10
私が立ち上がると大和さんがこちらを向く・・・。
「どうしたの?」
「うん・・・ちょっと・・・・」
ちょっとモジモジしながら言う。
「もしかして・・トイレ?」
聖さんが困ったような顔をする・・・。
「うん・・・ちょっと・・・・」
両手で、胸とアソコを隠してトイレの方に行こうとする。さっきから我慢していたけど、もう限界が近い。ちょっと飲みすぎたかな・・・それからオナでいっちゃったのも原因かも・・・オナの後ってすごくトイレに行きたくなる。おしっこのつぼを刺激しちゃうのかな・・・・。
「あっ・・・でも美佳さんだめだ・・・」
「えっ・・・聖・・・どうして?」
大和さんと私は不思議そうに聖さんを見る。
「この時間・・・女子トイレは閉鎖なんだ・・・・」
「えっ・・・・」
「あそこの壁際に洗面器とか、おまるとかあるだろ・・・あそこが女子トイレになるんだ・・・・」
「そんな・・・・」
「露出の時間だからね・・・全部見られるのがルールなんだ・・・・」
「2人で隠してくれる・・・」
「それもルール違反なんだ・・・・」
「じゃあ・・・がまんする・・・・」
また座りなおす・・・でも尿意が増してくる・・・・さっきよりも・・・・。やっぱだめかも・・・・。
「だいじょうぶ?美佳さん・・・」
大和さんが心配そうに覗き込む・・・。汗ばんでくるくらいの尿意が襲う・・・。
一人の男の人がこっちに近づいてくる。そして聖さんと何か話し始める・・・。聖さんのびっくりしたような顔・・・。
「美佳さん・・・ごめん・・・・」
「えっ・・・・」
震えるくらいの尿意・・・もれちゃうよ・・・・。
「さっきのシャンパン・・・・」
「うん・・・・」
「利尿剤入りだって・・・・俺も知らなかったけど・・・・」
「うそ・・・・」
「さっきの人が真由美さんに飲まそうと画策したらしいんだけど・・・真由美さんには一口でばれちゃったらしいんだけど・・・」
すまなそうな顔でわたしを見る聖さん。あぁ・・・ばかっ・・・そんなの何で飲ますんだよ・・・。
「ごめん・・・本当に・・・・」
「い・・・いいよ・・・・」
そんな素直に謝られたら怒れないじゃん・・・。でも・・・もうダメ・・・。
「じゃあ・・・わたし・・・やっぱトイレ行く・・・」
「うん・・・じゃあ俺も・・・・」
大和さんも立ち上がる。そして、壁の方へ大和さんに支えられて歩き始めた・・・・。
私が壁際に行くと、何人かの男の人が集まってくる。もう、限界なわたしは、いくつか並んでいる洗面器の中のひとつにまたがった。おまるもあるけど、なんか恥ずかしすぎだよ・・・・。下をむいて顔を隠す。前に大和さんがしゃがむ。えっ、そんな・・・。
「見ないで・・・・」
「美佳の全てがみたいんだ・・・・」
「・・・・・・」
わたしはあきらめて、おしっこをしようとする。でも、すごくおしっこしたいのに出ない。あそこに集まる視線・・・みんな無言でわたしの放尿を待っている・・・・。
「あぁ・・・恥ずかしいよ・・・見ないで・・・・見ないでください・・・・」
ちょろっとあそこからおしっこが漏れ出す・・・・。ちょうどダムに開いた小さな穴から水が噴出すように、小さな流れはだんだん勢いが強くなる。脚を閉じてしてるけど・・・・極限状態の恥ずかしさだ・・・もう顔が熱い・・・・。ジョロ・・・ジョロ・・・静まり返ったお店に小さな水音が反響する・・・・。
「あっ・・・あぁん・・・・あっ・・・・・」
やっとおしっこが出来た安心感と味わったことのない羞恥・・・すごい脱力感に見舞われる。
「美佳が恥ずかしがるのってかわいいよ・・・・」
追い討ちをかける大和さん・・・それから他の男の人も口々にかってな感想を言う。
「さっきはオナニーで、こんどはおしっこか・・・本当に恥ずかしい奴隷だな・・・」
「見られてうれしいんだろ・・・乳首がたってるぜ・・・」
「ハハハ・・・もっと出せ・・・・ハハハ・・・・」
また言葉はわたしのマゾを刺激しはじめる。あぁぁ・・・だめっ・・・・。でも小水はとまらない・・・ち。情けない声をあげながら放尿を続けるしかない・・・。やがて、おしっこの勢いは急に弱くなり、しずくが落ちるだけになる。わたしは、そばにあったティッシュを折りたたんで、すこしお尻を浮かせて、アソコを拭く。こんなところまで見られてるの?泣いちゃいそうな羞恥・・・そんな顔で大和さんを見る・・・満足そうな笑みを浮かべる大和さん・・・・恥ずかしさに身をくねらせながら、わたしは羞恥の後始末を続けるのだった・・・・。
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