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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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18
 インターフォンの音・・・・・
 わたしは、あわててパジャマを羽織って玄関に行く・・・・
 創だ・・・・
 さっきの電話から何もできなかった・・・
 口紅と目元を直したくらい・・・・
 やっぱスッピンはダメ・・・・
「俺だ。」
「創・・・・」
 わたしはそっとドアをあける・・・
 滑り込んでくる彼・・・
 わたしはまた鍵をしめて、彼のあとにつき従う・・・
 彼の表情を盗み見る・・・
 でも表情はいつもどおり・・・・
 でも、口数はすくない・・・・
「あっ・・・あの・・・・」
 沈黙に堪えきれなくなって口を開く・・・・
 ソファーに座る彼・・・・
 わたしをじっと見つめるだけ・・・・
 わたしはその正面に正座する・・・
 まるで、これから怒られる子供のように・・・・
 彼の手が動き・・・・
 ポケットから写真の束を取り出す・・・・
「彩香がこんなにマゾの変態だなんてしらなかったよ。」
 いつもどおり、さわやかな声・・・・
 それに責めるわけでなく、嬉しそうな顔・・・・
 わたしは写真に目を落とす・・・・
 そこには昨日のわたし・・・・
 縄で縛られたり・・・
 剃毛されたり・・・・
 浣腸をされているのも・・・
 お漏らししているのもある・・・・
 それにどの写真も感じ切った表情のわたし・・・・
 どうしてこんな写真を・・・・
 ゆっくりと顔をあげる・・・・
 創はいつもどおりに微笑む・・・・
「さあ、どうしようかな。」
「・・・・・・」
 創のつぎの言葉を待つ・・・・
 でも、創はわたしを見て微笑むだけ・・・・
「あの・・・・」
 わたしの方が沈黙に耐え切れなくなる・・・・
「うん・・・・・」
「わたし、創と別れる・・・・昨日からそう言おうっておもってたんだ・・・」
 そう、マゾのわたし・・・・
 創につりあわない・・・・
 つぎに創に会ったら言おうと思っていた・・・
 それに、わたしはあのクラブの専属奴隷・・・・
 でも、涙が流れる・・・・
 おかしいけど・・・・
 創とつきあっていた日々を思い出してしまう・・・・
「そんなの許されるわけないじゃん。」
 いきなりわたしの髪を掴んで顔を覗き込む創・・・・
「ごめんなさい・・・・」
 その創に似合わない乱暴な行動にあやまってしまう・・・・
「とりあえず謝るんだ・・・奴隷らしくな・・・」
「あぁ・・・・・」
 わたしはその場に正座する・・・・
 そして前に両手を重ねて、カーペットに頭をつける・・・・
「ごめんなさい・・・・」
「ふぅん、あやまりかたも知らないんだ・・・・奴隷は全裸であやまるんだろ。」
「あぁ・・・・・」
 涙に濡れた顔でパジャマのボタンを外す・・・・
 裸にパジャマを羽織っただけ・・・・
 前を肌蹴ると裸になってしまう・・・・
 震える手でパジャマから手を抜いて横に置く・・・・
 ドキドキする胸・・・・
 鼓動が創に聞こえてないかな・・・・
 露出した胸が微かに震えている・・・・
 その胸を鷲づかみにされる・・・・
 いつもの創の愛撫ではない・・・
「もう、硬くなってるぜ・・・何期待してんだ。」
 胸の先を指で転がす・・・・
「あっ・・・あうぅ・・・」
 昨日から調教されてる身体は陵辱に素直に反応してしまう・・・
「ほら・・・気持ちいいんだろ・・・彩香はマゾだもんな。」
「あぁん・・・わたしは恥ずかしいマゾです・・・・」
「どうやって謝るんだ・・・」
「わたしにお仕置きしてください。創の好きなことしていいよ。あっ・・・あっ・・・」
「まだ、口のきき方もしらないのか。ご主人さまだろ。」
「あぁ・・・ご主人さま・・・・」
 闇さまのことが頭に浮かぶ・・・・
 でも、わたしはなりふり構わず誰にでも痴態を売る奴隷になってしまう・・・
 これがわたしの本性なの・・・・
 違う・・・・
 わたしは創にこうされることを望んでたの・・・・
 大好きな創に・・・・
「あぁん・・・ご主人さまの好きなようにしてください・・・・」
「いわれなくてもそうするさ。」
 指が下腹部に滑り込む・・・・
 無毛になったアソコの上を撫でるように・・・・
 そして一番柔らかい部分に・・・・
 わたしは少し脚を開いて指を受け入れる・・・・
「あっ、んっ、あっ、ああ・・・」
「こんなに濡らしやがって・・・・」
 クチュクチュと指が出し入れされる・・・・
 わたしは丸い唇を小さく開いて悶える・・・・・
 感じる・・・・・
 感じちゃう・・・・・
 それを堪えようとするともっと快感が走る・・・・・
 わたしは創にもたれるようにして、自分から腰を振る・・・・
「あぁ・・・気持ちいい・・・・恥ずかしいのに・・・」
「かわいい顔をして、彩香はこんなにマゾだったんだ。こんなかわいい子がこんなに淫乱だなんて誰も思わないだろうな。」
 耳元で囁かれる嘲りの言葉・・・・・
 痺れるような麻薬を感じてしまう・・・・
 脚が震える・・・・
 立ってられないくらい・・・・
 でも、その身体を中に入った指が支えている・・・・
 身体を支える指は二本に・・・・
 そして後ろにも1本滑り込む・・・・
「ぁっ・・・・ぁぁぁ・・・・・・・・」
 小さく喘ぐ・・・・
 昨日教えられた新しい快感・・・・・
「こっちも好きなのか・・・変態・・・」
「あぁん・・・好き・・・エッチなの好き・・・・」
 マジな言葉を言ってしまう・・・・
 初めて創の前で本当の自分を出す・・・・
 わたしは涙を零しながら、創の指使いにもだえ続けた・・・・

 創の胸に甘える・・・・
 本当のわたしになって・・・・
 その後何度も繋がった・・・・
 そして、何度も唇を重ねた・・・・
 創のものを初めて口に含んだ・・・・
 そのたびに満たされていくわたしの心・・・・
 昨日の闇さまには感じなかった感情・・・・
 好き・・・
 創・・・・
 創の手がわたしの頭を撫でる・・・・
 本当に創の奴隷みたい・・・・
 でも、真由美さんや闇さまがこんなこと許してくれるの・・・・
 一抹の不安がよぎる・・・・
 でも、関係ないや・・・・
 わたしはM・・・・・
 Sさまに甘えることしかできない・・・・
「じゃあ、そろそろ行こうか・・・」
「えっ・・・・」
「おまえの好きなところ・・・・」
「どこ?」
「秘密・・・・」
 そう言うと創は立ち上がる・・・・
 そして服を着始める・・・・
 わたしはその後ろ姿を見ながら、立ち上がる・・・・
「彩香はコートだけだ・・・・」
「あぁ・・・・・」
 全裸にコートだけ?
 どんなことされるの?
 創は服を着終わると、わたしにいくぞって目で合図する・・・・
 わたしはオレンジのウールのレトロコートを選んで着る・・・・
 そして手櫛で髪の毛を直しながら、振り向きもしない創の後に従った・・・・

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