8
動けないわたし・・・・
動こうと思ってもブランコのように揺れるだけ・・・・
そのわたしに近づく真由美さん・・・・
「いやだよっ・・・だめだよ・・・・」
ベソをかきながら真由美さんを見る・・・・
「やっぱり、まだ調教が必要ね。お客さまに迷惑をかけるとだめだし・・・・」
「あぁ・・・わたし、お客さまなんてだめ。」
「うるさいわ。」
真由美さんの手に握られる鞭・・・・
お腹の部分にその別れた房が当てられる・・・・
「これも初めてね。」
「あぁ・・・・・」
コクンって顔を縦に振る・・・・
「案外いたいんだよ。思っている以上にね。」
「あぁ・・・いや・・・・」
「でも、やみつきになる。彩香みたいなマゾはねっ。」
真由美さんが鎖を緩める・・・・
カラカラという音がして・・・・
わたしの足が床に下りていく・・・・
そして、着地したとたんまた固定する・・・・
身体がのびあがった形になる・・・・
「フフ・・・かわいいおしり。丸くて・・・叩きがいがあるわ。どんな声を上げてくれるの。楽しみ・・・・。」
鼻にかかった声でわたしに囁く・・・・
おしりを鞭で撫でながら・・・
「あぁ・・・許して・・・・」
請うような目で振り返るわたし・・・・
ピシッ・・・・・
鞭がわたしのお尻を叩く・・・・
静かな部屋にすごい音・・・・
痛い・・・・
思ったより・・・・
「あぁ・・・痛い・・・痛いよ。」
その部分に痺れを感じる・・・・
真由美さんは無言でもう一撃を入れる・・・・
「ひっ・・・・・」
バシッ・・・・
また大きな音・・・・
わたしは腰を引く・・・・
ジーンとした後味・・・・
それが前に伝わる・・・・
「フフ・・・かわいい・・・もっと叩きたくなっちゃうよ・・・・」
真由美さんが右から左から鞭を叩きつける・・・・
「あぁ・・・痛いよ。痛い・・・もうだめ・・・・」
身体を出来るだけ動かす・・・・
でも、避けることなんてできない・・・・
何度もわたしのお尻で弾けるような音・・・・
それと痛み・・・・
「皮膚の薄いところってもっと痛いの。」
今度は腰、お腹・・・・・
横に立って左右に鞭を振るう・・・・
「あぁ・・・やめて・・・もう・・・・」
涙声で許しを請う・・・・
「ここも気持ちいいでしょ。」
今度は軽く胸を叩き始める・・・・
撫でるように・・・・
左右に絞られた固い胸が揺れる・・・・
「あぁ・・・・あぁ・・・・・」
胸の先を弄ぶように鞭が撫でる・・・・
まるで指のように的確に感じる部分を刺激する・・・・
さっきの痛みじゃなくて・・・・
今度は官能・・・・・
口の端から涎が伝う・・・・
「ハハ・・・気持ちいいの?嬉しいの?」
真由美さんの声がわたしを詰る・・・・
だんだん鞭は強くなってくる・・・・
そして、弾ける音も・・・・
でも、快感を与えられた身体はその痛みを拒否しない・・・・
「あぁぁん、だめっ・・・あん・・・・」
唇から甲高いあえぎを漏らしてしまう・・・・
「彩香って変態ね。」
語りかけながら振り下ろす鞭・・・・・
それは下腹部に移っていく・・・・
そして、その鞭はわたしの一番敏感な部分を捉え弾けた音を立てた・・・
はぁ・・・はぁ・・・・
わたしの息遣い・・・・
「どう、鞭の味は・・・・」
「あぁ・・・はい・・・・・」
「はい・・・じゃないよね。素直にいいなさい。」
鞭の柄でわたしの顔が持ち上げられる・・・・
酔ったような目で真由美さんを見る・・・・
「あぁ・・・・」
「わからなかったの?もう一度やろうか。」
「あぁ・・・気持ちよかったです。」
「そう・・・よかったね。」
私の髪の毛を撫でる・・・・
そしてキス・・・・
なんか、涙があふれる・・・・
がんばったねっ・・・っていうような優しいキス・・・・
「ご褒美をあげるねっ。」
真由美さんが身体を離して向こうに行く・・・・
戻ってくるその手に黒いものが握られている・・・・
それは男性器を模ったもの・・・・
創のものより少し小さい感じ・・・・
それからピンクの卵型のものが2つ・・・・
「これわかるよね。」
「はい・・・バイブです・・・・」
「気持ちよくしてあげるね。」
バイブが亀裂に当てられる・・・
そのまま少しの力でそれは埋まっていく・・・・
「あぁん・・・・」
少し腰をくねらせてしまう・・・・
奥まで届いたバイブ・・・・
根元からの尖った部分がクリットを捕らえるように回される・・・・
こんな感覚・・・・・
ブルブルと震えてしまう・・・・
そのまま、バイブのお尻を固定するように縄がかけられる・・・・
まるで紐下着みたいに私の下半身を覆う縄・・・・・
それから・・・・胸・・・・
乳首を挟むように縄が巻かれる・・・・
そして、挟まれるピンク色の卵・・・・
真由美さんがリモコンを持つと・・・
左右のローターが振動を始める・・・・
もう、感じきったわたしの胸・・・・
そこに快感が与えられる・・・・
「あぁん・・・だめっ・・・・あっ・・・・」
「感じやすいのね?」
真由美さんの指がわたしのうなじを撫でる・・・・
そこも性感帯・・・・・
ゾクッとするような感覚・・・・
そのまま股間にいく指・・・・
バイブのお尻を弄ると・・・・
身体の中のバイブがうねりだす・・・・・
「あぁっ・・・・あぁん・・・・・」
くねくねと動くのがわかる・・・・
縄で固定されているから・・・・
先が奥を擦る感じ・・・・・
「気持ちいいの?いいんだよ。声を出しても。」
「あぁん・・・気持ちいい・・・・あぁん・・・・」
湿った唇から甲高い声が出る・・・・
「嬉しいでしょ。」
「あぁ・・・嬉しい・・・こんなの初めて・・・・」
「じゃあ、このままで感じ続けなさい。闇さまがくるまでねっ。」
「ひっ・・・そんな・・・・」
「あと40分くらい・・・・どうなっちゃうかな。」
「あぁ・・・狂っちゃう・・・そんなことしたら・・・あっ・・・・」
ブルブルと身体が震える・・・・
官能に身を任せる・・・・
そして、わたしはきつくバイブを締め付け、真っ白になった・・・・
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