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2本目の注射器がおしりに突き刺さる・・・・もう、十分に便意が沸き起こっていた。お腹の中でお薬が暴れている。時々、かすかにキュルって音・・・・お腹の中で大量の液が移動する音・・・・。その上にさらに液体が注がれる・・・・。もう、わたしたちの身体は脂汗に濡れ光っている・・・・まだあそこや胸を触る手・・・・その愛撫への感じ方が変ってくる・・・・。神経にじかに触れられるような感じ・・・・。
「あふ・・・・・・ぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・」
恥ずかしい声を上げてしまう。隣では明日美の高い声・・・理沙のハスキーボイス・・・その三つがハーモニーを奏でる。男達の勝ち誇ったような嘲り・・・・。それさえわたしの官能を刺激する・・・・。シリンダーが最後まで押し込まれ、注射器が抜かれる・・・・。もう、便意は限界に近い・・・・でも、耐える・・・・こんなところでできない・・・・お腹が差し込むように痛い・・・・。
「あぁ・・・もれちゃう・・・トイレいかせて・・・・」
「だめだ!」
岩村がケインでわたしのおしりを打つ・・・・
「あぁ・・・でちゃう・・・・」
「店を牝豚のうんこで汚すんじゃねぇぞ・・・・」
マネージャーが調子に乗って、先の割れた鞭で理沙を打つ・・・
「あぁ・・・ごめんなさい・・・」
理沙が謝る声、別に漏らしたわけじゃないのに・・・
完全、調子に乗ってる・・・・
それと、理沙を虐めることに陶酔感を覚えている・・・・
声の震えでわかる・・・・
「15分我慢してもらおう・・・・」
正面のテーブルに砂時計が置かれる・・・・
さらさらとしたピンクの砂が落ちはじめる・・・・
「我慢できたら許してやろう・・・・」
「本当に?」
明日美が言う。なんかいつもと違って一番しっかりしているのは明日美。
「あぁ・・・15分だ・・・・」
「はい・・・・・」
「その間は私達にショーを見せてもらおう。」
ケインを持った岩村が後ろにまわる・・・・
「まず、ケツふりダンスからだ・・・・立て!」
わたしたちに芸を仕込むつもり・・・・
私達は立ち上がる・・・・
お腹が痛いから腰を引いた格好になる・・・・
それに3人とも下腹部が微妙に膨らんでいる・・・・
「ケツを振ってみろ・・・いやらしくな!」
その声を合図におしりを振る・・・・
左右にできるだけ悩ましくお尻を振る・・・
娼婦になったみたいに・・・・男を誘うポーズ・・・・
「あぁ・・・・・」
隣の2人も同じように・・・・
いやらしいポーズ・・・・奴隷がご主人さまを誘うポーズ・・・・
「それで誘ってるつもりか!」
怒声とケインが飛ぶ・・・・
「ご・・ごめんなさい・・・・」
もっといやらしくおしりをふる・・・蟹股気味に足を開いて・・・・・
普段のわたしでは絶対できない・・・
油汗でべとべとになった身体をくねらせる・・・・
「そうだ・・・・」
狂ったようにおしりを振るわたし・・・・
「じゃあ・・・今度は・・・ビアンとかしてもらおうか・・・・おまえら仲がいいんだろ。」
「あぁ・・・・・」
小さくあえいで3人は顔を近づける・・・・
舌を伸ばして・・・・
3人で絡めあう・・・・大丈夫っていうように私達を見る明日美さん・・・そして私達はそれに目で頷く・・・・。そのまま、明日美さんの大きな胸に降りていく・・・わたしは右・・・理沙は左の乳首を口に含む・・・そして舌で転がすように・・・・
「あっ・・・気持ちいい・・・・」
明日美が背筋を反らせる・・・男達の乱暴な愛撫ではなく、やさしい舌での愛撫・・・明日美はそれに感じている。そして、わたしたちも無理やりの奉仕ではない・・・3人の世界に入っていく。犬のように身体を舐めあう。かわりばんこに身体を入れ替えて・・・腕が縛られてるので、舌で愛撫するしかない・・・それは極限的な便意を紛らわす・・・。時々、砂時計に目をやる・・・・もう半分以上落ちている・・・・もう少し・・・男達は私達のレスビアンを欲情を込めた目で凝視している。その中で身体を擦りあったり、キスをしたり考えられるだけいやらしくしてみる。
「いいながめだ。こいつら本当にビアンじゃないのか・・・」
そのいやらしいショーの中、砂時計の中のピンクの糸が切れ、終了を示す。明日美が、それを岩村に伝え、男達があわただしくわたしたちのおしりの下に洗面器を置く。
そう、とりあえず私達の勝利・・・・これで許してもらえる・・・。でも、安心と極限的な便意はわたしたちから羞恥さえも奪う。洗面器が置かれたとたん3人とも、おしりから液を噴出す。それは、おしっこのように勢いよく直線を描いて洗面器の中に落ちた。
水分だけでなく、固形物を吐き出す。それは女として・・・いえ・・・人間として信じられないような羞恥を与える。
「きたねぇ・・・かわいい顔してよく人前でこんなものひりだせるな・・・」
「くせぇ・・・こいつら何日ためこんでるんだよ・・・」
「店に匂いが残ったらどうするんだよ!えっ、理沙!」
罵声まで浴びせられる。自分たちが最低の女のように感じる。理沙がまた嗚咽を上げ始める。クスン・・・クスン・・・・鼻を啜る音・・・・。でも、わたしたちの排泄は止まらない。もう、麻痺した大腸は、一度終わったかと思っても、また固形物や液体を吐き出す。もう、内臓さえ出てしまうんじゃないかって思うほど・・・・。
でも、我慢できたんだからいい。理沙と明日美は助かる。わたしは、こんなことされているのに中山さんを求めていた。彼がまだわたしを虐めたいのなら、それに身をまかせよう。でも、出来たら・・・やさしく抱かれたかった。わたしは、排泄を終えて中山さんを見る。その視線に答えるように初めて微笑む彼・・・・それはがんばったなというような微笑に思えた。その時、ベルがなった。
「えっ・・・・・」
岩村が時計を見る。
「ちょうど、15分だ・・・・砂時計は10分計だ・・・・15分計が用意できなかったんだが・・・・わるいな・・・おまえらの敗北だ!」
男達の笑い・・・・その中でわたしたちは暗黒に落ちていくような絶望感に打ちひしがれていた。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・」
わたしは中山さんの膝の上で上下に揺れる。貫かれた部分から、さっきの時と違った快感が走る。それが、小さなあえぎとなる。まだ痛みは感じる・・・でもそれだけじゃないものを感じていた。彼の指は両胸を持ち上げるように揉む・・・・。おしりに当たる彼の固い腰・・・・すべてがわたしを官能に引きずりこんでいく。
目の前ではまた肉の宴が始まっていた。回復した男達が、明日美と理沙に群がっている・・・・また口・・・あそこ・・・おしりでまで奉仕する彼女達・・・・。もう、人間というよりセックスの道具となった彼女達・・・・まるで、地獄絵図・・・・鬼たちに虐げられる亡者のよう・・・・。でも、彼女達の顔は陶酔したものに変っていく・・・。もう、声を抑えることもしない・・・野獣の咆哮のような甘い声・・・・・。そして、自分からくねらせる肢体・・・・。その声・・・息遣いがわたしにも伝染する・・・。
「あぁ・・・気持ちいいよ・・・・あん・・・・」
「かわいいよ・・・・奈帆・・・・」
「あぁ・・・嬉しい・・・・」
自分がこんなにエッチな子だとは思っていなかった。それから、Mだなんて考えたことなかった・・・・でも、中山さんに抱かれることに幸福さえ感じる。もう、堕ちるところまで堕ちよう・・・・。そう、考えても後悔はない。わたしは、背筋を痙攣させて、自分の中のものをキュッと締め付ける。真っ白な世界で身体の中に熱いものが迸るのを遠く感じていた。
了
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