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闇縄悪夢

Author:闇縄悪夢
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 はじめまして、闇縄★悪夢です。  DTIブログでSM小説を書いていましたが、ブログサービスをやめるらしいので、お引越ししてきました。  ちょっとスランプ気味なんですが、がんばって更新しますので、よろしくお願いします。
 
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「くぅ・・・きついの・・・あぁ・・・だめっ」
 私はベットの上に4つんばいで縛り付けられていた。前には太いバイブがはいり、くねくねと私の膣壁を刺激していた。おなかの中ではさっき注入された1リットルのグリセリン原液が暴れまわっている。それも10分以上耐えているのだ。もう、身体は脂汗に覆われてテカテカと光っていた。必死でお尻を締める。するとバイブを締め付けてしまい。膣壁に力が抜けそうな快感が走る。そして、真吾様は私の高く掲げられた臀部に電気鞭を振り下ろした。
 その刺激に私のおなかの力が一瞬抜ける。その隙をねらって液は外に飛び出る。プシュゥ。恥かしい音を立てて、下に置かれた洗面器に見事に命中する。そしてまたおなかに力を入れるとその噴出は止まる。また鞭を振り下ろされる。そして私は同じ事を繰り返す。
「あぁっ・・・いやぁ・・・いやっ・・・・」
 自分の身体なのにコントロールできない。その焦燥感の中、前をバイブの責め続ける。私はおなかの中のもの全てを吐き出すと、小さな背中を痙攣させ、その場に崩れ落ちた。
「はぁ・・はぁ・・・・」
 私の息遣いとバイブのモーター音だけが静かな部屋に響いていた。

 私はぐったりした身体をベットに横たえていた。彼の胸に身を委ねていると心が満たされるような気がする。これが、彼のご褒美だった。プレイの後はやさしく私を抱いてくれるのだった。そして、私はその大きな身体に甘えるのだった。その幸せな時間を携帯のメロディが破る。もう、時間なんだ。私は身を起す。もう少し彼との空間を共有していたい。でもシンデレラの魔法は十二時にとけるのだった。私は携帯に出て、迎えに着て貰うようにする。
「また来週だね。」
 彼も名残惜しそうに呟く。
「うん・・・・。」
 私も微笑み返す。言葉はこれだけで十分だった。私達は残りの時間を惜しむようにお互いの体温を感じあっていた。ノックの音までずっと。


 私はパソコンの画面を見ながら、伝票を打っていた。机の上にたまった手書き伝票を次々にパソコンに打ち込んでいく。後ろに人影を感じる。
「遠藤くん。これもたのむわ。」
 平井課長だ。私の机の上に伝票を置く。
「はい・・・」
「遠藤くん、最近綺麗になったって噂やで。彼氏とかできたんちゃうかぁ。」
 粘っこい喋り方。この関西弁の中年が大嫌いだった。太った体、油っぽい顔、よれたスーツ。それに似合わない縁なしメガネの中から覗く陰湿な目。その目で私達をいつも舐めるように見る。女子の間ではトイレや着替えを盗撮しているというまことしやかな噂が流れているのも頷けた。こんな人が大手の商社であるここに勤めているのが信じられない。噂によると実家が名門でコネで入社したらしかった。
そして私の肩に手を置く。背筋にぞっとしたものが走る。頭の中でゴキブリが首筋を這う画像が浮かび上がる。それから肩を揉まれる。私は首を縮めるようにして拒絶の意思表示をする。いつもそうだった。この中年男性はこれがスキンシップだとでも思っているらしかった。ほんとうに鳥肌が立つくらいキモかった。
「課長!セクハラだよっ。」
 隣の理美が冷たく言う。そして私達は顔を見合わせる。理美とは同期入社だった。気の強い理美。私もあんなふうになりたかった。
「女性の敵だねっ。」
 ぼそっと言う。あくまで小気味がいい。
「冗談や。セクハラなんてそんな。ちょっとしたスキンシップやないか。」
 平井は捨て台詞を残して後ろの席に戻る。
「あ、そうや。それ大至急やからな。」
 情けないくらいの復讐をする。ホント、人間が小さい。
「知佳!半分頂戴っ!2人でやったら10分だよっ。」
 私達はマシンガンのようにキーボードを叩き始めた。机の上の書類の山がみるみるうちに小さくなっていく。これが私たちの実力だよ。理美が、出来上がった書類を平井の机に叩きつけた。

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