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「あぁ・・・・・」
わたしの手・・・・
後ろ手のまま、手首に縄が巻きつく・・・・
きつく何重にも縄が巻きつく・・・・
痛いくらいに強く・・・・
手首は背中の後ろくらいに固定・・・・
ちょっと腕の筋肉が痛いくらいに・・・・
そして首から胸へと縄は這って行く・・・・
胸の上を押さえるように縄が巻かれる・・・・
それから胸の下・・・・
キュっと引っ張られると胸が縊りだされる・・・・
「あぁん・・・うぅ・・・・・」
何度も前と後ろを往復する縄・・・・
その度に胸は絞りだされる・・・・
胸の先から何かが絞りだされそうなほど・・・・
「縄が好きみたいね・・・・」
今度は、胸の中央から伸びた縄を股間に通される・・・・
「あぁ・・・だめ・・・・」
内股気味になる・・・・
股間に食い込む荒縄・・・・
敏感な部分がチクチクする・・・・・
食い込みだけじゃなくて、それがMな刺激になる・・・・
「ひっ・・・・あぁ・・・・・」
縄は思いっきり引っ張られたまま後ろで組んだ手に結わえ付けられる・・・・
少し動いただけでも、息をしただけでも・・・・
縄はわたしの胸と股間を責める・・・・
その刺激にモジモジと身体を動かす・・・・・
「動いてんじゃないよ!」
平手でわたしのおしりを叩く・・・・
ジーンとした後味・・・・
それと、動くたびにきつく締め付けるような気がする縄・・・
まるで生きているよう・・・・
「あぁん、食い込む・・・・」
「そんなに、気持ちいいの?」
股間を通った縄を引き上げられる・・・・・
「あ! あ! ああ!」
爪先立ちになるわたし・・・・
でもそれ以上の引き上げ・・・・・
それもあそこをこねるように動かす・・・・
本当に人をいたぶることで、快感を覚えている・・・・
それと・・・・わたし・・・・・
いたぶられることで・・・・
今まで経験したことのないような快感を感じている・・・・
「くぅん・・・くぅ・・・・・」
仔犬のように鼻にかかった声で鳴く・・・・
それが、また魔莉夜さまのSの部分を刺激する・・・・
「かわいいわ。もっとしてあげる・・・」
魔莉夜さまはわたしから離れる・・・・・
棚のほうに行って・・・・
それを不安そうに待つわたし・・・・
これ以上何をされるの?
たぶんわたしを苛む道具を探しているんだ・・・・
わたしは、食い込む縄に感じながらいろいろな想像をする・・・・
それも、恥ずかしい想像・・・・
わたしが考えられるかぎりSMな想像・・・・
想像がわたしの快感をもっと刺激する・・・・
もじもじと動く・・・・
内股をすり合わせるように・・・・
そうすれば、縄があそこを刺激するのはわかっている・・・・
でも、そうしてしまう・・・・
わたしは、Mな刺激に感じながら魔莉夜さまが戻ってくるのを待ち続けた・・・
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