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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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10

 もう私はさやかではなかった。縄で締められた部分に痛みしか感じない。そして、男たちには恐怖以外なにも感じなかった。
「もう・・・許して・・・お願いです。」
 涙声で訴える。私は腰の高さのロープを跨がされていた。綱渡り。松島の好きなプレイらしかった。そして、そのまま前に歩いていく。秘部が荒縄に擦られる。しかし、震える足で前に歩いていくのだった。お腹の中ではさっき注入された浣腸液が暴れている。時々お腹がグルルと唸るような声を上げる。
「お腹が痛いの・・・あぁ・・・いや・・・」
 内股になって歩いていく。縄がより深く食い込んでくる。
「早く歩かないと漏れてしまうぞ。」
 もう、松島も覚悟を決めたのか。この状況を思う存分楽しんでいる。時々、縄を上に引っ張る。もうこの部屋に来たときのような紳士然とした彼ではない。ただの卑屈な子悪党と化していた。
 時々、平井が耳元で囁く。もちろん松島に聞こえないようにだ。
「マゾの知佳ちゃん。」
「明日から存分にかわいがったるわ。」
 もう平井にとって知佳は自分の奴隷なのであった。私はその言葉に何も言い返せなかった。知佳である私は自分の置かれた境遇にただ涙を流すしかなかったのだった。
 私の身体が限界を迎える。私はそこに座り込みそうになる。縄がきつく股間に食い込む。座り込むこともできない。その姿勢のまま、私のお尻は汚物を放出し始めた。平井と松島の哄笑が部屋に響き渡った。

 その後も私に対する責めは止むことがなかった。お尻を犯されたまま犬の格好で部屋を一周したり、太いバイブを入れられたり。彼らは思い思いの責めを知佳にぶつけた。ようやく携帯が鳴ったとき、私は安心感のため気を失った。電話に松島が出てその場をうまく言いつくろった。
 平井が再び私にマスクを被せる。それから南京錠を施す。その間、私に言い聞かすように囁く。
「今日のことクラブでゆうたらあかんで。そんなことしたらどうなるかわかってるやろ。なぁ・・・遠藤知佳ちゃん。」
 そして、帰り際にも私をいたぶるように言う。
「それから、明日から俺の奴隷や。下着つけてきたらあかんで。ノーパンで会社に来るんやで。それにしても遠藤くんがこんな恥かしいマゾやったなんてな。」
 私は無言で運転手に連れられクラブに戻った。もちろん彼らのことは言わなかった。そして、もうクラブに顔を出すことは無いんだって思った。もうマネージャーやヨシト、沙羅様に会うこともない。それに・・・真吾様・・・・。私は、クラブを出るまで平然を装った。乗り込んだタクシーが動き出すと、涙が止まらなくなった。涙のフィルターでぼやけた夜景が後ろへ後ろへと流れていった。

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