2ntブログ

プロフィール

闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


★カウンター★


■ フリースペース ■

 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

 セックスが終わって、聡史がわたしの横になる・・・・私の身体を片手で抱き寄せながら髪の毛を撫でる。私は聡史の顎に頭をくっつくるようにして甘える。好き・・・ううん・・・大好き・・・でも聡史のこと1秒1秒もっと好きになる。大好きの上ってなんだろっ。あの時以来・・・初めて自分に素直になれたような気がする。もう、恋人以上・・・聡史なしではいられないよ・・・。聡史はどう思ってるの???聡史の表情を見る・・・でも聡史の心なんてわかんない・・・。でも、わたしの気持ちはもう決まってる。今だけでもいい・・・聡史に甘えられたら・・・・聡史に抱かれるのなら・・・・。
 でも、そんな私の気持ちをかわすように、聡史は上半身を起こす。えっ・・・・。もっとこうしていたいよ。悲しそうな顔で聡史を見上げる。
「お風呂にはいろうか・・・・」
「うん・・・・」
「この部屋ってプライベートな温泉がついてるんだぜ。」
「うん・・・はいりたい・・・いっしょに・・・・」
「じゃあ・・・立って・・・」
 聡史が先に立ち上がって、わたしの手をひっぱる、わたしも立ち上がると・・・聡史に導かれるままにきつく手を握ったまま歩き出した。まるで幼い子供のように・・・聡史しか頼るものがない・・・だから聡史の手をずっと握っていたかった。

 くもりガラスをあけると、おもったより広い空間・・・・タイル張りの明るいお風呂・・・それも2人用じゃなくて5~6人入れるくらいの浴槽・・・溢れるくらいのお湯・・・それからシャワーが2つ並んでいる。
「露天風呂もついてるんだぜ・・・・」
「うん・・・・」
 別に設備なんてどうでもいい・・・・聡史と一緒にいられるなら・・・・。聡史に後ろから押されるように中に入る。足の裏に冷たいタイルの感触・・・・肩を両手で後ろから包まれてる暖かい聡史の手の感覚・・・それだけで嬉しくて泣きそうになる・・・。湯船に近づくにつれて溢れるお湯を足の裏で感じる・・・それから温泉特有の臭い・・・・。聡史は湯船に近づくと手桶をとって身体にかける・・・・そして、聡史の男の部分を洗うと手桶を私に渡し・・・お湯に浸かる。私も身体にお湯をかける・・・暖かさに包まれる私の身体・・・・わたしも聡史に貫かれた部分を念入りに洗う・・・・大きいのを受け入れたせいかすこしヒリヒリする・・・そして、つま先からゆっくりと聡史の隣に身体を沈めていく。目の前のガラス越しに曇った日本庭園が見える。疲れた体に心地よい熱さ・・・・腰まで浸かると一気に肩まで浸かる。あんまり熱いの苦手なんだ。でもすぐに慣れてくる。聡史に身体を寄せてもたれる。本当に天国にいるような心地よさだ。温泉とお風呂との違いってわかんなかったけど・・・なんか温泉って大人の雰囲気なんだってことがわかる。
「聡史・・・・・」
「うん・・・・」
「本当に・・・・わたしでいいの?」
「えっ・・・・」
「わたしに聡史ってなんかもったいないって感じ・・・・」
 自分の不安を口にする・・・・。
「そうだな・・・・」
「うん・・・・・」
「俺は・・・直美じゃなきゃ・・・いやだ・・・・」
「えっ・・・・・」
「直美のこと好きになって本当に良かったと思っている・・・・こんな気持ちって生まれて初めてだ・・・・」
 クールな聡史らしくない台詞・・・・でも私の身体に響くように伝わる。
「うん・・・聡史の気持ち嬉しいよ・・・・」
 涙が溢れてくる・・・嬉しくて・・・もう止まらない。
「わたし・・・聡史のためならなんでもする・・・・」
「うん・・・・泣かないで・・・・」
「でも・・・嬉しいもん・・・・」
 聡史と向き合うわたし・・・聡史がそっと肩に手をあてて抱き寄せる。絶対、ブスになってる・・・泣き顔だもん・・・。でも、聡史はそっと唇を寄せてくる。また、わたしの唇に重なる聡史・・・・舌が入ってくる。わたしも聡史に舌を絡める。さっきとはまた違うキス・・・・ぎこちないわたしの舌をエスコートするように聡史の舌が動く。もう溶けてしまいそうな感覚・・・頭の奥が痺れる・・・・。そして聡史の手がわたしの背中を這い回る。聡史の硬い胸の感触・・・わたしの胸と擦れる。すっとこうしていたいそう思ってしまう・・・。聡史もそうなの?むさぼるように私の口を吸い続ける。愛されてる・・・求められてる・・・・そういうのがすごくわかる。何百の言葉よりずっと聡史の思いが入り込んでくる。聡史はわたしの口から離れるとじっとわたしを見つめる。聡史の目も潤んでいるのがわかる・・・そしてまたギュッと強くわたしを抱きしめた。

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://anjyou.blog.2nt.com/tb.php/107-5f73b511

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |