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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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 シリンダーが抜かれると、照明がダウンライトになる。オレンジ色の光に柔らかく照らされるわたしたち。そして、ところころでライターのシュッって言う音。蝋燭の灯りが段々増えていく。まるで、西洋の悪魔の儀式・・・その生贄にされたような錯覚・・・それほど淫靡な空間になる。時々ギュルって音がなる・・・お腹の中で移動する液・・・せつないようななんか変な感じがわたしを支配する。
「そろそろ・・・いいですよ・・・・」
 わたしの上にかざされた蝋燭・・・それが傾いていく。
「どんな声をだしてくれるんでしょうかね・・・」
「フフ・・・この白い尻が真っ赤に染まっていく・・・淫靡な光景ですね・・・」
 男達は口々に興奮した口調で言う。
「きゃっ・・・・」
 お尻に蝋が落ちる。熱い・・・・それよりも痛い。飛び上がるくらいに。お尻をよけるように振ってしまう。
「ハハハ・・・蝋燭は初めてか・・・」
「低温蝋燭だから火傷は残らない・・・安心しろ・・・」
「あぁっ・・・熱い・・・・熱い・・・あっ・・・・」
 ポタポタとおしりの上に蝋燭が降り注ぐ、そのたびに熱による痛み。おしりを振りながら本能的に蝋を避けようとする。でも的確に蝋はわたしのお尻を捉える。
「まだまだこれからだ・・・」
 お尻の蝋に加えて・・・もう一本の蝋燭に火がつけられる。そしてそれは背中の上にかざされる。背中の上で左右にゆっくりと左右に動く炎。少し遅れて背中に痛みが走る。皮膚が薄い背中・・・お尻よりももっと敏感に熱蝋を感じ取る。
「あっ・・・きゃぁぁぁ・・・熱いよ・・・熱い・・・」
 その場で狂ったように身体を動かしてしまう。身体の中の液を動かしてしまう。お腹がいたい・・・熱い・・・苦しいよ。でも、いたわれることなんかない。ここにはその姿を見て喜ぶ人間しかいない。蝋が落とされるたびに身体の力が抜けそうになる。でも、なんとか堪える。でも限界が近づいている。脂汗が身体に浮いてくる。でも、同時に剥き出しのアソコがジーンと痺れる感じがある。こんなことされているのに。
「はぁ・・・はぁ・・・もう無理・・・無理です・・・」
「ハハハ・・・しかしこんなにすぐにねをあげられたんじゃおもしろくないな。」
「そうですね。」
「じゃあ・・・ストッパーでもしてあげましょうか。」
「もっと我々を楽しませてもらわないとな。」
「あぁぁっ・・・」
 わたしのお尻になにかがねじ込まれる。もう、観念しようと決めたのにそれさえゆるしてもらえない。自分に同情すればするほど・・・これからどうなるかひどいことを想像すればするほど・・・アソコに熱蝋を落とされたような熱さを感じながら、お腹と蝋の痛みに耐え続けた。

「きゃあ・・・無理だよ・・・もう無理だよ・・・熱いよ・・・漏れちゃうよ・・・」
 朦朧とした頭に香織さんの声。その声に時々我にかえる。狂ったように身体を動かす香織さん。その縛られた手首には血が滲んでいる。でも、そんなことかまわずに身体を振り続ける。もう、パニックに陥った香織さん・・その身体を男達は押さえつけようとしていた。そのとたん・・ブブッ・・という音。香織さんのお尻から液が漏れ始める。それだけじゃない。前の方からもジョロジョロと液体が足もとに落下する。わたしの足にも飛沫がかかる。わたしと裕子さんは香織さんの方を向く。
「ダメな奴隷だな。」
「興ざめですね。」
 男達は心配の素振りもない。
「クスン・・・もう・・・やめろよ・・・変態・・・クスン・・・ぐっ・・・」
 言葉がつまる香織さん。そして、嘔吐音・・・香織さんの大きく開いた口から、すっぱい匂いとともに嘔吐物が落ち始める。
「ぐ・・・」
「もう・・・だめだな・・・」
「そうだな・・・こういうのは育ちがでる・・・」
「まあ・・・見ただけでわかったがね・・・」
「そう・・・この奴隷は品がない・・・」
「おい・・・女将!」
 年配の男が手を叩く。その男に近寄る女将さん・・・そして綺麗な姿勢で最敬礼って感じで頭を下げる。
「どうするんだ!この始末は!」
「ここは最高の奴隷を揃えてるんじゃなかったのか!」
「すみません・・・すぐにかわりを・・・」
「中途半端な奴隷じゃすまないぞ!」
「あぁ・・・はい・・・・」
「フフ・・・どんな奴隷を用意してくれるんだ・・・」
 一斉に男達は女将を見る。その間に香織さんの縄が解かれる。その場に崩れ落ちる香織さん。でも、だれもそちらを見ていない。
「えぇ・・・ちゃんと始末はつけさせてもらいます・・・」
 女将さんは目で仲居さんの一人に合図する。そして女将さんの後ろにその女性が立つ。私と同じくらいの歳。この子が・・代わりに・・・。でも・・女将さんが後ろに手をまわして帯を解き始める。その女の人がそれを手伝う。帯が解かれ・・・女将さんの着物がはだける。肩を抜くと、仲居さんが着物を受け取る。ピンクの半襦袢と裾よけだけになる・・・。その妖艶さにゾッとする。男達は言葉も無くしている。女将さんにためらいはない・・・。続けて・・裾よけの紐を解く・・・はらりと落ちる布・・・白い下半身が露になる。それから・・・襦袢をはだけると・・・白い双乳が露になる。着物で締め付けていたのか・・・想像していたよりもボリュームのある胸。胸の先はピンク色で小ぶりだ。そのままアップしていた髪の毛の中に手を入れて、おろす。フワッと波打って落ちえきる髪・・・その黒髪は腰のすぐ上まで・・・滝のように落ちる。顔にかかる髪の毛を避ける様に手で後ろに流し、その場に正座する。男達に向き合うように。その姿はもうさっきのSっぽいものはなく・・・被虐的なものを感じさせる。
「ほぅ・・・・」
「それにしても美しい・・・・」
 男達の感嘆の声。
「女将がかわりを勤めるんだな。」
「えぇ・・・ご不満ですか・・・もっと若い子の方が・・・・」
 男を見上げる女将・・・。その目は同性が見てもドキッとするくらい色っぽい。
「いや・・・」
「じゃあ・・・いいんだな遠慮はしないぞ・・・・」
「えぇ・・・・」
「しかし・・女将とプレイできるなんて何年ぶりかな・・・」
 懐かしむように初老の男が言う。
「はい・・・ここ数年・・・やっていません・・・みなさんに喜んで頂けるかどうか・・」
「今日は素晴らしいな・・・美人の人妻と女将・・・それに牝豚・・・どれをとっても楽しめそうだ。」
「では・・・みなさん・・・わたしでいいですね・・・」
 パチパチ・・・男達の拍手が鳴り響く。
「では・・・この旅館の女将をやらせていただいています。沙織でございます。」
 鈴が鳴るような声・・・でもすごくはっきりととおる声。
「先ほどはうちの香織が大変失礼いたしました。代わりにわたしが皆さんにご奉仕させていただきます。よろしくお願いします。」
 前に綺麗に手をそろえて、その上に頭を降ろしていく。その女将さんの優雅な仕草・・・すごい存在感・・・。限界をむかえているわたしの身体・・・その苦しみも忘れるように振り向いたまま・・・じっと女将さんを見ていた。身体を赤い蝋の雨に打たれながら・・・・。そのわたしに女将さんが妖艶に微笑みかけるのがわかった。

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