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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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14
「どんなことをされたいですか・・・」
「えっ・・・・」
「美佳さんのしてほしいことを言ってください・・・」
「抱かれたい・・・大和さんに・・・」
 本当に思ったことを口にする。
「それはご褒美です。どんな責めを受けたいですか・・・」
「あぁ・・・わかんないです・・・・」
「じゃあ・・・縄・・・蝋燭・・・鞭・・・・バイブ・・・浣腸・・・・針・・・・」
「あぁっ・・鞭はいやっ・・・・浣腸も・・・他はわからない・・・」
「どれがいいんですか・・・・」
 大和さんが鞭を構える。
「じゃあ・・・縄・・・・」
「ちゃんとお願いしてください・・・」
「マゾで変態の美佳を縄で縛ってください・・・・」
「ご主人さまが抜けています・・・もう一度言ってください・・・」
「マゾで変態の美佳を縄で縛ってください・・・ご主人さま・・・」
「フフ・・・いいでしょう・・・・」
 後ろから縄を持ってくる。太い麻縄・・・・SMのサイトで見たことのあるような・・・いかにもって感じの・・・・。それを解きはじめる。そしてわたしの手を後ろで組ませ・・・手首を縛っていく・・・・生き物のように動く縄・・・手馴れた手つきだ・・・・。きついくらいの縛りかた・・・最後に締まり具合を確認する。
「きついですか?」
「ちょっとちくちくするけど・・・大丈夫です・・・」
「そうですか・・・じゃあ・・・・」
 胸の上に2本の新しい縄が当てられる。そして後ろに回っていく。あぁ・・・さっきの手首をちがうよ・・・・。そして一周してまた戻ってくる。今度は胸の下に回される。柔らかく食い込む縄・・・縄ってこんなに優しかったの・・・写真ではもっとぎりぎりまで食い込んでるのに、あんまりSMっぽくない・・・。そしてお腹にももう一度まわされる。
「どうですか・・・」
「うん・・・こんな感じなんだ・・・」
「じゃあ・・締めますよ・・・・」
「えっ・・・・」
 いきなり縄が引かれる・・・くびりだされる胸・・・・あっ・・・嘘・・・キツイ・・・。でも大和さんはもっと縄を引っ張る。
「あぁぁん・・・」
「きついですか・・・」
「きついです・・・・」
「でも・・・自分で縄を選んだんですよね・・・・」
「あぁ・・・・」
「こんなときはどういったらいいんですか?」
「あぁ・・・ありがとうございます・・・・ご主人さま・・・・」
 息苦しいくらいの締め付け・・・・。身もだえをするともっと締め付けてくる感じ・・・・。
「いえ・・どういたしまして・・・美佳さん・・・」
 大きな身体を折りたたんで礼をする。お姫さまに対するように・・・・。
「じゃあ・・・ご希望にお答えして・・・」
 足もとにかがみこむと、膝と足首に縄が巻きつけられる。どうするの・・・・。
「もっと締め付けてあげますね・・・・」
「あぁ・・はぁ・・・もう無理だよ・・きつい・・・・」
 天井から降りてくるロープに手首の縄を結びつける。そして、その縄が上に引き上げられていく・・・・。だんだんと持ち上がるわたしの身体。それはつま先立ちになるところでとまる・・・・。踵をつこうとすると縄が引き絞られる・・・・。
「それから・・・こっちも・・・・」
 左足の縄にまた天井からの縄を結びつける。パチン・・・大和さんが指で合図をおくるとその縄は上がっていく。うそ・・・そんな・・・不安定な上に片足まで上げて。でも姿勢を崩すと縄がわたしの身体中をきしむ位に締め付ける。そして、縄は腰の上あたりに足がきたところで止まる。身体は柔らかいほうだ・・・でもすこしきついくらいのところで止められる。
「嬉しいですか・・・縛られて・・・・もう何をされても抵抗できませんよ・・・」
「あぁ・・・ひどいことしないで・・・・」
 いろいろな想像をしてしまう・・・・。鞭で叩かれたり・・・あそこに他の人のものを咥えさせられたり・・・最悪の場面ばっかり想像する・・・。
「どんな想像してるんですか?マゾの美佳さん・・・」
「犯されたり・・・叩かれたり・・・・」
「えっ・・・そんなこと想像してるんですか・・・いやらしいマゾですね・・・・」
「あぁっ・・・・」
「でも・・・安心してください・・・・今度はわたしが楽しむ番です・・・・美佳さんの身体でね・・・」
「あぁ・・・やめて・・・・」
「えっ・・・よく聞こえません・・・調教してくださいですね・・・・」
 また鞭を構える。
「あっ・・・調教してください・・」
「わかりました・・・美佳さん・・・」
 にこりと微笑む大和さん。おびえたような顔で彼を見ていることしかできない。大和さんに対する服従心・・・そういったものが湧いてくるのを感じていた。

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