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魔莉夜さんが手にいろいろなものを持って帰ってくる・・・
それをチラッと見る・・・・
わたしが想像していたようなもの・・・・
でも実物を見るのは初めて・・・・
黒いバイブ・・・ピンクのバイブ・・・・
注射器、薬品、クリップ・・・・
そんなものが洗面器の中に入っている・・・・
見ただけで顔が赤くなる・・・・
「何、興奮してるの?」
魔莉夜さんがあざ笑う・・・・
でも、いったんした想像は止められない・・・・
うぅん、いっそう強くなる・・・・・
「期待通りしてあげる・・・・」
その中から1本のバイブを取り出し、その先端でわたしの頬を撫でる・・・・
「あぅん・・・・」
尖らせた唇にそれは当てられる・・・・
そのまま唇を弄ぶ・・・・
「おいしい?」
すこし、開いた唇にそれは浸入してくる・・・・
「うぐぅ・・・・・」
思ったより大きなもの・・・・・
まじ・・・ふぇらなんてきたことないのに・・・・
でも、受け入れていく・・・・
半分くらい・・・・
人間の口ってあんま入らないみたい・・・・
でも、ねじ込まれるバイブ・・・・
「根元まで飲み込むの・・・クスッ・・・」
「ぐぅう・・・・」
吐きそうになる・・・
舌のおくに当たって・・・・
許して・・・苦しいよ・・・・
でも、手加減はない・・・・
ゆっくりとねじ込まれるバイブ・・・・・
「うぅ・・・ひゅるして・・・・・」
またなみだ目で懇願する・・・・・
ごほっ・・・げぼっ・・・・・
喉が音を立てる・・・・
無理だよ・・・無理なの・・・・・
喉に当たるバイブ・・・・
苦しむわたしをあくまでいたぶる・・・・
喉にささったバイブをまわす・・・・
胃の中から、こみ上げてくるもの・・・・・
それが、口から零れる・・・・
「ぐぅ・・・けぼっ・・・・・」
鼻からも嘔吐物が漏れ出す・・・・
もう、許して・・・だめっ・・・死んじゃう・・・
逆流する嘔吐物に息を塞がれながら・・・・
わたしは、潤みきった目で魔莉夜さまに許しを請い続けた。
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