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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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「うぐぅ・・・ぐぅ・・・・」
 私のうめき声。そして、臀部に平井の腰がぶつかる音。それから2人の男の荒い息遣い。
「平井さん・・・中で出すのはだめですよ。」
 遠慮がちに松島が言う。
「ハハハ、そんなこと関係ありまへん。避妊は奴隷の仕事ですわ。な、さやか。」
 私は4つんばいで口を松島に、そしておぞましいことに一番大切な部分を平井に貫かれていた。後ろ手に縛られた縄を持ち、平井は私の身体を揺さぶる。私はくぐもった悲鳴を上げることしか出来ない。感じるな、私の身体。しかし心とうらはらに身体はおぞましいものによろこんでもらおうと潤滑油を出し、それをやさしく締め付けるのだった。
「おぉ~」
 平井が蛙を踏み潰したような声をあげる。私の中に生暖かいものを感じる。平井は中に己の欲望を放出したのだった。いやっ、そんな酷い。私の背筋は凍りつく。しかし、平井はそのままピストン運動を続け、私の中に残ったものを放出しつづけた。私の穴からあふふれたものが太股を伝う。そして、追い討ちをかけるように私の口に生臭いものが広がった。
 私はその液を飲まされ、秘部を拭かれもせずに横たわっていた。男たちはビールで喉を潤している。時計を見るとまだここに来てから20分しか立っていなかった。いつもは一瞬の時間、今日は同じ時間と思われないほど長く感じる。私はいつもは腹立たしい呼び出しの携帯ベルを今日は首を長くして待ちつづけた。

 一息つくと、松島がバックの中から縄を取り出した。
「私はこれが好きでね。」
 もう吹っ切れたのか。先ほどの遠慮気味な態度は消えている。松島が取り出したのは、綿ロープなどではなく肌に刺さりそうな麻縄だった。今日の人は縛りが好きという予備知識はあった。しかし、初めての人に縛られるのは抵抗があるのだった。
 縄が首にかけられる。そして、股の間を通って後ろに引かれる。堅い縄が私の秘部に食い込む。それから、首のロープをくぐらせると、胸の方に這っていく。縄が引かれると胸がくびりだされる。きしむような強さで私の身体に縄が巻きついていく。私はじっと自分の自由が奪われていくのを耐えていた。
 身体を縛り終わると、私は肘掛のある椅子に座らされる。そして、脚を肘掛に乗せる形で縛られる。脚を広げた恥かしい格好でだ。松島が作業を終えたとき、もう首を動かすことしかできない状態になっていた。松島は芸術品を見るように私を目を細めて眺めた。

 そこに平井が近づいてくる。
「今日はおもろいもの持ってきてますね。」
 ぼんやりした視界の中で、平井はバックから小さな工具箱を取り出す。
「なんか、仮面かぶった女が来るって聞いたさかい。」
 工具箱を開けて、松島に見せる。
「これ、ピッキングツールですね。プロのつこてるやつですわ。」
 そのなかから針金のような工具を取り出す。
「こんな南京錠、わけありまへんわ。」
「ちょっと君、それはまずい!」
 松島が止めるのも聞かず、平井は後ろに回り南京錠をいじり始める。カチャカチャ金属音。
「やめて!」
 私は首を振って嫌がる。しかし、カチャ、小気味いい音がして南京錠がはずれた。
「ほんなら、ご開帳といきまひょか。」
「だめぇぇぇぇぇ。」
 顎を胸につけるようにして、その後の展開を避けようとする。しかし無駄な抵抗。マスクに平井の手がかかる。松島は、ゴクリと喉を鳴らすだけだ。多分、もう私の顔を見ることに同意しているのだろう。胸が破けそうに高鳴る。ドクドク。時間よ止まれ。マジでそう思ってしまう。しかし、その願いもむなしくゆっくりとマスクは剥ぎ取られていく。汗に濡れたマスクは滑らないのか少しずつ私の顔を露出していった。顎、口、鼻、目。最後に髪の毛が下に落ち、私の顔を覆うものは何も無くなった。
 私は顔を出来るだけ伏せる。髪の毛を振ってその中に隠そうとする。それも全て徒労に終わることは知っている。でも、私にはそうすることしか出来なかった。
「なかなか別嬪さんですわ。もっとよ~みせて~や。」
 平井は私の前髪を鷲づかみにし、顔を上げさせる。その口臭のくさい大きな顔を私に近づける。顔を上げた私の正面にそれはある。平井と目が合ってしまう。
「い・・・いやっ・・・・」
 私の顔を見た平井の表情にはっとしたものが走る。私だと気付かれたみたいだ。そして、その私の読みを裏付けるように平井の顔がほころんでいく。
「こらぁ、ええわ。」
 平井は堪えきれずに大声で笑った。
「なにがです?」
 松島はその平井の態度を訝って口を開く。
「いや、こっちの話ですわ。」
 まだ笑いをこらえきれないのか。一人でお腹を押さえている。私は平井とは対照的な気分で俯いていた。自分がこれからどうなるのか考えると、おぞましい未来しか浮かんでこない。いつのまにか私の目から涙がこぼれお腹に落ち、秘部に食い込んだ縄を濡らし始めた。

「ほしたら、可愛い顔を快くだしてくれたさやかちゃんと2回戦はじめまひょ。」
 平井は嬉しそうに言う。それを、松島が止める。
「だけど、まずいよ。君。」
「なんででっか?」
「いや、こんなことして。クラブに説明が。」
「ちゃんと終ったらマスク被らせますわ。鍵も壊したわけやないから、わかりまへんって。」
「しかし・・・この娘が喋ったら。」
「この娘は喋りまへん。そうやな。さやかちゃん!」
 含んだように私に言う。私は力なく縦に首を振る。
「なにびびってまんねん。」
 平井が松島の背中をポンと叩く。
「毒をくろたら皿までっていいまっしゃろ。この娘が、喋りたなくなるくらい責めたったらええですやん。」
「そうですね。こうなったら・・・」
 松島はもう平井に飲み込まれていた。顔を上げた彼は虚ろな笑みを浮かべ私を見つめた。

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