★
「うぅん・・・痛い・・・・あぁ・・ひっ・・・」
「うれしいんだろ・・・このマゾが!」
「はい・・・あぁ・・・ありがとうございます・・・」
「もっと刺してください・・・だろ?」
「もっと刺してください・・・ひっ・・・お願いします・・・」
「じゃあ・・・クリトリスにも・・・・」
「あぁ・・・あぁ・・・・」
裕子さんの泣き声が聞こえてくる。空ろな目をそっちに向けようとする。
「だめ・・・みちゃ・・・・」
女将さんがそのわたしを制止する。でも、止まらない。裕子さんがわたしのせいでどんな罰を受けているのか。好奇心とかいうんじゃないけど・・・どうしても目がいってしまう。それにもしわたしが負けていたら・・・・。
「ヒィィ・・・・あぁ・・・・」
裕子さんの悲鳴。裕子さんの方を向いてしまう。そこには吊られたまま泣きじゃくる裕子さんの姿。その胸の先を何本もの針が突き通っていた。そして、男が裕子さんの前にしゃがみこんでいる。その手には、胸と同じ針が握られている。よく見えないがそれが女の一番敏感な部分に突き刺さる。男の手はまた新たな針を握る。
「ラビアもだな!」
「はい・・・うぅ・・・お願いします・・・」
痛みに裕子さんの声が詰まる。それから水音・・・。チョロ・・・チョロと尿が漏れ出す。
「こいつ漏らしやがったぜ!」
「きたねえな・・・おい!」
「あぁ・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・」
泣きじゃくる裕子さん・・・それはわたしの姿でもあった。これから奴隷として売られるわたし・・・もう裕子さんのようなことをいつされるかわからない。ご主人さまになる人の胸ひとつなのだ。目をそむけて、女将さんの肩に顔を埋めても、まぶたの裏からその光景が離れない。そんな恐怖を感じながらも・・・身体の芯がしびれたようになる。それはバイブが膣壁を擦る快感ではない・・・もっと別の興奮であることは本能的に感じていた。マゾ・・・そう自分の奥底にあるものはマゾなんだ・・・そう感じると・・・被虐的な行為よりも自分が怖くなる。
「さあ・・・そろそろお仕置きだな・・・」
男達がわたしの背後に立つ。必死で後ろを振り返ると手に先の割れた黒い鞭。鞭の房が背中からおしりへと撫でていく。身体を硬くするわたしたち。同じように女将さんの身体も鞭が這い回る。
「だ・・・大丈夫よ・・・痛くない鞭よ・・・音はすごいけど・・・・」
女将さんがわたしを安心させようと言う。でも、自分にも言い聞かせているよう・・・。
「どうかな・・・」
「100叩きといきたいところですが・・・・もう若い人ががまんできないみたいですから・・・」
「ええ・・・もう立ちっぱなしですよ・・・・」
「30発くらいで・・・・」
「その後はこの奴隷で・・・」
「フフ・・・じゃあさっさとお仕置きしましょう・・・」
「いち!」
「きゃっ・・・」
わたしと女将さんに一発目の鞭があたる。痛くないなんて嘘・・・飛び上がるくらい。女将さんの身体も跳ね上がる。つながった部分が動く。
「あぁ・・・動かないで・・・あぁ・・・・」
「に!」
バシッ・・・お尻の肉に鞭がはじける音。また大きく動いてしまう。
「あぁ・・・あぁ・・・・・」
情けない顔で正面の男を見る。
「さん!」
おしりがジーンとする。その上にまた鞭。
「よん!」
「あぁぁ・・・うぅ・・・・」
痺れるようなお尻の痛み・・・そしてあそこの快感・・・・。もうおかしくなりそう。
「ご!」
「あぁぁん・・・・・」
わたしの口から甘い声。女将さんも同じ・・・叩かれるたびに声が甘くなっていく。
「ろく!」
今度は背中・・・・痛い・・・でもそれだけじゃない・・・・。
「なな!」
「はぁぁん・・・・」
動くたびにあそこが擦られる。鞭によって体は敏感にされているよう・・・その敏感なところをバイブとローターの振動が責める。
「はち!」
「あぁん・・・あん・・・・」
背中が痙攣する。叩かれてるのに逝きそうになる。叩かれるたびに背中が痙攣する。もっと・・・こころのなかでおねだりする。9・・10・・11・・12・・・13・・・14・・・15。わたしが覚えてるのはここまで・・・その後頭の中が白くなって・・声が遠くになっていくのを感じた。
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