえよ・・・洗脳なんてな・・・・」
悔しそうに唇を噛む魔莉夜さま・・・・
でも・・・さっきの・・・・・
もしかして正気で・・・・
涼のことがわかんなくなる・・・・
あんなにやさしかったのに・・・・
「おい・・・真美・・・・」
真美に放り投げられるアクセサリーと武器・・・・
真美はそれを受け取る・・・・
すごい目でこっちを見る・・・・
恨みのこもった目・・・・・
真美が闇竜に切りかかる・・・・
緩みきった闇竜はその刃をうけてしまう・・・・
「ば・・・ばかなっ・・・・」
驚いた顔で闇竜は血まみれになったお腹を押さえて膝をつく・・・
そこに真美の刃が突き刺さる・・・・
そのままうつぶせに倒れる闇竜・・・・
涼はサンドバックのように黒鬼を殴る・・・・
目にもとまらないパンチ・・・・
黒鬼の巨体がそのたびに浮き上がる・・・
ドス・・ドス・・・・
重い音が響きわたる・・・・
たぶんもう事切れている黒鬼・・・・
それを残忍な目で笑いながら殴り続ける・・・・
悪魔の表情・・・・・
逃げようとする玄海を慎之介が追いかける・・・・
相手は老人・・・・
すぐにおいつく・・・・
そして命乞いをする老人に刃を向ける・・・・
まず、腕を切り落とす・・・・
一撃で倒せるのに・・・・
片手づつ・・・・
悲鳴を上げる老人・・・・
その脚に長い刃を突き刺す・・・・
こっちも悪魔の表情・・・・
血を吸った刃を抜いて舌で舐める・・・・
どっちが悪かわかんない・・・・
3人はわたしと魔莉夜さまの方へゆっくりと歩いてくる・・・・
わたしは心配そうに魔莉夜さまを見てしまう・・・・
魔莉夜さまが鞭を振る・・・・
その前に涼が中に飛び込む・・・・
間合いの中・・・・・
そしてお腹に当身・・・・
身体を折るように倒れる魔莉夜さま・・・・
その身体を涼が抱きとめる・・・・
「おまえは殺さないよ。」
「そうだな。」
涼と慎之介が笑いあう・・・・
何考えてるの・・・・
「美咲・・・いくよ・・・・」
いつものクールな真美・・・・
慎之介のジャケットを羽織っている・・・・
その声にわたしは立ち上がり・・・・
地下室をあとにする3人につき従った・・・・
鬼畜がその辺の素人に普通では考えられない行為をする。街へと買い物へいく一人の女の子。ふと振り返ると一人の男が。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
■この記事のトラックバックURL
⇒ http://anjyou.blog.2nt.com/tb.php/269-6a0ae806
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
■この記事へのトラックバック
| BLOG TOP |