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もうすぐ5時。会社では、裕美は普通に振舞う。わたしも仕事にスイッチが入ると昨日のことが嘘のように思える。でも、下着をつけてないことが、それが現実であることを思い出させる。今日は仕事にならないと思ってたけど、やっぱ身体が仕事を覚えている。でも、もうすぐ終業時間・・・・。また奴隷に戻る時間だ。
裕美が、目で合図を送る。そろそろSモードなの?わたしは弱々しげな視線を向ける。
時間が来て片付け始める裕美・・・・わたしもそれを見て慌てて片付ける。更衣室に向かう裕美・・・・わたしもすこし遅れて更衣室に向かう・・・・。
裕美は友達と話しながら着替えている。
その横をすり抜けて、自分のロッカーに向かう。一番壁際のロッカーだった。下着を着けてないからここで着替えるわけには行かない。朝も服を持っていってトイレで着替えた。
ロッカーを開けて服を取り出す。優華さんに借りた服・・・黒のランジェリーワンピだった。でも、タダでさえスカートが短いのにワンサイズ小さい・・・・それと白いカーディガン・・・。抱えるようにしてトイレに向かおうとする。ポンと後ろから肩を叩かれる。
ビクンとして振り返る。
「どこ行くんですか?」
「えっ・・・・」
裕美が意地悪そうに笑っている。
「でも・・・」
「ここで着替えるの・・・命令だよ・・・」
背伸びして耳元で言う。
「あっ・・・はい・・・」
ささやくように言って、ドアの影に隠れる。
「あっ・・・沙也香・・・・わたし佳奈子先輩と話あるから先帰ってて・・・」
「うん・・・でも最近付き合い悪いよ!」
「ゴメン、今度おごるから・・・・」
「うん・・わかったよ・・・どうせこの後、彼氏でしょ・・・あぁあ・・・ふられちゃったなぁ・・・じゃあバイバイ。」
裕美がこっちに向き直る。
「早くきがえなよ・・・マゾ!」
「あぁ・・・だめ・・・こんなところで・・・もし見られたら・・・」
ドキドキしながら・・・
「命令が聞けないの?」
「ぅん・・・・」
あきらめたように制服を脱ぐ。ドアの影に隠れるようにして・・・・。ブラウスを脱いだだけで上半身が裸になる。そして、すぐにワンピをとる・・・それを着てからスカートを脱ごうとする。
「だめっ・・裸になってから・・・」
「あぁん・・・許して・・・」
「もたお仕置きされたいの?」
「あぁ・・ごめんなさい・・・」
スカートに手をかける・・・そして下に落とす。それだけでガーターベルトとストッキングだけになる。
「よしっ・・っていったら着ていいよ。」
「えっ・・・・」
更衣室にまだ人がたくさんいる。メイクを直したり、談笑をしたり・・・。そんな中で全裸のわたし・・・・息苦しいほどドキドキする・・・・。
「感じてるんでしょ・・・ほらアソコ見せて・・・」
ドアの影で脚を開く・・・・裕美が意地悪そうに微笑む・・・
「もうヌルヌルじゃん・・・」
裕美の指があそこに触れる・・・・。声が出そうになるのを堪える・・・・
「ほら・・・これ入れたら・・・服きていいよ・・・」
「あっ・・・・」
裕美の手に握られたローター・・・・それを受け取って自分であそこに沈める。ニュルンってそれを飲み込む・・・・。裕美の顔を見ながら服を着る。やっぱり短いスカート・・・それに生地も薄い。ロッカーを閉めると、残っている子たちの視線を感じる。いつもと違う格好・・・・それも若い子でも着ないような露出度の高い服。わたしは、俯きながら足早に更衣室を抜け、裕美といっしょのエレベーターに滑り込んだ。
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